「メルカリに出品してみたけれどなかなか売れない」「メルカリでのやりとりが苦痛に感じる」などと悩んでいませんか?
メルカリは日本最大のフリマサービスと言われており、2023年7月時点で月間2,200万人のユーザーが利用しているプラットフォームです。
実際に、せどりでメルカリを利用している人も数多くいます。
しかし、いいねは付くのに「売れない」「クレームが多い」などの悩みを抱える人も多く、メルカリでの取引に疲れてしまったという声は少なくありません。
そこで今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、メルカリで疲れる原因や対処法を解説していきます。
この記事を読むメリットは、以下の3つです。
メリット一覧
- メルカリで疲れる理由がわかる
- メルカリで疲れたときの対処法がわかる
- メルカリで売れない・疲れるを防ぐためのポイントがわかる
メルカリで商品が売れない人に共通する特徴についてもまとめたので、うまく利益が出せなくて悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください!
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
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「メルカリで売れない」ために疲れたと感じる理由5つ
せどりでメルカリを利用する人が多い一方で、中には売れない・疲れると感じる人もいます。主な理由は以下の5つです。
- いいねは付くのに売れない商品がある
- 労力に対して利益が少ない
- クレームやコメントの対応が面倒
- 評価に一喜一憂してしまう
- 悪質な購入者に当たってしまうことがある
詳しく見ていきましょう。
1. いいねは付くのに売れない商品がある
メルカリは利用者が多く売れやすいというイメージがありますが、必ず売れるとは限りません。
中には、いいねがつくのに売れない商品もあります。
利用者や出品数が多いため、購入者もより安くよりよい物を求めるからです。
価格競争の激化やライバルの増加なども顕著になっており、売れない商品も多くなっています。
たくさんいいねが付くのに売れないことが続くとストレスが溜まり、メルカリで売るのは疲れたと感じるのも仕方ないと言えるでしょう。
2. 労力に対して利益が少ない
メルカリは利用者や出品数が多く、価格競争も激しくなっています。
そのため、出品やコメントなど多数の労力をかけても大した利益にならず、疲弊する原因になっています。
メルカリの手数料は10%と固定されており、条件次第で変動することも一切ありません。
作業工程は多いのに費用がかかって利益が思ったより残らないことが多いため、たとえ売れても疲れたと感じやすいのです。
3. クレームやコメントへの対応が面倒
メルカリは10代から50代以上まで、さまざまな年代の人が利用しています。
中には細かなコメントをもらうことも多く、クレームなどの対応に四苦八苦することも少なくありません。
一つひとつに丁寧に対応していると時間を取られてしまい、負担になりがちです。
売れない中でコメントやクレームへの対応が続くとどうしても精神的に疲弊してしまい、メルカリをやめたくなってしまうこともあるでしょう。
4. 評価に一喜一憂してしまう
メルカリは取引のたびに、必ずお互いを評価します。判定は「よかった」「残念だった」のどちらかで、短いコメントも記入可能です。
評価は出品者・購入者ともに見られるようになっているため、取引時の態度の良し悪しについて参考になります。
しかし、評価は相手から理不尽な理由で「残念だった」にされることもあり、ストレスを抱える原因のひとつになっています。
悪い評価をもらうことが続いたり、買い手の勝手な理由で残念だったと言われたりすると、メルカリは疲れると感じるのも無理はありません。
5. 悪質な購入者に当たってしまうことがある
メルカリは月間利用者数が2,200万人という巨大なフリマサービスですが、中には悪質な購入者もいます。
すり替え詐欺などのトラブルも多数報告されているため、取引中も気が抜けません。
悪質な購入者はほんの一部ですが、難癖をつけられる・返品を強要されるなど、メルカリのルールを逸脱している事例が存在することは事実です。
相手の行動がおかしいと思うときは、すぐにメルカリ事務局へ相談しましょう。
メルカリで売れない人に共通する5つの特徴
メルカリで商品が売れない人には、共通する特徴があります。
- 写真や商品の説明文が不十分
- 値段設定が適切でない
- 評価が低くプロフィールの信用度が低い
- 売れない時期に出品している
- 需要がないものを売っている
商品が売れないと余計にメルカリで疲弊しやすくなるため、今一度確認しておきましょう。
1. 写真や商品の説明文が不十分
出品して数分で売れることも多いメルカリですが、写真や商品の説明文が不十分な場合だと、売れにくくなります。
ネット上での取引になるため、商品の状態がわかりやすい写真は必須です。
また、説明文も購入者の目線に立った、わかりやすい内容が求められています。
写真や説明文を少し変えるだけで、売れるようになることも多いです。
出品するときは、以下の内容に気をつけてみてください。
- 写真は明るいところで撮影する
- 商品の状態がわかりやすいように複数枚撮影する
- 説明文には商品の状態やサイズなどを記載する
- 発送の目安など購入時の参考になることは追記しておく
購入者が必要としている情報は何なのかを考えてみると、自ずと書くべき内容が見えてくるでしょう。
2. 値段設定が適切でない
メルカリでは相場に合った適切な値段設定をすることも大切です。
相場より高すぎる値段で出品した場合、いいねがついてもスルーされるでしょう。同じ商品が安く出品されている場合はとくに、売れる可能性が低くなります。
かといって、あまりに安い値段で出品したとしても偽物や訳ありではないかと疑われてしまい、逆に敬遠されることもあります。
相場を元に適切な値段を設定したほうが、早く売れるでしょう。
3. 評価が低くプロフィールの信用度が低い
メルカリは主に個人間での取引になるため、評価やプロフィールの信用度も売れ行きに影響を与えます。
悪い評価がたくさん付いている場合や、評価はよくてもコメントに気になる内容が書かれている場合は、取引を避けられる可能性があります。
とくに新規アカウントなどで取引数が少ない場合は、好評価を貯めることで購入者が不安なく購入できるようになるでしょう。
身に覚えのない悪いコメントが付いてしまっているときは、事務局に相談すると対応してもらえる場合があります。
評価やプロフィールは購入者が購入前の判断材料のひとつにしていることが多いので、不安要素がないか必ず確認しておきましょう。
4. 売れない時期に出品している
メルカリでは時期によって、商品の売れやすさが異なります。とくに季節もの商品は早めに出品しないと売れないため、売れ残りが発生します。
例えば、冬物のアウターなら秋〜冬ごろが出品の目安です。
春が近づくと需要がなくなるため、価格を下げたとしても売れなくなってしまいます。
メルカリの場合、今すぐ使いたいものを購入するという人が多いので、季節ものは必要な時期に合わせて出品するのがポイントです。
季節外れの商品はいくら頑張っても売れないので、出品するタイミングを意識しましょう。
5. 需要がないものを売っている
そもそも需要がないものをメルカリに出品しても、売れ残るのは当たり前です。
需要がない商品の特徴
- 出品数が著しく少ないもの
- 最安値にしてもいいねが付かない・売れないもの
上述した「季節外れの商品は売れない」のも、根本的には需要が低くなっているために起きることです。
出品してもアクセス数やいいねが少ない商品は、需要がないことの証拠と言えます。
アクセス数やいいね数を見ながら、手直ししてみると売れる可能性が高くなるでしょう。
下記の表を参考に、出品した商品を見直してみてください。
いいねの数が多い | いいねの数が少ない | |
---|---|---|
アクセス数が多い | ・需要がある ・タイミングが合えば売れる |
・需要があるが価格や商品に問題がある可能性が高い ・工夫すれば売れる |
アクセス数が少ない | ・需要は少ないが注目されている ・工夫次第で売れる可能性がある |
・需要が少ない |
「メルカリで売れない」「イライラして疲れる」という人への3つの対処法
メルカリで売れないことに悩んだりイライラして疲れたりしている場合は、次の3つを試してみてください。
- 出品を休む
- 出品方法を工夫する
- メルカリ以外で売る
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 出品を休む
メルカリで出品するのに疲れたら、思い切ってお休みしましょう。
メルカリのアプリから操作すれば、今出品している商品を一括で出品停止にでき、再開するのも簡単です。
アプリの右下から、マイページ>出品した商品>編集>画面下部の「出品を一旦停止する」の順にクリックすれば、一括停止できます。
ただし、出品をただ再開させただけでは新着扱いにはならないため、メルカリ利用者に見てもらえない可能性があります。
新着商品として再度載せるためには、出品をし直す作業が必要です。
2. 出品方法を工夫する
ストレスのかからないように出品方法を工夫するのも、有効な対策です。
具体的に取るべき対策は、以下のとおりです。
- 作業を外注する
- 省力化する
(商品説明のテンプレ化、発送方法の統一など)
- そもそも対応しない など
まずは、自分がどの作業に負担を感じるのか洗い出してみてください。
次に、負担を感じる作業は必須なのか、工夫すれば省力化できるのか考えてみましょう。
工程を省いたり省力化したりするのが難しそうな場合は、外注するのがおすすめです。
外注費は発生するものの、自分が手がける作業が減るのでストレスなく取り組めるようになります。
自分が負担に感じる作業を楽にするところから、ひとつずつ対応していくとよいでしょう。
3. メルカリ以外で売る
メルカリ以外で売ることも、検討してみてください。
メルカリのようにオンラインで販売する場合、プラットフォームを変えるだけで状況が大きく変わることもあります。
主なプラットフォーム
- eBay
- ラクマ
- ヤフオク
- Shopify など
とくに、eBayは日本国内に留まらず海外のユーザー相手にも販売できるため、今まで出会えなかった購入者に商品を届けられる可能性があります。
利用者層が違えば売れやすい商品も異なるので、メルカリで売れなかった物でもチャンスは十分にあります。
プラットフォームごとに特徴は異なるので、売りたい商品に応じて決めるといいでしょう。
メルカリで「売れない・疲れる」を防ぐための5つのポイント
メルカリで「売れない」や「疲れる」ことを防ぐためのポイントは、5つあります。
- 放置せず再出品する
- 金額が安い・売れ残りが多い商品はメルカリを避ける
- 値下げ交渉を受け付けないようにしておく
- 時間や気持ちに余裕があるときに出品する
- 不要なものだけ売る
詳しく説明していきます。
1. 放置せず再出品する
売れなかった商品は放置せず、画像や説明文を見直したうえで再出品しましょう。
メルカリでは新規出品された商品ほど上位に表示される傾向にあり、多くのユーザーに見てもらいやすくなります。
再出品することで新規商品として認識され、以前に見てもらえなかったユーザーにアプローチできる可能性があります。
なお、売れない商品には必ず原因がある以上、同じ方法で再出品してもまた売れ残るでしょう。
そのため、売れなかった原因を分析したうえでテコ入れすることが大切です。
出品する時間帯や曜日などを工夫するだけで、アクセス数やいいねの数が変わることも多いです。
需要のない物や季節外れの物は再出品しても売れない可能性が高いので、メルカリ以外での出品を検討してみてください。
2. 金額が安い・売れ残りが多い商品はメルカリを避ける
金額が安かったり売れ残り点数が多かったりする商品は、メルカリでの再出品は避けましょう。
金額が最安値付近になっているものは、値下げしても最低価格にしかならず、利益はほとんど期待できません。
また、売れ残りが多い商品も需要がないということなので、そのまま売るのは難しいはずです。
メルカリで出品しても利益につながらないため、他の方法で売ってみましょう。
3. 値下げ交渉を受け付けないようにしておく
「コメントでの値下げ交渉が面倒」「非常識な人とやりとりしたくない」という人は、値下げ交渉を受け付けないようにしておくのがおすすめです。
メルカリでコメントを閉じることはできないため、説明文やプロフィールに以下の文言を入れておきましょう。
- 値下げ交渉不可
- お安くしているのでこれ以上お値下げはできません
コメントで交渉されたときは、スルーしても問題ありません。
必ずしも値下げ交渉を受け付けなければならないというルールはないので、気にせず目立つところに記載しておき対応の手間を省きましょう。
ただし、上記の文言を入れてしまうと利用者から「面倒そうな人だ」と思われてしまい、敬遠されてしまうリスクがあることは頭に入れておく必要があります。
迷ったときは、手間を省くことと売れやすくすることのどちらを優先するのかで、決めることをおすすめします。
4. 時間や気持ちに余裕があるときに出品する
できるだけ時間と気持ちに余裕があるときに出品すると、イライラするのを防げるでしょう。
時間や気持ちに余裕がないと、どうしても売れないことが原因でイライラしたりコメントに腹を立てたりしやすいものです。
メルカリは不特定多数の人を相手にするため、そもそも苛立ちやすい環境だと言えます。
とくにコメントなど気を遣うやりとりは、時間のないときに焦って対応すると、却って悪循環に陥ることもあります。
一呼吸置いて余裕のあるときに対応すれば、最善の行動が取れるようになるはずです。
5. 不要なものだけ売る
メルカリで利益を上げようとするとどうしても疲れやすく、売れないことに悩むようになるものです。そのため、不用品を売るために使うことをおすすめします。
不用品なら利益が出なくても「格安で処分できた」と考えることができ、ストレスになりません。
しかし、メルカリで儲けようとしてしまうと利益に悩むようになり、作業が負担になったりストレスを抱えたりしてしまいます。
とくに心が疲弊しているときは、利益を追い求める売り方はしないのがおすすめです。
不要な物だけを売るようにすれば、取引を楽しめるようになるでしょう。
メルカリは希望価格で売れないことも多い!利益にこだわらず気楽に取り組もう
メルカリは月間利用者数2,200万人を誇り、あらゆる人が利用している国内最大のフリマサービスで、初心者でも売れやすいのが特徴です。
しかし、希望価格で売れないことも多く、作業の多さやコメントのやりとりなどが負担になり疲れてしまう人もたくさんいます。
とはいえ、疲れたと感じていても売れれば解消されるケースは多いので、まずは売れない原因がどこにあるのか振り返ってみてください。
メルカリ以外にも販売先は数多くあるので、時には他の場所で出品してみるのもいいでしょう。
メルカリせどりは非常にいい方法ですが、利益を上げるための手段でしかありません。
ぜひ、自分にとって負担に感じない方法でせどりに取り組んでみてください。