中国輸入OEMに取り組もうとしている人の中には、近年オワコンと言われている状況から、取り組むべきか迷っている人は多いのではないでしょうか。
中国輸入OEMとは中国の工場で商品を製造依頼し、国内に輸入して販売するせどり手法です。
物価の安い中国で製造するため、仕入れ値を抑えながらオリジナル商品を販売することで利益を出せます。
とはいえ、SNSをはじめとしたネット上で「オワコン」と言われているのを見ると、本当に稼げるのか心配になりますよね。
今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、中国輸入OEMがオワコンなのか解説していきます。
この記事を読むメリットは、以下のとおりです。
メリット一覧
- 中国輸入OEMがオワコンと言われている理由がわかる
- オワコンでない理由がわかる
- 稼ぐコツや注意点を理解できる
自社オリジナル商品を販売したい人や輸入ビジネスに興味がある人におすすめの内容となっています。
ぜひこの記事を参考に、中国OEMがオワコンではない理由を理解したうえで稼げるようになりましょう!
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
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中国輸入OEMがオワコンと言われる理由5つ
中国輸入OEMがオワコンと言われていると、やめるべきか悩む人は多いのではないでしょうか。
ここでは、オワコンと言われている理由を5つ紹介します。
- すぐに稼げると勘違いしているから
- 大きな資金が必要だから
- 販売する方法に正解がないから
- 円安だから
- Amazon内にいる中華セラーの評判が悪いから
詳しく見ていきましょう。
1.すぐに稼げると勘違いしているから
中国輸入OEMに実際に取り組んでみたものの、利益を出せなかった人は「オワコン」と言います。
中国OEMは自社オリジナルの商品を作って販売するため、転売よりも稼ぐまでの手間と時間がかかります。
商品を販売するまでに必要な工程は、以下のとおりです。
- リサーチを行う
- 依頼する工場を探す
- 商品の作成を工場に依頼する
- サンプルをチェックする
- 発注する
- 商品を検品する
たしかに、時間をかけて企画した商品でも、需要がなく売れない場合もあります。
手間をかけてオリジナル商品を作っても売れなかった人がオワコンと言うのでしょう。
2.大きな資金が必要だから
中国輸入OEMで稼ぐためためには、大きな資金が必要です。
国内転売やIT系のビジネスなら、初期費用がほとんどかからずに始められます。
しかし、中国輸入OEMはまとまった商品数を仕入れるので、初期費用がかかってリスクが高くなります。
そのため、他のビジネスに比べると難易度が高いために「オワコン」と言われてしまうのです。
とはいえ、借金をせずに貯金などの余剰資金のみで取り組めば、生活が破綻するほど大きなリスクではありません。
10万円あれば始められるので、貯金やボーナスを活用すれば誰でも取り組むチャンスはあるはずです。
3.販売する方法に正解がないから
中国輸入OEMで商品を売る場合、正しいノウハウは存在しないことから、運要素が強いと感じる人がオワコンと言います。
中国輸入OEMが運要素だと感じる理由は、以下の3つすべてに力を入れないと結果が出ないことを理解していないことが挙げられます。
- 商品設計
- 集客方法
- 販売戦略
いい商品を作り集客できたとしても、販売ページが使いにくいと購入される確率は下がるでしょう。
商品を販売するためにはマーケティングの知識が必要になり、実践を通して身に付ける必要があります。
座学だけで身に付くものではなく、正解がないので非常に難しいです。
スキルさえ身につければどんなビジネスでも活用でき、安定して稼げるようになるでしょう。
4.円安だから
円安になると円の価値が下がって輸入価格が上がるので、中国輸入OEMはオワコンと考える人もいます。
たしかに、円安の状況下では必然的に利益が取りにくくなることは事実です。
しかし、円安がいつまで続くとは限らず、いずれ円高になる可能性は十分にあります。
仮に円高になって中国輸入OEMで利益が取りやすくなったとしても、参入してすぐに売れるほど甘い世界ではありません。
為替変動以上に、売るために日々試行錯誤してノウハウを積み重ねることのほうがよほど重要です。
実際に円安を理由に諦めていては輸入ビジネス全般できなくなるので、周りの声に惑わされずに自分でオワコンか判断しましょう。
5.Amazon内にいる中華セラーの評判が悪いから
Amazon内で販売している中華セラーのイメージが悪いために、中国輸入OEMがオワコンと言う人もいます。
Amazon内の中華セラーは、以下のように手段を選ばずに販売しているのが実情です。
- さくらレビューをして自店舗の評価を高める
- 他店に低レビューをしてライバルの売上を下げる
- 自社商品を購入し、販売数を増やして信頼アップに繋げる など
度重なる問題行動により騙されたと感じる購入者が多いために、中国輸入OEMへのイメージも悪くなり、オワコンと言われてしまうのでしょう。
中国輸入OEMがオワコンではない理由3つ
中国輸入OEMがオワコンと言われていますが、稼げるチャンスはまだまだあります。
ここでは、中国輸入OEMがオワコンではない理由を3つ紹介します。
- 資産性があるから
- 稼ぐ方法を無料で学べるから
- 物販の仕組みはなくならないから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.資産性があるから
中国輸入OEMは一度売れる仕組みを作れば、在庫を追加するだけで利益を出し続けられる仕様上、資産性があります。
集客方法や販売戦略を考えて商品を売るまでが非常に大変ですが、売れ始めれば大きな利益も目指せるので夢のあるビジネスです。
また、OEMは自社オリジナル商品を作るので商標登録を受けられます。
登録すれば他社が真似をできないので、転売と違ってライバルも増えにくいという特徴があります。
オリジナル商品にブランド力がつけば、固定のファンが増え、継続して利益を出し続けられるでしょう。
2.稼ぐ方法を無料で学べるから
インターネットが発達した現代では、YouTubeやWebサイトを利用すれば中国輸入OEMで稼ぐ方法を無料で学び放題です。
実践するための細かい手順や、販売するためのマーケティングやセールスの専門知識まで手に入ります。
完全初心者の状態から中国輸入OEMを始めても、半年〜1年ほど真剣に取り組めば稼げるチャンスは広がるでしょう。
せどりの独学方法については「【朗報】せどりは独学でも稼げる!具体的な方法4ステップや成功に必要なコツを紹介」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
3.物販の仕組みはなくならないから
商品を仕入れて販売する物販の仕組みはなくならないため、中国輸入OEMで稼げなくなることは考えにくいです。
どんなビジネスでも工夫して取り組めば、稼げるチャンスはゼロではありません。
例えば、日本国内には飲食店が星の数ほどありますが、繁盛しているお店と売れずに閉店するお店は明確に分かれます。
中国輸入ビジネスも取り組み方次第で稼げるかが決まるので、周りの声に惑わされずに工夫をして利益獲得を目指しましょう。
中国輸入OEMで月10万円稼ぐためのコツ5選
中国輸入OEMで稼ぐためには、日々工夫しながら取り組む必要があります。
ここでは、月10万円を稼ぐまでに大切なコツを5つ紹介します。
- リサーチを徹底する
- 利益計算を正確に行う
- 価格ではなく品質を意識する
- 在庫を切らさない
- 代行業者を利用する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.リサーチを徹底する
中国輸入OEMに限らず、物販で稼ぐためには売る商品を決めるリサーチ作業が最も重要です。
どんな商品を販売するかによって、今後獲得できる利益が大きく異なります。
リサーチをする際には今後も継続して販売できるか、お客さんにしっかり価値提供できるか、などを総合的に判断して商品を探しましょう。
高利益だけを意識してリサーチをすると売れなかったり継続性がなかったりして、すぐに赤字になるリスクもあります。
もし、どんな物を販売すればいいかわからない人は、100円ショップで販売されている商品を参考にしてみてください。
ほとんどの商品が100円で販売されており、仕入れ先は中国が多いので参考になります。
他にもECサイトやフリマアプリなど、さまざまな販売先で人気がある商品を見てみると、非常に参考になるはずです。
2.利益計算を正確に行う
中国輸入OEMでは為替が変わるため、利益計算は事前に細かく行う必要があります。
なんとなくで商品を決めて仕入れてしまうと、円安に大きく変動した場合、販売しても赤字になるリスクが高まります。
利益を確実に見込むために、利益計算の際は現時点よりも少し円安を想定して算出しましょう。
販売価格を変更することもあるので、損益分岐点まで把握しておくと余裕をもってビジネスに取り組めますよ。
せどりの利益計算については「せどりの理想の利益率は?計算方法や目安・高める方法まで徹底解節」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
3.価格ではなく品質を意識する
販売する商品を決めて利益が出る見込みがありそうなら、工場にサンプルを発注して品質を確認しましょう。
仕入れ価格の安さも重要ですが、中国は工場によって品質が大きく異なるので事前にチェックが必要です。
たとえ安くても品質が低ければ売れにくくなるので、価格と品質のバランスを考慮して工場を決定します。
利用する工場を一度でも決めたら、仕入れ先の変更は極力控えるようにしましょう。
途中から工場を変えてしまうと品質にばらつきが生まれ、顧客からのクレームにつながりかねません。
目安としては3〜5社程度の工場からサンプルを取り寄せて、品質をチェックしてから仕入れるのがおすすめです。
4.在庫を切らさない
商品を販売していく過程で、在庫を切らさないように発注しましょう。
また、中国輸入OEMではAmazonで販売している人が多く、在庫切れによって検索順位が下がったり広告が表示されなくなったりと悪影響が多いです。
売れるか心配で少量発注で済ませたくなるところですが、在庫が切れないように2ヶ月分くらいの数量を発注しておきましょう。
5.代行業者を利用する
輸入作業や検品作業は代行業社を利用して、作業効率アップを図りましょう。
リサーチ作業は代行業社への依頼が難しいですが、発送や検品作業などは誰がやっても結果が変わらないので外注化します。
単純作業を外注化して、リサーチなどの重要な作業時間を増やして利益商品を増やしましょう。
また、検品作業の外注化は効率化以外にも、品質向上にもつながるのでおすすめです。
業者によっては中国国内で検品作業を行い、不良品があれば返品作業まで対応してくれます。
検品内容は商品によって異なるので、細かく指示を出しておきましょう。
【注意】中国輸入OEMではJANコードの登録をしよう
OEMで仕入れた商品を自社のオリジナル商品として販売するためには、JANコードの登録申請が必要です。
JANコードは商品についているバーコードのことで、事業者や商品を識別するための情報が入っています。
世界共通で利用されているので、必ず申請してください。
また、オリジナル商品を販売する場合、海外で製造した物は法律の問題で日本で販売できない場合があります。
以下の法律をチェックし、問題なさそうであれば自社商品の販売を検討してみてください。
法律 | 内容 | 対象となる商品 |
---|---|---|
電波法 | ・電波を発する機器の販売に必要 ・技術基準適合証明(技適マーク)がないと罰則を課されることがある |
・Bluetooth搭載機器 ・トランシーバー ・ドローン など |
食品衛生法 | ・飲食による健康被害発生の防止が目的 ・食品に関わるものが対象 ・該当する商品の輸入には食品等輸入届出書が必要 |
・食品 ・調理器具 ・食品用の包装容器 など |
商標権の侵害 | ・商標権は自社オリジナルのマークを登録したもの ・知的財産権の1つなので無断使用は罰せられる ・侵害するとECプラットフォームのアカウント停止や損害賠償請求されるケースあり |
・特許庁に登録出願されているもの ・特許庁のサイトより調べられる |
意匠権の侵害 | ・意匠は建物や物などのデザインのこと ・知的財産権の1つなので無断使用は罰せられる ・侵害すると損害賠償や刑事罰を科せられる恐れあり |
・特許庁に登録出願されているもの ・特許庁のサイトより調べられる |
商標権や意匠権などは気づかずに侵害してしまうこともあるので、特許庁のサイトにアクセスして事前に調べておきましょう。
中国輸入OEMがオワコンと言われる理由を理解して適切に取り組もう!
中国輸入OEMはオワコンではなく、まだまだ稼げるチャンスがあります。
やり方を正しく理解して、適切な努力をして稼げるようになりましょう。
とはいえ、輸入ビジネスは販売先が国内のみなので、ターゲットとなる顧客が少なくなりがちです。
販売先を世界中に広げることで、より稼げるチャンスが広がります。
OEMで作成した自社商品を海外へ販売する場合、eBayを活用した販売方法がおすすめです。
世界190ヵ国以上で1.8億人以上のユーザーが利用しているので、多くの人に販売できる可能性があります。
eBayについて詳しくは「eBayとは世界最大級のマーケットプレイス!利用方法やメリット・デメリットを解説」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
ぜひこの記事を参考に中国OEMがオワコンでない理由を理解して、継続して取り組み稼げるようになりましょう!