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FedExの補償申請の手順と制度概要を解説!破損・紛失トラブルを避ける方法も紹介

ゆうき
FedEx利用時に破損・紛失をした場合は補償対象となります!

大切な商品がきちんと配送されていないと、不安や焦りを感じてしまう人も多いのではないでしょうか。

配送トラブルは避けたくても、なかなか自分ではコントロールできないトラブルです。

そのため対策方法を知っておき、瞬時に対応できるようにしておくことが重要です。

FedExでも万が一のトラブルに備えて、補償サービスが提供されています。

破損や紛失・誤送など一般的なトラブルは補償対象となるため、安心して商品を発送できるでしょう。

今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、FedExの補償サービスの内容や金額、そして補償申請の手順について詳しく解説します。

この記事を読むメリットは以下の3つです。

メリット一覧

  • FedExでの補償申請の手順がわかる
  • 自分の配送トラブルが補償対象か判断できる
  • 破損や紛失のリスクを最小化する方法を知れる

万が一の損害が起こっても適切な対応方法を知り、さらに発送前の事前対策も理解しておくことで、不安を払拭できるでしょう。

この記事を参考にして、ぜひ配送トラブルによる損害を最小限に食い止めましょう!

なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。

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目次

FedExの補償サービス

まずは、FedExが提供している補償サービスの概要について解説します。

補償が適応される条件や補償金額を見ていきましょう。

補償概要

FedExで補償対象となるのは荷物の配送において、FedEx側の責任により紛失や破損が起こった場合となります。

具体的には、以下のような配送ミスがあった場合です。

  • 荷物が破損していた
  • 荷物が紛失した
  • 荷物が誤送された
  • 配達が遅延した

上記のエラーが起こった場合、一定金額を補償してくれます。 

ただし、補償には上限が設けられており、超過分についてはクレーム請求者が責任を負うことになる点には注意が必要です。

補償金額

補償金額は原則として、以下いずれかのうち高い金額と上限が設けられています。

  • 1貨物あたり100米ドル
  • 重量1kgあたり20米ドル

    ただし、重量やサイズが大きい以下の配送サービスでは、1貨物あたりの補償額は最大100,000米ドルとなります。

    上限100,000米ドル対象の配送サービス

    • インターナショナル・プライオリティ・フレイト
    • インターナショナル・エコノミー・フレイト

    FedExの補償を申請する手順

    FedExで補償を受けるための申請手順は、以下のとおりです。

    1. 配達から21日以内にFedExのカスタマーサービスに連絡
    2. 必要書類を準備
    3. クレームフォームと必要書類を提出

    ひとつずつ見ていきましょう。

    1.配達から21日以内にFedExのカスタマーサービスに連絡

    まずは、配達が完了してから21日以内にFedExに連絡することを忘れないでください。

    FedExへの連絡を怠ると、補償されないこともあるので要注意です。

    連絡方法は、次のいずれかから選びましょう。

    万が一21日を過ぎてしまった場合は、電話で連絡してみてください。

    確実に補償してもらえるとは言い切れませんが、対応してもらえる可能性もあります。

    誤送や紛失の場合は、FedExに貨物が届いた日から9ヶ月以内に申請を行ってください。

    2.必要書類とクレームフォームを準備

    補償を受けるには、配送した商品に関する以下の書類を集めておく必要があります。

    • FedEx 国際航空貨物運送状(送り状)の写し(ラベル)
    • 価格証明のすべての関連書類(仕入先からの請求書の写し・支払証明など)
    • クレームフォーム

    クレームフォームは、FedExの公式サイトからダウンロードして記入を進めます。

    「申立書」とも呼ばれており、申立者の情報や商品の情報を記入してFedExに提出します。

    情報にミスがあると申請がスムーズに進行しないため、慎重に一つ一つ確認するのを忘れないようにしてください。

    3.クレームフォームと必要書類を提出

    クレームフォームの記入が完了したら、必要書類とあわせて、FedExに書類を提出します。

    メール・FAX・郵送のいずれかで提出します。

    • メール:jpcsl@fedex.com
    • FAX:81-43-298-1973
    • 郵送:〒261-7110 千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1 WBGマリブウェスト9階
         フェデックス カスタマーサービス宛

      ここまでで申請は完了です。

      申立てが処理されるまでには、書類を受領してから5〜7営業日の時間を要します。

      FedExで補償申請できないケース

      FedExで補償申請しても、補償対象とならないケースもあります。

      具体的には、以下のような場合です。

      • 禁止されている商品を配送していた場合
      • 包装が不適切な場合
      • 申請期限を過ぎている場合

      一つずつ解説していきます。

      禁止されている商品を配送していた場合

      FedExでは発送が認められていない商品の場合は、対象外となります。

      輸送禁止品目には、以下のような物品です。

      武器と刀、薬品、大麻、麻薬、アヘン、ケシがら等。動植物検疫、遺品、北朝鮮製の製品、映画、ならびに特許、実用新案、意匠、商標または著作権を侵害している品物。 

      引用:フェデックスで発送できない品目を教えて下さい。

      上記に該当する物品を配送してしまうと補償が適応されないだけでなく、サービス利用停止などのリスクもあるため、ルールを守って利用しましょう。

      包装が不適切な場合

      商品に適切な梱包材が使用されていない場合も、補償されないことがあります。

      FedExでは配送時のガイドラインで梱包方法が明確に決められています。

      ガイドラインに記載されている梱包材を用いて発送すれば、放送が不適切だとみなされる心配はないでしょう。

      ただし、あまりにも梱包材を大量に使ってしまうと、重量が増えてしまい送料が高くなってしまう恐れがあります。

      そのため、なるべく軽い梱包材で頑丈な梱包をすることを意識しておきましょう。

      実際に、梱包が不適切で申請がスムーズに通らなかったというセラーの声もあるため、梱包材については慎重に検討することをおすすめします。

      申請期限を過ぎている場合

      補償の申請期限を過ぎてしまうと、受け入れてもらえません。

      おさらいになりますが、申請期限は以下のとおりです。

      • 商品の配達完了から21日以内
      • 誤送や紛失の場合はFedExが荷物を受領してから9ヶ月以内

      とくに、破損のケースは21日以内と申請期間が短いです。

      破損があった場合にすぐに気付けるように、日頃から荷物が問題なく配送されたか確認する癖をつけるようにしておきましょう。

      FedExでの破損や紛失トラブルを避けるポイント

      FedExには万が一のトラブルに備えて補償サービスがあるものの、そもそも利用することなく正常に配送を完了できることが理想です。

      そこで、破損や紛失などのトラブルを防ぐためのポイントを紹介します。

      • ガイドラインに沿って梱包する
      • 商品と梱包後の写真を撮影しておく
      • 商品説明欄に破損・紛失時の対応について記載する

      ひとつずつ実践して、損害のリスクを最小限に抑えられるように努めましょう。

      ガイドラインに沿って梱包する

      FedExのガイドラインに沿って梱包することで、破損のリスクを抑えやすくなります。

      むしろ、ガイドラインに沿っていなかったために補償申請なかなか認められなかった、という経験があるセラーもいたようです。

      とはいえ、FedExのガイドラインに記載されている梱包方法はかなり丁寧であるため、しっかり目を通しておくことが重要です。

      ゆうき
      FedEx以外の方法で発送するときの参考にもなると思いますよ!

      商品と梱包後の写真を撮影しておく

      配送する前に、商品の中身と梱包後の状態の写真を撮影しておきましょう。

      商品写真では商品の状態や付属品の有無、製品番号などが写るように、さまざまな確度から撮影することが重要です。

      また、梱包作業が完了した時点で外装に損傷がないことを証明するためにも、写真も撮影しておきましょう。

      ゆうき
      上下左右、あらゆる角度から撮影すれば十分な証明になります!

      適切に梱包していたことを写真で証拠として残しておくことで、トラブル防止と補償申請の両面で安心と言えるでしょう。

      商品説明欄に破損・紛失時の対応について記載する

      破損や紛失があった際は、スピーディーに申請手続きを行わなければなりません。

      バイヤーにも破損が見つかり次第、すぐに報告してもらう必要があります。

      商品説明欄に破損や紛失時の対応方法について記載しておくのも、有効な方法です。

      例文

      Please contact us with a photo of the damaged item if it has been damaged. 
      Please try to keep the item and packaging in the condition they were in upon delivery. 
      We apologize for any inconvenience and thank you for your cooperation.

      (商品が破損していた場合は、破損部分の写真とともに弊社にご連絡ください。
      商品や梱包材はなるべく配達完了時の状態のままにしておいてください。
      お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。)

      上記を参考にしながら、ぜひ自分でアレンジしてみてください。

      FedExでの破損・紛失時は早急に補償申請をしよう!

      FedExの補償サービスを適切に活用すれば、荷物の配送トラブルによるリスクを最小限に抑えられます。

      補償対象は、FedEx側にトラブルの原因があった場合のみです。

      配送トラブルがあることが判明した時点で、まずはFedExに申立てを行い、その後クレームフォームを提出しましょう。

      また配送トラブルに備えて、日頃から商品や梱包時の写真を記録として残しておくことも重要です。

      これらの対策を怠らず実行しておくことで、万一のトラブルが発生しても、落ち着いて対応できるようになります。

      補償サービスを適切に活用して、事業の損失を最小限に抑えましょう!



      最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
      何か不明点やご相談があれば、お問い合わせよりご連絡ください。


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