PayPayフリマでなかなか商品が売れずに、困っている人は多いのではないでしょうか。
PayPayフリマで売れない人の多くは、適切な価格設定ができていないことが多いです。
また、PayPayフリマにはさまざまな出品方法があるので、工夫をすれば商品が売れるようになります。
今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、PayPayフリマで売れない原因について丁寧に解説していきます。
この記事を読むことで得られるメリットは、以下の通りです。
メリット一覧
- PayPayフリマで商品が売れない原因が分かる
- PayPayフリマで商品を売るための対策ができる
- PayPayフリマで商品が売れない人の特徴を知り改善できる
PayPayフリマはまだまだ新しいプラットフォームなので、売れるようになる方法を知れば他のユーザーとの差を一気につけられます。
出品してもなかなか売れない、値下げ交渉されるばかりでなかなか購入につながらない人は、ぜひ最後まで読んでPayPayフリマでの売上を伸ばしましょう!
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
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ペイペイフリマで売れない原因3選
PayPayフリマで商品が売れない原因は、以下の3点です。
- 価格の相談を受けたときに即決している
- 返品時の負担が大きい
- ユーザー数が少ない
それぞれわかりやすく解説していきます。
1.価格の相談を受けたときに即決している
PayPayフリマには「価格の相談」という、買い手がチャットなどのやり取りなしで値下げ交渉できる機能があります。
この機能があるため、買い手は即決で購入することがほとんどなく、まず値下げ交渉から入ります。
したがって、PayPayフリマでは値切りが当たり前となっており、他のプラットフォームに比べて値下げ交渉が多いです。
価格の相談に言われるがままに応じてしまうと、売上はどんどん落ちていき、当然利益も少なくなってしまいます。
2.返品時の負担が大きい
商品を返品することになったときの負担が大きいことも、PayPayフリマで売れない原因のひとつです。
PayPayフリマでは、商品が発送された時点で取引が成立したとみなされます。
したがって、商品を返品する場合は販売手数料や返送料を負担しなければなりません。
このように、PayPayフリマでは返品時の負担が大きいので、返品されないように商品情報をしっかり伝える必要があります。
3.ユーザー数が少ない
冒頭で述べたように、PayPayフリマは2019年にできたばかりの新しいサービスなので、ユーザーがまだまだ少ないのが現状です。
実際にフリマアプリで最もユーザー数が多いメルカリが2000万人であるのに対し、PayPayフリマは500万人程度。市場規模としてみるとかなり小さいことがわかります。
ユーザーが少なければ、必然的に商品は売れにくくなっています。
ペイペイフリマで売れない人の特徴
PayPayフリマのシステム自体に売れない原因はあるものの、それでも正しい方法で出品すれば商品は売れるものです。
PayPayフリマで商品が売れない人には、以下5つの共通点があります。
- 評価が少ない
- プロフィールを書いていない
- 出品した商品のキーワードが足りていない
- 価格が相場に見合っていない
- 商品画像が見にくい
ひとつずつ解説するので、自分に当てはまっていないか確認してみましょう。
評価が少ない
PayPayフリマで商品が売れない人の多くは、評価が少ないです。
買い手は評価が悪い、もしくは少ない人と取引するのは不安に思うものです。
そのため、商品を買ってもらうためには評価をしっかり貯める必要があります。
少額の取引を丁寧に行い、高評価を貯めていきましょう。
また、PayPayフリマはヤフオクの評価とリンクしているため、はじめは規模の大きいヤフオクで評価を貯めるのも1つの手です。
ヤフオクについては「ヤフオクで商品が売れない原因とは?解決策や売れるようになる考え方も解説!」の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
プロフィールを書いていない
プロフィールが書かれていないと買い手は売り手についての情報がわからないので信用してもらえず、商品を買ってもらえない傾向にあります。
初心者の人は特に、プロフィールやアイコンが初期設定のままの人が多いです。
面倒に感じる人もいるでしょうが、しっかり記載しておくと売上アップに直結しやすいので、プロフィールを充実させましょう。
ただし、プロフィール内に独自のルールを作りすぎると、見た人は読むのが面倒になります。
記入するのは「どんなジャンルを扱っているか」や「何日程度で発送できるか」程度に留めておきましょう。
出品した商品のキーワードが足りていない
商品を買ってもらうには、まず多くの人に商品情報を閲覧してもらう必要があります。
そのためには、見る人が検索しそうなキーワードをタイトルや説明文に盛り込むことが重要です。
PayPayフリマで商品が売れない人の多くは、タイトルや説明文の記入を怠っています。
何を書けばいいかわからない人は、自分が出品したいものと同じ商品の商品ページを見てみましょう。
また、ハッシュタグを最大20個入れることもキーワードの対策になります。
こちらも同じ商品のページで使われているキーワードやハッシュタグを参考にしながら、適切なタグを選定してみてください。
価格が相場に見合っていない
商品の価格が相場に合っていないと、商品を買ってもらえません。
商品価格が相場より高いと買ってもらえないのは当然ですが、逆に安すぎても怪しまれてしまいます。
そのため、出品する商品をPayPayフリマ内で検索し、相場を調べる必要があります。
すでに売れた商品だけを検索すると、売れやすい価格がよくわかります。
「相場はわかったけど、結局いくらで出品すればいいのかわからない」という人は、相場よりも少しだけ安くしてみましょう。相場に合わせる前よりも売れやすくなるはずです。
商品画像が見にくい
買い手が商品ページを開いて、まず目につくのは商品画像です。
そのため、画像が見にくかったり汚かったりすると買ってもらえません。
PayPayフリマで商品を買ってもらうためには、商品がよく見えるように撮影し、場合によっては加工・編集するのも重要です。
背景を白などにして商品がよく見えるようにし、複数の角度から撮影することがポイントです。箱や説明書がある場合には、その画像も掲載するようにしましょう。
写真をレタッチして明るく編集するだけでもユーザーの目に留まりやすくなり、より多くの商品が売れることが期待できます。
商品画像について詳しくは「eBayで売れる商品画像の特徴や撮影のコツを解説!知っておくべきルールも紹介」の記事で詳しく解説しています。記事の内容はeBayに限らずPayPayフリマでも活用できるので、ぜひ参考にしてみてください!
ペイペイフリマの特徴
他のプラットフォームと比較したときの、PayPayフリマの特徴は以下の2点です。
- 手数料が安い
- 売上をPayPayにチャージできる
それぞれ丁寧に解説していきます。PayPayフリマの強みを生かして販売していきましょう。
手数料が安い
PayPayフリマの最大の特徴は、何と言っても手数料の安さです。
手数料が安いということは、同じ額を売り上げたとき、手元に残る利益が大きいということです。
実際に以下の表にて、PayPayフリマと他のプラットフォームの販売手数料および銀行への振込手数料を比較してみました。
プラットフォーム | 販売手数料 | 銀行への振込手数料 |
---|---|---|
メルカリ | 10% | 200円 |
ラクマ | 6.6% | 210円 |
PayPayフリマ | 5% | 100円 |
実際に1万円の商品を販売して銀行へ振り込んでもらった場合、PayPayフリマはメルカリよりも600円多く手元にお金が残ります。
売上をPayPayにチャージできる
PayPayフリマで売り上げたお金は、PayPayへ手数料をかけずにチャージできます。
実際にPayPayが使える店舗は非常に多いので、日常生活で使う分には支障はほとんどありません。
実際にクレジットカード決済に非対応でも、PayPayに対応している店舗も多くあります。
そのため、PayPayを頻繁に使う人にとっては、チャージ元の選択肢が増えてさらに使いやすくなるでしょう。
ペイペイフリマで売れないときの解決策
PayPayフリマで商品が売れないときの解決策は、以下の6つです。
- 出品する時間を工夫する
- 動画出品を利用する
- 出品しなおす
- 極力値下げしない
- 価格の相談に完全に乗らない
- 他のプラットフォームを試してみる
ひとつずつ解説していくので、しっかり理解して売れない原因を解決しましょう!
出品する時間を工夫する
PayPayフリマでは、商品を出品する時間を変えるだけで売れやすくなります。
一番閲覧されやすいのは、商品を出品した直後です。そのため、多くの人がPayPayフリマを見ている時間に出品することで、売れる可能性が高まります。
具体的には、19時から23時は商品が売れやすいゴールデンタイムと言われています。
逆に、早朝や深夜はPayPayフリマを見ている人が少ないので、売れる可能性がかなり下がってしまうでしょう。
先ほど述べたように、PayPayフリマはユーザー数が少ないです。そのため、閲覧数が多い時間を狙って出品することが重要です。
動画出品を利用する
PayPayフリマには、5~30秒の動画で商品の動きを伝えられる「動画出品」という機能があります。
これは他のフリマアプリにはない、PayPayフリマ特有の機能です。
動画出品を使えば画像だけでは伝わらない情報も、買い手に伝えられます。
商品の動きをより詳しく知らせることで買い手が安心し、買ってもらえるようになります。
出品しなおす
いいねが多くついているのに売れないときは、価格が合っていない可能性があるので、一度出品し直してみましょう。
わざわざ出品し直すべき理由は、先述したようにPayPayフリマでは出品直後が一番見られやすいからです。
そこで、相場を参考にして価格を再設定して出品し直せば、売れるようになる可能性が高まります。
目安として、いいねが5〜6個を超えても売れないときは出品し直すといいでしょう。
極力値下げしない
値下げをするほど利益は減っていくため、売れないからと言って大幅な値下げをするのは止めましょう。
フリマやネットオークションでは、値下げは商品の価値を下げることを意味します。
「いろいろ解決策を試したけど売れない」という方は、1円値下げを活用しましょう。PayPayフリマでは1円から値下げができます。
1円値下げするだけでも上位に表示されるようになるので、もう値下げするしか打つ手がない人は、ぜひ試してみたください。
価格の相談に完全に乗らない
PayPayフリマでは「価格の相談」機能によって、他のフリマよりも値下げ交渉が多く行われています。
その中には大幅な値下げを要求するものもあり、これらにすべて対応していては利益がほとんどなくなってしまいます。
しかし、ここで気を付けたいのが買い手は「少しでも安く買いたい」と思っているだけで、必ずしも言い値で買いたいわけではありません。
価格の相談に応じる場合、はじめは希望額の半分程度で値下げしてみてください。うまく価格調節ができれば、利益を確保しつつ商品が売れるようになります。
他のプラットフォームを試してみる
PayPayフリマは手数料の安さなどのメリットもありますが、ユーザー数が少ないのも事実です。
ここまでに紹介した解決策を試しても売れないなら、プラットフォームを変えてみてもいいでしょう。
フリマやネットオークションでは売れなかった商品でも、プラットフォームを変えたらすぐに売れたという例も多くあります。
どのプラットフォームに変えればいいかわからない人は、まず世界中のユーザーを相手に販売できるeBayを検討してみてください。
ユーザー数がPayPayフリマの100倍以上も差があるので、ビジネスチャンスが豊富にあると言えます。
ペイペイフリマで売れるためには価格設定が重要!
PayPayフリマで売れない原因にはいくつかありますが、最も大きいのは価格設定によるものと言えます。
実際に適切な価格設定ができるようになるだけで、商品が売れやすくなります。
価格設定をする際は、実際に出品されている類似商品を参考にしましょう。
また、PayPayフリマ動画出品や価格の相談など、他のフリマにはない機能を活用することも、売上を立てるうえで重要なことです。
これらの機能を理解することで、利益をしっかり確保できるようになります。
価格設定と出品方法を工夫して、PayPayフリマの売上を大きくしましょう。