海外ではメイド・イン・ジャパン製品が高い人気を誇っていることをご存じですか?
実際には海外販売は敷居が高く、言葉の壁など気になる点が多すぎて取り組みづらいと感じる人が多いでしょう。
そこで今回は、現役輸出プレイヤーであるゆうきが、海外販売の方法や注意点について詳しく解説していきます。
この記事を読むことで得られるメリットは、以下の3つです。
メリット一覧
- 海外販売のメリットやデメリットがわかる
- 海外販売の方法や人気商品がわかる
- 海外販売するときの注意点がわかる
海外販売は、国内での販売にはないメリットがたくさんあり、個人で始めている人もたくさんいます。
これから海外販売に取り組もうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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海外販売とは?30秒で簡潔に解説
海外販売とは、自社や日本の商品、ハンドメイド作品などを海外で売ることです。
特に日本の商品は海外で人気が高く、インターネットの普及も後押しして、ネットを使った海外販売が盛んに行われています。
日本および海外間を輸出・輸入が手軽に行えるECサイトが人気です。
eBayやAmazonなどECサイトを使った輸出額は年々増えており、サポート体制も整っていることから、個人で海外販売を始める人も増えています。
海外販売のメリットとデメリット
海外販売にも、メリット・デメリットが存在します。それぞれ見ていきましょう。
海外販売のメリット
海外販売の主なメリットは次の3つです。
- 日本では売れないものも売れる
- 高額で売れる
- 販路が広がる
日本製品は海外での需要が高く、日本では人気がないものでも高値で売れる傾向があります。
また、日本製品や日本ブランドの人気は高く、メイド・イン・ジャパンというだけで信頼が担保されるほどです。
実際にインターネットやECサイトが普及したことで、海外に向けて容易に販路を確保できるようになりました。
個人でも世界中に販路を持てるようになったのは、大きなメリットと言えるでしょう。
海外販売のデメリット
一方で、海外販売には以下のようなデメリットもあります。
- 外国語が必須
- リサーチが難しい
- 輸送トラブルなどのリスクがある
日本から輸出するにあたって、大きな壁になるのが言葉です。
海外販売での取引は中学英語程度の語学力があれば対応できることがほとんどですが、ハードルが高いと感じる人は一定数います。
また国内販売よりもリサーチが難しいことも特徴で、販売する国のルールや配送、関税などを事前に調べる手間が多くなってしまいます。
輸送トラブルや治安問題、為替変動といったリスク対策が必要になる点も、海外販売ならではのデメリットと言えるでしょう。
海外販売を個人で行う4つの方法
個人で海外販売を行う方法は、以下の4つです。
- オンラインモールを利用する
- ネットショップを自社で運営する
- SNSで売る
- 現地の販売店に売る
詳しく見ていきましょう。
1. オンラインモールを利用する
eBayやAmazonといったオンラインモールを利用して、海外販売する方法です。
オンラインモールであれば短期間かつ低資金で海外販売をスタートできるので、個人でも取り組みやすいです。
日本語に対応していたり、サポート体制が充実していたりするなど、個人や初心者が海外販売を始めるのにピッタリ。
販売手数料がやや高めに感じるかもしれませんが、知名度や利用者数を考えると、妥当と言えるでしょう。
2. ネットショップを自社で運営する
ネットショップを自社で立ち上げ運営し、販売していく方法もあります。
以下のサービスは海外販売にも対応しており、誰でも簡単にショップを開設できます。
自社サイトを立ち上げるメリットは、手数料の安さやショップの自由度が高いことです。
上記のサービスを利用することで、開設にかかる時間や経費を最低限に抑えられます。
しかし、集客やトラブル対応などをすべて自社で行わなければならないのは大きなデメリットと言え、初心者にはハードルが高いかもしれません。
3. SNSで売る
FacebookやTwitter、インスタグラムなど、SNSを活用して海外販売する方法です。
Facebookやインスタグラムのショップ機能を利用すれば、初心者でも簡単に海外販売をスタートできます。
SNSを運用することで海外の販売店と繋がるケースや、直接顧客と取引できる場合もあるので、集客の強い味方になります。
ECサイトを紐づければ、より効果的に運用できるでしょう。
4. 現地の販売店に売る
現地の販売店と直接取引し、商品を卸して売ってもらう方法です。
従来からある方法ですが、最近はネットを活用することで、より現地の販売店と繋がりやすくなっています。
SNSなどを活用して現地に行かずに、世界中の販売店に商品を売れるのは、インターネットが発達した現代ならではの魅力でしょう。
海外販売するときにおすすめのオンラインモール5選
オンラインモールを利用すると初心者でも簡単に、また低資金で海外販売を始められます。
おすすめのオンラインモールは、以下の4つです。
- eBay
- Amazon
- Tmall Flobal
- Esty
- Shopee
詳しく解説していきます。
1. eBay
eBayは、世界最大規模のオンラインモールです。
アメリカで1995年にスタートしたサービスで、世界190ヵ国に販売でき、サイトも日本語に対応しています。
低資金からスタートできるだけでなく、セラー保護プログラムがあるなどサポート内容も万全です。
初心者が海外販売をスタートするときに最適な、オンラインモールの1つです。
eBayによる海外転売については、以下の記事で解説しています。出品におすすめの商品についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2. Amazon
Amazonも海外販売をスタートさせやすいオンラインモールの1つです。
Amazonには店舗という概念がないため、販売もシンプル。出品作業も簡単で知名度は抜群、さらに初心者でも売りやすいことがメリットです。
倉庫を使えば発送も手間がかからないため、未着や破損などトラブルが心配な海外販売に取り組みやすいことも、特徴として挙げられます。
販売のしやすさや集客力の高さを考えると、割高に設定されている販売手数料も納得がいくはずです。
3. Tmall Global (天猫国際)
Tmall Global (天猫国際)は、中国に向けて海外販売をしたい人におすすめです。
アリババが運営しており、中国における越境ECのシェアは6割を誇る巨大モールの1つです。
中国国内はもちろん海外からの信頼も高いため、安心して出品できることもメリットと言えます。
しかし、初期費用や年会費などのコストが高めに設定されている点には注意が必要です。
4. Etsy(ハンドメイド)
ハンドメイド作品を海外販売するなら、Etsy(エッツィー)がおすすめです。
アメリカでスタートしたモールで、ハンドメイド作品に特化していることが、他のプラットフォームとの大きな違いです。
世界中のハンドメイド作家が、オリジナル商品やヴィンテージ品を販売しています。
日本語版のウェブサイトがあるため出品作業もわかりやすく、海外への販売もスムーズに行えます。
5. Shopee
Shopeeは近年で勢いのあるEコマースプラットフォームの1つで、東南アジアおよび台湾で最大規模のサービスと言われています。
日本からは台湾や東南アジア圏の計6ヵ国へ輸出できます。東南アジア圏を相手に輸出ビジネスを展開したい人におすすめのサービスです。
Shopeeの特徴は、売上を伸ばすために以下のようなさまざまな施策を打ち出していることです。
- 大型セール
- 広告
- ブランドアンバサダー
- ライブストリーミング
- ゲーミフィケーション
- ショッピ―フィード
あらゆる施策を活用して、東南アジア圏への販路拡大を目指してみてはいかがでしょうか。
海外販売で人気の日本製品4選
海外販売で人気の高い日本の商品は、次の4ジャンルです。
- アニメグッズ
- 伝統工芸品
- ブランド品
- レトロゲーム
どんなものに人気が集まっているのか、詳しく見ていきましょう。
1. アニメグッズ
日本のアニメは海外から高く評価されており、関連グッズもたくさん売れています。
新旧問わず人気が高いことが特徴で、レトロ作品からスタートしたばかりのアニメグッズまで幅広く売れます。
限定品やこれから発売されるものなど狙える商品もたくさんあるため、初心者でも手を付けやすいジャンルの1つです
人気の高さゆえに、後発でも取り組みやすいジャンルの1つと言えます。
2. 伝統工芸品
海外において日本製品(メイド・イン・ジャパン)の評価はかなり高く、中でも伝統工芸品は注目されているジャンルの1つです。
細工が美しい切子ガラスや、お箸など普段使いできるものも人気が高く、日本ではあまり目立っていない地域の特産品が注目される場合もあります。
ただし伝統工芸品には繊細な商品も多く、輸送中に壊れやすいものもあるため、配送するときは丁寧に梱包してあげましょう。
3. ブランド品
通常のハイブランド品はもちろん、日本メーカーや日本ブランドは海外で高い人気があります。
日本製品は品質の高さと丈夫さ、技術力などが優れている点が、海外から高く評価されているからです。
カメラや時計といった精密機械や高機能な家電製品などは、海外の愛用者も大変多く、日本以上に売れているものもあります。
100均商品やコスメも、海外では評価が高くよく取引されています。日本の底力が垣間見えるジャンルと言えるでしょう。
4. レトロゲーム
アニメと並び日本のゲームは海外で高く評価されており、中でもレトロゲームは注目を浴びているジャンルです。
レトロゲームの中には驚くほど高額で取引されているゲームソフトもあり、ゲーム機本体も高値で取引されています。
もう再販されないことからレア価値が付くことも多数あり、海外では手に入らない日本語版のソフトも注目されています。
日本とは違った需要があり高値がつきやすいため、安定して稼げる商品です。
海外販売するときの注意点4つ
海外販売するときは、国内とは異なる点に注意する必要があります。特に気を付けたいのは、次の4つです。
- 輸出・輸入禁止商品に注意する
- トラブルへの対策をしっかり行う
- 為替の変動や相手国の状況を常にチェックする
- リサーチをしっかり行う
詳しく説明していきます。
1. 輸出・輸入禁止商品に注意する
海外販売をするときは、輸出入ができる商品であることを確認しなければなりません。
- 日本の輸出禁止商品
- 相手国の輸入禁止商品
上記に該当していないか、しっかり調べてから販売しましょう。
戦争など治安悪化によって輸出入のルールが変わることもあるため、細かなチェックが必要です。
2. トラブルへの対策をしっかり行う
海外販売は国内取引に比べると、予想していないトラブルが起こりやすいことが特徴です。
配送トラブルは特に多く、荷物の紛失や破損が起こりやすいことを頭に入れ、事前に対策をしっかり行う必要があります。
また、最近はすり替えなど詐欺事案も多く発生しています。
eBayなどのモールを使えば補償を受けられるケースもありますが、基本的には自衛しておくことが重要です。
3. 為替の変動や相手国の状況を常にチェックする
海外販売は為替の変動による影響を受けやすく、円高などで利益が大幅に削られるときもあります。
戦争など相手国の事情によって取引ができなくなる場合もあるため、世界情勢や相手国が置かれている状況に注目しなければなりません。
対応が遅れると利益に直結する場合が多いため、常に最新情報を入手できる状態にしておきましょう。
4. リサーチをしっかり行う
海外販売には国内取引と比べて懸念すべき材料が多数あるため、リサーチを慎重に行わなければなりません。
相手国の状況も鑑みながらリサーチする必要があるため、通常とは異なる点に配慮しなければいけないを理解しておきましょう。
特にコスト面の把握は重要で、日々変わる為替変動も考慮しなければなりません。
リサーチ不足のまま適当に仕入れると、販売できなかったり大損したりする可能性もあります。
海外事情は把握しづらく、情報がなかなか入手できないことも多いため、丁寧にリサーチして対応していくようにしましょう。
海外販売するならeBayなどモール利用がおすすめ!人気の日本製品を転売してみよう
海外販売は難しいと思いがちですが、eBayなど日本語対応がしっかりしているオンラインモールを利用することで、初心者でも簡単にスタートできます。
海外販売の醍醐味は日本では売れないものが高く評価され、高利益率で売れることです。
しかし、リスクやトラブル対応など国内販売とは異なる点も多数あるため、リサーチや取引は慎重に行わなければいけません。
日本の商品が高い評価を受けているのを肌で感じられるのは、海外販売ならでは!ぜひあなたも体験してみてください。