
無在庫出品での課題の一つが在庫管理かと思いますが、どんな方法でやるべきかを悩みますよね。
そこで今回は中古品1万品以上出品をする現役輸出プレイヤーであるゆうきが誰でも手軽にできる在庫管理方法を解説していきます。
この記事を読むことで具体的には下記のメリットがあります。
- 無在庫輸出における在庫管理の必要性を知ることができます。
- 在庫管理の手段を知ることができます。
- 中古品でも問題ない在庫管理の方法を学び、今日から自分で実践できます。
まず最初に中古品は新品と比較しても稼げますので、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
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本題に入りますが、多くのセラーが出品数の増加に比例して在庫切れの不安を抱くと思います。なぜなら僕自身が最初はとても不安でしたから…。
特に中古品に関してはAPI管理がしづらい一点物商品が多く新品よりも在庫管理が難しいのが現状です。
しかし、今回の在庫管理方法を活用すればどんな商品だろうとしっかり管理することが可能ですので、ぜひ最後までご一読をよろしくお願いします!
この記事の内容
在庫管理の必要性とは?
そもそも在庫管理は本当に必要なのか?ということからお話したいのですが、現在のeBayではそこまで在庫管理は気にする必要がないというのが僕の見解です。
「え、在庫管理いらないの!?」
そんな風に言われてしまうと思うのですが、全然そういうわけではないです。在庫管理はした方がいいですけど、在庫切れでもバイヤー都合でキャンセルすれば実質的なリスクが非常に少ないのです。
キャンセルによって起こることと言えばネガティブフィードバックを貰うことぐらいかと思いますね。ただ、悪い評価がついてしまったとしても売上が落ちことはほとんどありませんし、評価変更の対処法もあります。
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つまり正しい対応をすれば在庫切れ時のリスクは回避できるのです。
それから在庫管理を気にしていると、管理ばかりに気を取られて肝心な出品数が伸ばせないという悪循環に陥りやすいですね。
そのため、在庫管理は出品数を増やせた段階でも全然遅くないです。ちなみに僕は5000品出品するまで在庫管理は一切していませんでしたのでw
とはいえ在庫管理はできるならした方が良いのも確かですので、詳しい在庫管理方法を覚えておきましょう!
中古品無在庫の在庫管理方法
中古無在庫出品の在庫管理方法には基本的に下記の2パターンがあります。
- 手動で管理する
- ツールで管理する
それぞれについての特徴を解説させていただきます。
手動で管理する
手動で管理するには出品した商品の仕入れ元URLをエクセルやスプレッドシートに入力して、仕入れ元URLを一つずつ開いていき在庫の有無を確認していきます。
在庫切れだった商品に関してはeBayのListing画面からEnd処理をしていくのですが、このやり方では出品数が多いと正直時間が足りません!
ただ、効率化をするための方法としてPastyというChromeの拡張機能があります。
Pastyを使えばエクセル上のURLをまとめて一気に開くことができ、より効率化して在庫確認ができますので具体的なやり方は後ほど説明しますね。
次に自動の在庫管理方法についてを紹介します。
ツールで管理する
自動管理にするには在庫管理機能を備えたツールを使用します。
一般的には出品一体型のツール内の一部機能として在庫管理もできる場合が多いですね。豆知識として、中古品の在庫管理方法にはAPIでの商品管理ができないサイトが多いので、スクレイピングをする方法が主流になります。
例えば有名なツールとしては "春" や "MEGAMI" があります。
これらのツールで在庫管理自体はできますが、管理できるサイト自体には制限がありますので様々な仕入れ元から出品するセラーには余り向きません。
例えばヤフオク・メルカリ・ラクマのようなフリマサイトに加えて個人ネットショップからの出品を多くしているとサイトごとに対応した在庫管理ツールが必要になります。
以上を踏まえた上で、中古品1万品以上出品する僕の在庫管理方法を紹介しますね!
中古品1万品を出品する僕の在庫管理方法を解説
結論として、僕はPastyを使用して在庫管理をしています。
え?それで1万品以上を在庫管理できるの?と思うかもしれませんが、確認作業を外注さんに全てお願いしているので3日もあれば在庫管理は終わります。
費用的にも1万品で3500円程度なので、今は必要経費くらいの感覚で考えていますね。
Pastyでの管理が良い点は、どんな仕入れ元サイトであろうと在庫確認ができます。
- Amazon
- ヤフオク
- メルカリ
- ラクマ
- 楽天
- Yahooショッピング
- その他サイト
どんな販売サイトがアカウント内に仕入先として複数含まれていても問題なく管理できてしまうので、仕入れ先を自由に選べますし使い勝手が非常に良いですよ。
では実際の管理方法を説明していきます。
Pastyを使用した1万品以上の在庫管理方法
- Custom Label に仕入れ元ページの短縮URLを入力して出品
- File Exchangeで出品中の商品データをダウンロード
- Custom Labelの列からPastyを使用して在庫管理をする
- File Exchangeで在庫切れ商品を削除する
このような流れで管理をしていくので、一つずつステップを見ていきましょう。
1 Custom Label に仕入れ元ページの短縮URLを入力して出品
商品を出品する際にCustom labelに仕入れ元商品ページの短縮URLを入力します。
これによってエクセルで仕入れ元のURLをメモる必要もないので、商品が売れた際や出品取り下げの際の作業がグーンと楽になります。
準備はたったこれだけなので、あとは通常通り出品をしてください。
URLの短縮は下記の様なサイトを利用すると良いです。
※GoogleのURL短縮サービスは2019年4月で終了しています。
2File Exchangeで出品中の商品データをダウンロード
次にeBayのSeller Hub画面を開いてください。Seller Hub画面を開きましたら「Overview」→「Selling tools」→「File Exchange」と進みます。
次に「Create a Download Request」をクリックします。
下記の項目になる様に選択していただいて、最後に「Save」をクリックすると登録しているアドレスに現在出品中の商品情報をCSVデータで取得します。
3Custom Labelの列からPastyを使用して在庫管理する
取得したCSVデータを開くと下記の様な画面になりますので、Custom LabelのURLを開きたい分だけまとめて選択します。
選択をした状態で右クリックか、ショートカットでセルのコピーをしてください。
コピーされた状態のままPastyのアイコンをクリックすると、商品ページがまとめて開きます。
あとは開いた仕入れ先ページを一つずつ確認して在庫管理をしてください。確認作業を自分で行うのは大変なので、全て外注にお願いして在庫切れだけ抽出して貰いましょう。
4File Exchangeで在庫切れ商品を削除する
削除したい商品をこの様な表記でエクセルにまとめます。
まず列の項目を「Action 」「ItemID」「 EndCode」と3つ作ります。
※半角スペースがあるとエラーになるので注意。
- Action = End
- ItemID = 削除したいアイテムID
- EndCode = NotAvailable
まとめたファイルをCSV形式で保存したらデータは完成です、次にFile Exchangeで商品のEnd処理をします。
File Exchangeから「Upload Files」を選択。
「ファイルを選択」から保存したCSVファイルを選択し、「Upload」をすれば商品の削除が完了します。
以上が在庫管理方法となります。在庫管理の作業を外注に依頼すれば自分は何もしなくても良いということですね!
まとめ
在庫管理はそれほど気にする必要がないですが、キャンセルを防ぐ意味ではやるに越したことはないです。
今回紹介したPastyとFile Exchangeの方法を掛け合わせれば月1回の在庫管理をするだけでも、かなり在庫切れは回避できますので是非こ活用ください。
現状ではフリマサイトに特化した在庫管理ツールなども多く出ていますので、自分の出品リストとの相性を考えてツール管理にしても問題はありません。
カスタマイズしたツールで管理したいという方はプログラマーに依頼すれば、ある程度希望通りの在庫管理ツールも作成可能かと思うのでご検討ください!
リスクヘッジをしつつ、どんどん出品して利益を伸ばしていきましょう!

最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
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