
eBayで収益を上げるためには、多数の商品を出品する必要があります。
通常通りの手順で1品ずつ出品する方法もありますが、時間がかかってしまうので、リサーチや在庫整理などができなくなってしまうことも…。
そのため、自分のストアの商品数を効率的に増やしたいなら、出品ツールを使うのがおすすめです。
今回は、現役輸出プレイヤーであるゆうきが、eBay輸出でおすすめの出品ツールを厳選して紹介します。
この記事からわかることは以下の3つです。
メリット一覧
- eBayで出品ツールを導入するメリット・デメリット
- おすすめの出品ツール
- 出品ツールを導入するタイミング
出品ツールを利用するメリットやデメリットもわかるようになっているので、導入を検討してみてください。
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画50本以上の攻略ノウハウ、さらには有料級リサーチツールまで提供していますので、ぜひご登録ください。
eBayで出品ツールを導入する3つのメリット
eBayで出品ツールを導入するメリットは、以下の3つです。
- 作業を効率化できる
- 収益アップが目指せる
- 外注しやすい
順番に解説していきます。
1. 作業を効率化できる
ツールを導入すると出品作業を効率化できるので、出品が短時間で済ませられます。



最初はeBayアカウントの上限により、出品数が限られてしまうので、ツールを活用しなくても問題ありません。
しかし、実績を積み重ねていくと出品数が自然と増えるため、手作業だけでは限界を迎える時期が来るはずです。
また、出品作業に追われてリサーチに手が回らなくなってしまうと、トレンド商品を見逃してしまうこともあります。
そのため、出品ツールは早めに導入することをおすすめします。
出品ツールによっては無料で利用できるので、費用面で心配する必要はありません。



手作業で出品している方は、出品ツールの導入を検討しましょう。
2. 収益アップが目指せる
収益アップが目指せるのも、出品ツールを導入するメリットの1つです。
ツールを利用すると出品時間を短縮できるので、手軽に出品ができます。
売れる商品を選定できていることが前提ですが、eBayでは出品数を増やすほど収益が上がりやすいです。
また、短時間で出品作業が完了することで、リサーチの時間が確保しやすくなります。
リサーチに多くの時間を費やすことで、より利益率の高い商品を見つけられるようになり、さらなる収益アップも実現できる可能性があります。



3. 外注しやすい
eBayで使える出品ツールは簡単に操作できるものが多いので、外注しやすいです。
外注すると出品作業そのものを行う必要がなくなるので、自由な時間を増やせます。
浮いた時間を利用してリサーチを行い、売れる商品を1品でも多く選定できれば、収益アップの可能性が高まります。
ただし、出品作業をお願いする場合は、外注に支払う報酬が発生することも考慮しておきましょう。
外注費という形で経費がかさんでしまうため、自力で安定して売上を立てられるようになった段階で、外注することを検討してみてください。
eBayで出品ツールを導入する2つのデメリット
eBay出品ツールを活用することで大量出品が可能になる一方で、以下のようなデメリットがあります。
- 費用がかかる場合がある
- 導入時期を誤ると損をする
ツールを導入してから後悔しないように、ここでしっかり確認しておきましょう。
1. 費用がかかる場合がある
eBayで使える出品ツールには有料のものもあり、中には月額で利用料が発生してしまいます。
有料の出品ツールは利用料が負担になってしまうため、eBayを始めたばかりの方にはおすすめできません。
ただし、有料ツールは無料のものよりも機能が充実しています。
そのため、eBayでの収益が安定してきたら、有料の出品ツールへの乗り換えを検討してみるといいでしょう。
2. 導入時期を誤ると損をする
出品ツールの導入時期を誤ると、損をしてしまう恐れがあるので注意しましょう。
例えば、収益が少ないのに有料ツールを利用すると、赤字になりやすいです。



eBay輸出を始めたばかりの方で出品ツールを導入したいなら、無料のものから利用してもいいです。
eBayで使えるおすすめの出品ツール4選
ここでは、eBayで使えるおすすめの出品ツールを4つ紹介します。
- Seller Hub Reports(旧FileExchange)
- オークタウン
- SAATSCommerce
- inkFrog
それぞれの特徴を解説していくので、出品ツール選びの参考にしてみてください。
1. Seller Hub Reports(旧FileExchange)
Seller Hub Reports(旧FileExchange)は、eBayでの出品に関わるさまざまな機能を備えています。
- 新規出品
- 出品済み商品の修正
- 商品の再出品
- 出品終了
出品に必要なデータをExcelあるいはGoogleスプレッドシートに入力し、Seller Hub Reportsと連携させれば、出品にかかる時間の短縮が可能です。
そのため、商品出品にかかる作業を一括で進められます。
Seller Hub Reportsの注意点は、マニュアルが英語で記載されているため、翻訳しながら使い方を覚えないといけないことです。
とはいえ、Seller Hub Reports無料で使えるので、eBay輸出で出品数をとにかく増やしたい方におすすめのツールです。
Seller Hub Reportsについては、以下の記事で詳しく解説しています。基本の使い方だけなく、商品情報を一括編集する方法も説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。


2. オークタウン
オークタウンは、ヤフオクの出品ツールを開発したオークタウン株式会社が提供している、eBay向けの無料ツールです。
出品情報をCSVファイル上で一括編集できる機能と個別出品の機能があるので、個人のスタイルにあった出品が簡単にできます。
また、オークタウンは日本語に対応しているので、どなたでも使いやすい出品ツールと言えます。
Seller Hub Reportsよりも機能がシンプルなため、すぐに使いこなせるようになるでしょう。
なお、eBayで実際にCSVで出品する際は、カテゴリーナンバーが必須です。カテゴリーナンバーの調べ方については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。


3. SAATS Commerce
SAATS Commerceは、商品の出品だけでなくリサーチや在庫管理もできるため、ツールを使い分ける必要がありません。
eBayツールの多くは1つの用途に特化していることから、基本的に複数のツールを使い分けながら作業を進めていきます。
しかしSAATS Commerceさえ導入していれば、商品の出品・リサーチ・在庫管理と幅広く対応できるため、迷うことなく作業を進められるでしょう。
ただし、SAATS Commerceは月額8,900円と有料ツールで、Amazonからの無在庫輸出に特化している一面もあります。
フリマからの出品が多い方にとっては余り使用する機会がないでしょう。



4. inkFrog
inkFrogは、海外の出品ツールです。
商品情報のテンプレートを使いまわせるので、出品作業の効率を高められます。
比較的お手頃な料金に設定されているので、導入しやすいでしょう。
inkFrogのプランは以下の通りです。5種類あるので、ご自身にとって最適なプランを選びましょう。
プラン | 月額 | 出品上限 | アカウント数上限 |
Small | 11ドル | 300点 | 1 |
Basic | 19ドル | 1,500点 | 1 |
Professional | 29ドル | 無制限 | 3 |
Entrepreneur | 49ドル | 無制限 | 7 |
Premium | 79ドル | 無制限 | 10 |
プランによって料金だけでなく、出品数の上限も異なります。
eBay輸出でしっかり稼いでいきたいなら出品数を上げていく必要があるので、Professional以上のランクを検討するといいでしょう。
eBayのアカウントを複数持っていない場合は、Professionalを契約すれば問題ありません。



eBayで出品ツールを導入するタイミング
出品ツールは、初心者の方でも導入して問題ありません。むしろ、無料ツールであれば赤字にならずに済むので、試しに導入を検討してみてもいいです。
ただし、有料ツールはある程度稼げるようになってから、導入するのがおすすめです。
有料ツールを導入すると、元を取るためのハードルが上がってしまいます。
また月額制の有料ツールの場合、毎月費用が発生するために固定支出が上がり、収益を上げる難易度が上がることも理解する必要があります。
ランニングコストがかかる分、赤字になるリスクが高まるので注意しましょう。
月額1万円弱かかるような有料ツールは、5万円程度は安定的に稼げるようになっておくと安心です。
eBayツールは出品だけでなくリサーチや在庫管理でも使える
eBayのツールは出品だけでなく、リサーチや在庫管理などにも活用できます。
今回紹介した「inkFrog」や「オークタウン」は、出品の効率化ができるツールです。
出品ツールに加えて、リサーチや在庫管理ができるツールも導入すれば、さらに効果的に収益アップを目指せます。
以下の記事では、高利益商品がわかるリサーチツールや在庫切れが防げる在庫管理ツールを紹介しています。ツールを導入する際の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。


eBayで出品ツールを活用して収益アップを目指そう
eBayで出品ツールを導入すると、作業の効率化が図れるため、より多くの商品を出品できるようになります。
eBayせどりで質の良い商品を多く出品すれば、収益をアップさせやすくなるはずです。
無料で利用できるツールもあれば有料のものもあるので、どれが自分に合っているかしっかり考えてから導入しましょう。
特に、inkFrogのような海外の有料ツールなら、低コストでも出品の効率化ができます。
日本のツールだけに捉われずに、色々なツールを探してみるのが良いでしょう!
初心者はeBayサイトからの直接出品でも良いですが、効率化を図る際にはツールも検討してみてください。
効率化できるツールは早めに導入して効率よく稼げるようになりましょう!