
「商品の出品をして、売れたら梱包をして、発送をする」たったこの一連の作業の流れでも、一人でこなすのはかなり大変です。
eBay輸出の作業はすべて一人で抱え込むことになるため、本業との両立で自由な時間は一切ありませんでした。
そこで今回は、発送業務を手離すために、現役輸出プレイヤーであるゆうきがおすすめの発送代行会社を紹介していきます。
この記事を読むことで具体的には下記のメリットがあります。
メリット一覧
- 発送を外注化する方法を理解できる
- 無在庫で発送代行会社を利用する方法が分かる
- 発送業務を手離して時間的余裕を得られる
外注化できる作業は出品や顧客対応など色々とありますが、一番外注するべき作業は間違いなく発送業務です。
比較的すぐ外注する方法として、無在庫でも利用できる発送代行会社も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!


なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画100本以上の攻略ノウハウ、さらには売上管理&利益計算シートまで提供していますので、ぜひご登録ください。
eBayの発送代行業者とは?
発送の外注化とは会社や個人に発送作業自体を委託することです。
具体的には、発送業務を外注化するには4つの方法があります。
- 発送代行業者を使う
- 自前で個人の方と契約する
- 就労支援施設の利用
- 自社スタッフの配送
4つの選択肢のうち、最も手軽にできるのが発送代行業者を使うことです。
発送代行業者以外を利用する方法にもメリットはありますが、教育が必要になるため、仕組みとして機能させるためには時間がかかってしまうのが難点です。
しかし、発送代行業者であれば発送作業に慣れているスタッフが対応してくれるため、迅速に発送できます。
冒頭でも述べたように、昔の僕はすべての業務を自分でやっていました。
とくに発送作業はかなりの時間がかかっており、大体1つ梱包してラベル印刷まで完了するのに20分はかかっていました。



つまり、発送作業を外注するだけで毎日の作業時間に余裕が生まれますよ!
まずは発送代行業者を使って、発送作業の手離れから始めましょう。
eBay発送代行会社のおすすめ10選
無在庫販売でもしっかり利用できる発送代行業者10社を紹介します。
詳しい比較を以下の表にまとめたのでご覧ください。
発送代行業者 | 発送手数料 | 発送サービス | 在庫保管 | 返品対応 | 休日 | 支払い方法 |
オークレボゼロ | 300円~ (重量で変動) | 日本郵便 FedEx DHL | ○ | ○ | 日 | PayPal |
黒船物流 | 300円 (一律) | FedEx UPS | ○ | ○ | 土日 | PayPal |
PW物流 | 無料 (発送費込み) | 日本郵便 FedEx | ○ | ○ | 土日 | 銀行振込 |
オープンロジ | 300円~ (サイズで変動) | 日本郵便 DHL | ○ | ○ | 日 | クレジットカード PayPal 請求書後払い |
バゲッジフォワード | 50円~ (重量で変動) | 日本郵便 DHL UPS FedEx | ○ | × | 日 (出荷は可能) | クレジットカード PayPal 銀行振込 郵便振替 |
伊藤商店 | 350円~ (サイズで変動) | 日本郵便 FedEx DHL UPS | ○ | ○ | なし (年中無休) | 銀行振込 |
レッツ!コネクト | 280円~ (サイズで変動) | 日本郵便 | ○ | ○ | 土日祝 | PayPal |
ロケーションズ | 入会金3,000円 ※料金は見積後 | 日本郵便 | ○ | ○ | お問合せください | 銀行振込 |
転送コム | 50円〜 (サイズで変動) | 日本郵便 DHL ECMS | ○ | ○ | 土日祝 | PayPal クレジットカード |
エフェクト | 255円〜 (サイズで変動) | 日本郵便 | ○ | ○ | お問合せください | PayPal 銀行振込 |
10社を比較してみての通り、サービス内容や料金は会社ごとによって異なります。
ここからは各発送代行業者の特徴を解説します。
1. オークレボゼロ
オークレボゼロの特徴は以下の3つです。
- 重量別の分かりやすい手数料
- 納品連絡不要
- FedEx Pak利用可能、FedEx送料安い
納品連絡が不要のため、他の発送代行業者に比べると手間が少なめで済むと言えるでしょう。
2. 黒船物流
黒船物流の特徴は以下の3つです。
- FedEx、DHL共に良心的な送料設定
- 大型商品はUPS対応
- 保管スペースを含んだ月額利用料
保管スペース込みの月額利用料により、費用の管理が簡単になります。
3. PW物流
PW物流の特徴は以下の4つです。
- 手数料&燃油サーチャージ&割増料を含んだALL IN ONE料金体系
- 高級ダンボール梱包による安心感
- 商品受取時のダンボールを再利用するそのまんまサービス
- FedExエンベローブ、FedExパック対応
手数料をはじめとしたさまざまな雑費を含んだ金額のため、料金がシンプルでわかりやすいのが特徴です。
4. オープンロジ
オープンロジの特徴は以下の3つです。
- 固定費ゼロ&従量課金
- APIによりStores.jp、shopifyなど連携可能
- 大量商品やコンテナ、チャーター便での入庫も可能
shopifyなど他サービスとも連携できるため、eBay以外でも出品している方におすすめの発送代行業者です。
5. バゲッジフォワード
バゲッジフォワードの特徴は以下の3つです。
- 固定費ゼロ&従量課金
- 超大型商品も発送可能
- 日曜も嬉しい出荷対応
日曜日でも出荷対応をしてくれるため、早急に発送したい方におすすめの発送代行業者です。
6. 伊藤商店
伊藤商店の特徴は次の3つです。
- 365日発送
- eBayと連携しており発送通知が自動
- 顧客対応・クレーム対応あり
独自システムでeBayから直接オーダーを取得し、出荷後に追跡番号を自動で送信してくれるため、手間をかけたくない人におすすめです。
7. レッツ!コネクト
レッツ!コネクトの特徴は次の3つです。
- 最短当日発送が可能
- EMS割引適用でコスト削減
- 完全オーダーメイドサービス
オーダーメイド・手作業で丁寧な対応をしてくれます。できるだけコストを抑えて外注したい人におすすめの発送代行業者です。
8.ロケーションズ
ロケーションズの特徴は、以下のとおりです。
- 120カ国以上へ出荷可能
- 輸出用の書類作成や出荷通知の送信なども対応
- バイヤーへの出荷通知メールは10カ国語に対応
商品の梱包・発送だけでなく事務的な作業も代行してくれるので、手間を減らせます。



さまざまな国へ発送する人や、簡単な事務手続きまで代行してもらいたい人におすすめの発送代行業者です。
9.転送コム
転送コムの特徴は、以下のとおりです。
- 世界120カ国へ発送できる
- 見積もりツールで料金のシュミレーションを簡単に行える
- 英語や中国語の翻訳ができる
利用料金一覧のページでは、発送先を指定すれば重量や発送方法ごとに料金が一覧で表示されるので、いくらかかるのか簡単に把握できます。



海外への発送量は国内にある配送サービスの中ではトップクラスの実績を誇るので、信用できるサービスと言えます。
他にも、150名以上のスタッフが「英・中・韓」の翻訳に対応してくれるので、ユーザーと安心して取引を行えるでしょう。
10.エフェクト
エフェクトの特徴は、以下のとおりです。
- 日本郵便のサービスと連携して商品を追跡可能
- Web上で倉庫の管理や出荷依頼などが可能
- 物流業務をワンストップで対応
エフェクト専用の管理ソフト「楽々システム」を使えば、インターネットを使って簡単に在庫管理や出荷指示を行えます。
インターフェイスも見やすいので、初めての人でも利用しやすいでしょう。
場所を選ばずに作業をしたい人には、管理ソフトがフル活用されているエフェクトがおすすめです。
eBay発送代行業者を利用するメリット3つ
発送代行会社に依頼することで、以下のようなメリットが得られます。
- 発送業務を任せられる
- 誤発送や盗難を減らせる
- 商品を早く届けられる
それでは詳しく見ていきましょう。
1. 発送業務を任せられる
代行会社に依頼すると、eBayの発送業務をすべて任せられます。
eBayの発送を行う際は梱包やラベル作成、発送手続きといった作業を行います。
また、破損しやすいものの場合は、梱包資材や発送方法にも配慮も必要です。
郵便局や発送業者に持参する、集荷を依頼するとなると、さらに手間と時間がかかってしまいます。
発送代行会社に依頼すると、上記のような苦労や手間が一気になくなります。
また、発送業務がなくなればその分時間ができるので、eBayの勉強や商品リサーチを進められることもメリットの一つです。
2. 誤発送や紛失を減らせる
代行会社への依頼は、誤発送や紛失を減らせるメリットもあります。
誤発送は具体的には「違う商品を発送した」「住所の入力ミス」といったものです。
発送する商品が少量のうちはミスする恐れは少ないですが、点数が多くなるとどうしても起きやすくなってしまいます。
また、海外の物流は日本ほど安全ではないので、海外での発送中に紛失してしまう場合もあります。
誤発送や紛失が起きてしまえば、依頼者からの信頼を失い、大きな損失につながりかねません。
代行会社に発送を外注すれば、人為的なミスのリスクを抑えられるので、機会損失とならずにすみます。
3. 商品を早く届けられる
発送業務は慣れないうちは時間がかかる上に、丁寧に取り組むほど作業が長引いてしまいます。
海外に送る場合は、商品が届くまでに2〜3週間かかることもあります。
あまりに商品の到着が遅いと、依頼者からのクレームにつながってしまうかもしれません。
代行会社であれば商品の発送業務に慣れており、作業がスムーズです。
そのため、自分で発送業務を行うよりも迅速に対応できます。
eBay発送代行業者を利用するデメリット3つ
eBay発送代行業者の利用には、以下のデメリットもあります。
- 発送コストが高い
- 対応時間の制限がある
- 個人情報が流出する場合がある
上記3つを考慮してもメリットのほうが大きいですが、依頼後に困惑しないように、あらかじめ理解しておきましょう。
ひとつずつ詳しく解説します。
1. 発送コストが高い
発送代行の依頼には、どうしてもコストがかかります。
料金は依頼する会社によって異なりますが、発送手数料が300円ほどかかることが多いです。
また、発送する商品の重量で金額が決まったり、中には月額料金がかかったりする会社もあります。
お金をかけたくない人は、特にデメリットと感じるでしょう。
しかし、発送にかけていた時間をお金で買うと考えれば、それほど大きな負担ではありません。
ただし、手元に多くのお金を残すために、できるだけ料金の安い会社を選びましょう。
2. 対応時間の制限がある
代行会社の多くは、土日の対応がありません。そのため、土日に商品をすぐに発送したい場合は時間がかかってしまいます。
また、会社によっては発送方法や同梱といった指示にも制限があるので、思うような利用ができないこともあります。
発送やサービス内容で不満を感じることがないように、自分の発送ペースに合っているかよく確認した上で依頼しましょう。
3. 個人情報が流出する場合がある
発送代行業者と個人情報を共有するため、情報が流出するリスクが生じます。
とくに発送代行業者のセキュリティが弱かったり管理が甘かったりすると、個人情報が流出するリスクは高まります。
個人情報の取り扱いについて公表している企業のサービスを利用すれば、流出リスクは大きく減らせるでしょう。
また、口コミや評価を確認することも、信頼できる発送代行業者を選ぶ方法のひとつです。



eBay輸出で発送代行会社を選ぶ4つのポイント
発送代行会社は、それぞれサービスや料金が異なるので、比較して自分に合ったところを選ぶことが重要です。
しかし、代行会社をどう選べばいいのか、分からない方も多いです。
代行会社は、以下の4つを意識して選びましょう。
- 発送料金は安いか
- 無在庫販売にも対応可能か
- 実績が十分か
- 対応は丁寧か
ひとつずつ順番に解説します。
1. 発送料金は安いか
コスト削減のためにも、発送代行にかかる料金ができるだけ安いところを選びましょう。
どの会社もホームページに料金体系を掲載しているので、それをもとに比較可能です。
代行会社によっては依頼していない作業の費用が含まれていたり、相場以上の送料がかかっていたりなど、不要な支払いがあることも考えられます。
またコスト削減のためとはいえ、あまりに料金が安いと発送までに時間がかかってしまう恐れもあるので、注意が必要です。
料金設定とサービス内容が適切で、自分の需要に合っている会社に発送を依頼しましょう。
2. 無在庫販売にも対応可能か
発送代行は、無在庫販売にも対応している会社に依頼するのがおすすめです。
無在庫販売とは、顧客からの受注後に商品を仕入れるやり方です。メリットとしては、自分で在庫管理しなくていいことが挙げられます。
eBayでの売買は、軌道に乗ってくると月に数百件以上の商品を発送しないといけません。
それほどの商品の在庫管理が必要だと、作業の手間が非常に大きく負担になります。
代行会社が無在庫販売に対応していれば、在庫管理をせずにeBayでの売買を行えます。
1人ではできない多くの商品にも対応できるため、作業の手間を減らしつつ売上を伸ばせるでしょう。
3. 実績が十分か
依頼する代行会社は、これまでの実績を確認した上で決めましょう。代行実績の少ない会社では、サービスや対応が不十分な可能性が高いです。
実績が豊富な会社であれば、ノウハウが蓄積されているので作業がスムーズです。
また、万が一トラブルが発生した場合も、迅速に対応できます。
代行実績は会社のホームページから確認できますます。また、インターネットの口コミも参考資料としては十分なものです。
これまでの実績を比較し、信頼できる会社に依頼しましょう。
4. 対応は丁寧か
事前に問い合わせなどをして業者の対応力を確認しておきましょう。
対応力を見ておくことで、問い合わせやトラブルなどに迅速かつ円滑に対処してもらえるか、わかるようになります。
海外への発送は未着や破損などのトラブルが起こることも多いため、急遽問い合わせが必要な場面が出てくるはずです。
スタッフの対応力が高く、丁寧に対応してくれる会社を選んでおくと、問題が起きたときもスムーズに対処してもらえます。
また、対応方法についても確認しておくと安心です。
メールだけではなく電話対応もある会社だと、急ぎのときもすぐに状況を把握でき、的確な指示を出せるでしょう。



eBay発送代行利用の流れ
発送代行業者を利用する際の大きな流れは、以下の3ステップです。
- 発送代行業者にて新規会員登録をする
- 商品を入庫する
- 商品の発送指示をする
新規の会員登録をする際には、必ず疑問点を解消しましょう。
一例として、黒船物流では会員登録の前にカスタマースタッフによるヒアリングを実施しているので、その場で質問できる環境が整っています。
また、業者によってはChatworkやPayPalといった、外部サービスを利用することがあります。事前に外部サービスの準備をしておくと、スムーズに利用を開始できます。
新規登録が完了したら、サービスごとのルールに沿って発送作業を代行してもらいましょう。
eBay発送代行会社ランキング
ここからは僕がおすすめする代行会社をランキング形式で紹介します。


シンプルな手数料設定・サーチャージ&緊急事態追加金込みの送料設定はとにかくコスパが良く、しっかり利益を狙えるのがいいですね。
さらに今なら月額費用が2ヶ月も無料なのはお得感満載。
DHLは送料が割高ですが、FedExは5社の中でも低コストでの利用ができ、初心者には特にオススメのサービスです。








結論としては、コスパ重視で利益にコミットできるオークレボゼロを利用すれば問題ありません。
eBay発送代行は個人がおすすめ!実際に利用してみた感想
ここまで発送代行会社の紹介をしてきましたが、最終的には個人で発送外注の契約をするのが一番いいと思います。
個人の外注さんであれば発送費や細かい発送内容の指示ができるのでおすすめです。
僕が契約している方は1件発送 / 梱包費込みで150円でお願いしています。
また、調査請求書の発行やラベル管理や売上管理表の追跡番号入力など、かなり細かいところまで作業してくれているので本当に助かります。
外注化までの流れ
- 自分で発送を経験して一通りの流れを把握する
- 発送代行会社に発送を任せる
- 利益が安定してきたら自前で外注契約をして発送を任せる
ザックリですが、上記の流れで進めれば発送作業を完全に手放せるでしょう。
いきなり個人の外注の方と契約しても全然問題はありませんが、最初に自分で発送経験をして教育できるレベルになってからお願いするのがおすすめです。
個人外注の指示方法として、日頃eBayで売れた商品はGoogleスプレッドシートで売上管理シートとして記載していくのが良いです。そのシートを個人外注の方と共有しておけば商品の確認や発送方法などの指示が問題なくできます。
eBay輸出は発送代行を使うことで効率化できる!計画的に仕組化していこう
発送業務は最も時間がかかるからこそ、なるべく早い段階で外注できると、利益を上げるリサーチ作業に集中できるようになります。
1日の限られた時間の使い方で今後の利益が大きく変わるため、発送作業の外注は計画的に取り組むと効果的です。
eBay輸出を効率化する方法はいくつかありますが、その中でも発送代行業者への依頼は取り掛かりやすいため、ぜひ取り入れてみてください。
さらに無在庫であれば作業のほとんどを外注できるので、仕組み化によって稼げる収入の柱を構築していきましょう!
外注化全体については「【eBay輸出】作業自動化!?副業サラリーマンでも稼げる外注化の全体図を大公開!」の記事も併せてご確認ください。

