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DHL返送ラベルの作り方!作成後の流れや返品を受け付けるときの注意点まで解説

ゆうき
DHLの返送ラベルは簡単に作成できます!

DHLを利用している人の中には「返送ラベルの作り方がわかからない…」「バイヤーにはどうやって送ればいいの?」と悩むこともあるのではないでしょうか。

返送ラベルはバイヤーに送った商品を何らかの理由で返送してもらうときに必要になる発送ラベルです。

eBayでの返品は期限が決められているので急いで対応しなければならず、気持ちも焦るものです。

今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、DHLでの返送ラベルの作り方を詳しく解説します。

この記事を読むメリットは、以下の3つです。

メリット一覧

  • DHLの返送ラベルの作り方がわかる
  • 返送ラベルを作った後の流れがわかる
  • 返品を受け付けるときの注意点がわかる

返送ラベルの作成方法がわかれば、落ち着いて返品受付の手続きができるようになるので、ぜひ最後までお読みください。

なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。

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目次

DHLの返送ラベルとは

eBayで返品が発生した場合、バイヤーから「DHLの返送ラベル(リターンラベル)を送付して欲しい」と依頼されることがあります。

返送ラベルは、商品を返品してもらうときに荷物に貼り付ける発送ラベルのことです。

eBay上で返送ラベルを送付すれば、バイヤーに印刷して貼り付けて発送してもらうだけで、簡単に返品できる状態になります。

そのため、返送ラベルの作成方法を把握しておけば、返品手続きの手間を大きく減らせるはずです。

発送時にDHLを利用していた場合は公式サイトから簡単に返送ラベルを発行できるため、速やかにバイヤーに送って早急に返品してもらいましょう。

DHL返送ラベルの作り方

DHLの返送ラベルは、作成履歴から簡単に作れます。詳しい手順は以下の5ステップです。

  1. 作成履歴を表示させる
  2. 返送ラベルを作成したい顧客を選ぶ
  3. 住所を入れ替える
  4. 梱包資材を選択する
  5. 発送日とサービスを選択する
  6. 返送ラベルを出力する

画像を見ながら、順番に確認していきましょう。

1. 作成履歴を表示させる

まずはDHL公式サイトにログインし、MyDHLの「発送管理」から「作成履歴」をクリックします。

2. 返送ラベルを作成したい顧客を選ぶ

DHLで発送した履歴一覧が出てくるので、返送ラベルを作成したい顧客を探します。

名前や住所を確認し、右下の「コピー」をクリックします。

3. 住所を入れ替える

発送人(あなた)と受取人(バイヤー)の情報が表示されるので、真ん中にある「住所を入替」をクリックしてください。

発送人がバイヤーの情報に、受取人にあなたの住所や名前が表示されたことを確認したら、次に進みましょう。

4. 梱包資材を選択する

梱包資材を選択する画面になるので、梱包タイプや寸法などを入力していきます。

  • 梱包タイプ
    ⇒Your Own Packageを選ぶ
  • 数量
    ⇒箱の数を記載
  • 重量
    ⇒発送時の重さを記載
  • 寸法
    ⇒適当に記載する

梱包タイプは「Your Own Package」を選択します。

数量や重量は、発送時の情報を参考に記載しましょう。

寸法はバイヤーがどのような梱包をするのか予測できないため、適当に記入してしまって大丈夫です。

5. 発送日とサービスを選択する

次に、発送日とサービスを選択する画面になるので「すべて表示」をクリックし「後日発送日を確定する」を選択します。

6. 返送ラベルを出力する

最後に、返送ラベルを出力して完了です!

「eリターン運送状を作成しますか?」に対しては「いいえ」を選択し、右下の同意して続行をクリック

次の画面で「ダウンロードした書類を印刷」をクリックし、PDFで保存します。

保存した返送ラベルは、メールでバイヤーに送れます。作成したら、すぐに送付してしまいましょう。

DHLで返送ラベルを作成した後の流れ

DHLで返送ラベルを作成した後の流れは、以下のとおりです。

  1. 返送ラベルをバイヤーに送付する
  2. 返品完了後、返金する

詳しく説明していきます。

1. 返送ラベルをバイヤーに送付する

返送ラベルを作成したら、速やかにバイヤーに送付してください。

わざわざ作成するのは面倒だと思う人もいるでしょう。しかしeBayのポリシー上、セラーはバイヤーに適切な返送手段を提供し、リターンを進めなければなりません。

また、返送ラベルを送付することでバイヤーがスムーズに返品できるようになり、記載ミスなどのトラブルも防げます。

バイヤーに返送ラベルを送付する方法は、以下の2つです。

  • PDFをメールに貼付して送る
  • リターンリクエスト上からPDFをアップロードする

リターンリクエスト上からPDFをアップロードすると簡単です。作成したら、すぐに送付しましょう。

2. 返品完了後、返金する

バイヤーから返品されてきたら商品の状態を確認し、返金手続きを進めましょう

返品してもらう物とは違う商品が入っていたり、状態が悪くなっていたりすることがあります。

ゆうき
例えば、未使用品が使用された状態で返品された、などですね!

商品をよく確認しないまま返金してしまうと、すり替え詐欺や状態の違う商品が入っていたときに対処できなくなります。

必ず検品をしてから、返金するようにしてください。

DHLで返送ラベルを作成できないときの対処法

DHLを利用していないなど、バイヤーに求められた方法で返送ラベルを作成できないときは、以下2つの方法で対処できます。

  1. ZipXを使って返送ラベルを作る
  2. バイヤーに返送料を払って返送してもらう

ひとつずつ説明します。

1. ZipXを使って返送ラベルを作る

「ZipX」を利用すれば、DHLを利用していなくても返送ラベルを作成できます。

「ZipX」は無料で使える日本向けの返品配送サービスで、日本郵便がライセンシーになっているので安心して利用できます。

DHLを利用できない場合はZipXを使って返送ラベルを作成し、バイヤーに送付しましょう。

ゆうき
サイトも日本語なので使いやすいですよ!

2. バイヤーに返送料を払って返送してもらう

DHLで返送ラベルを作成できないときは、バイヤーに返送料を払って返品してもらう方法もあります

返送料金は自分で調べてバイヤーに伝えれば、返送手続きをスムーズに進められます。

返送方法について合意を得たらPayPalで返送料を送金し、バイヤーに商品を返送してもらってください。

ただし、バイヤーに返送料を払って返送してもらう際は、以下の3点は押さえておきましょう。

  • 追跡番号付きで返送してもらう
  • できるだけ安い返送方法を選ぶ
  • 高額なものは保険のある返送方法を選ぶ

返品リクエストの対応は3営業日以内と決まっているため、急いで返送方法を決めて送金しないと、eBayから介入される恐れがあります。

また、返送料金だけを受け取りバイヤーが商品を返品しないリスクもあるため、できる限り返送ラベルを送付する方法を取りましょう。

DHLで返送ラベルを使って返品を受け付けるときの注意点

DHLなどの返送ラベルを使って返品を受け付けるときの注意点は、以下の5つです。

  1. 返品リクエストは3営業日以内に対処する
  2. リターンリクエスト後の流れを把握しておく
  3. トラブルへの事前防止策を実施しておく
  4. 商品にダメージがあったときは部分返金での対応ができる
  5. 悪質なトラブルに遭遇したときはeBayに相談する

スムーズに返品してもらうために、ひとつずつ押さえておきましょう。

1. 返品リクエストは3営業日以内に対処する

返品リクエストの対応は、3営業日以内に対処しなければなりません。

何もせずに3日を過ぎてしまうとペナルティを受ける可能性があるため、必ず最優先で対処しましょう。

とくに、バイヤーと事前の合意が必要な返送料金を送る方法はトラブルが起こりやすく、3日以内に対処できない可能性があります。

リターンリクエストをスムーズに解決するためにも、セラーが返送ラベルを作成してバイヤーに送付するのがおすすめです。

2. リターンリクエスト後の流れを把握しておく

リターンリクエストはセラー側がすべきことが多くトラブルも発生しやすいため、どのような流れになるのかしっかり把握しておくことが大切です。

とくに、基本の対応方法やトラブル発生時の対処法を知っておくだけで、慌てずに対処できます。

リターンリクエストをもらってから対処法を調べていると後手後手になり、期限をオーバーしたりミスが起きやすくなったりします。

いつリターンリクエストが来ても慌てず対処できるように、事前に流れを把握し、トラブル時の対応方法についても理解を深めておきましょう。

リターンリクエストへの基本的な対応は、以下の図のとおりです。

セラーが気を付けておきたい対応日数については、以下の図を参考にしてください。

3. トラブルへの事前防止策を実施しておく

とても残念なことですが、返品時のトラブルは非常に多く、詐欺などの悪質な行為も多数報告されています。

とくに発送時と異なる状態で返送される被害に遭わないために、できる範囲で対策を取りましょう。

トラブルへの事前防止策

  • シリアルナンバーがある商品は税関書類に記載しておく
  • 正確な重さを測り配送ラベルに記載しておく
  • 配送除外設定を見直す(追跡番号がつけられないAPO/FPOを除外)
  • 梱包状態や重量の計測状況などを写真で撮影しておく
  • 独自タグの設置
  • サンキューレターに返品ルールを記載しておく など

事前に対策しておくだけでトラブルを未然に防げる可能性があるため、できる範囲で取り組んでみてください。

4. 商品にダメージがあったときは部分返金での対応ができる

万が一、返送されてきた商品に異常があった場合は、返金する前にバイヤーに確認しましょう。

フリーリターン(返品無料)を設定している場合、商品にダメージがあったり付属品が足りなかったりしたときは、部分返金での対応ができます。

最大で返金額から50%差し引けるため、商品が返送されたらまず状態を確認することが大切です。

商品の状態によって減額の目安が決まるので、きちんと確認してから返金しましょう。

減額の目安は、以下のとおりです。

商品のコンディション具体的な状態減額の目安
非常に良い・未使用で破損などがない
・付属品なども返品されている
・開封されたりタグがついてなかったりしない
減額なし
比較的良い・パッケージがない
・封印シールや真空包装が破られている
・タグが同梱されているが外されている
5%~10%の減額
やや問題がある・付属品などが一部不足している
・使用された形跡がある
・商品が登録やインストールされている
・タグが紛失している
15%~30%の減額
かなり問題がある・出荷時と状態がかなり変わっている
・重要なパーツがなくなっている
・商品に傷や破損が見られる
・付属の証明書や鑑定書がない
・開封されていて再販できない
・商品の一部しか返品されていない
35%~50%減額

5. 悪質なトラブルに遭遇したときはeBayに相談する

以下のような悪質なトラブルに遭遇したときは、すぐにeBayに相談してください。

  • 商品がすり替えられている
  • 偽物が返品されてきた
  • 商品ではなく石やごみなどが入っている

商品を受け取るときは、念の為動画などを撮影しながら開封すると安心です。

返品された商品の状態を撮影した上で、eBayにすぐに問い合わせしましょう。

eBayへの問い合わせ時に必要なもの
  • Return ID
  • Buyer ID
  • Item ID

その際、シリアルナンバーや重さなど、商品を発送する時の状況がわかるものも添えておくとスムーズです。

悪質なトラブルとまでは言えない場合でも、どのように対応すればいいか迷ったり困ったりした場合は、自分だけの判断で対処せず相談してみてください。

DHLなら返送ラベルを簡単に作成できる!リターンリクエストには落ち着いて対処しよう

バイヤーからリターンリクエストが来たら、DHLのマイページから返送ラベルを作り、すぐにバイヤーへ送付しましょう。

3日以内に対処しなければなりませんが、落ち着いて正しい方法で進めていくことが大切です。

万が一、悪質なトラブルに遭遇した場合はすぐにeBayに相談しましょう。

商品のすり替えや偽物・ゴミなどが送付されてくる場合もあるため、しっかり検品してから返金してください。



    最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
    何か不明点やご相談があれば、お問い合わせよりご連絡ください。


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