転売を始めようと思っても「大損したらどうしよう」「不良在庫にならないかな?」と心配になりますよね。
しかし、正しい方法で転売していれば、大損になる可能性を限りなく減らせるはずです。
むしろ、大損してしまうときはどこかで間違ったやり方で取り組んでいるからだと、自信を持って言えます!
そこで今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、転売で大損するケースについて、詳しく解説していきます。
この記事を読むことで得られるメリットは、以下の3つです。
メリット一覧
- 転売で大損する理由と実例がわかる
- 転売で大損しないための対処法がわかる
- 高額情報商材やコンサル詐欺で大損するケースがわかる
最近よく耳にする、転売商材で大損するケースについても紹介しています。
転売で大損してしまう事態を避けるためにも、最後まで読んで正しい知識を付けてくださいね!
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
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転売する以上大損するリスクは避けられない
転売ビジネスをするにあたって付きまとうリスクの1つが、商品が売れずに大損してしまう事態です。
転売ビジネスでは基本的に商品を購入してから販売するため、仕入れたものが必ず売れる保証はありません。
また、商品が売れなかった場合以外にも、以下のようなリスクがあります。
- 予想より安い値段で売れてしまい赤字になった
- 転売禁止の商品と知らずに仕入れてしまった
- 仕入れた商品が壊れていて販売できなかった など
転売ビジネスに限らずビジネスに取り組む以上は、リスクは必ずあります。リスクがあるからこそ、大きなリターンがあることを覚えておきましょう。
大損するリスクがあっても転売ビジネスが人気な理由
転売ビジネスには大損するリスクはあるものの、副業に人気が高い仕事の1つです。
転売ビジネスの人気が高い理由は、スキルがなくても始められることが挙げられます。
少額の仕入れから始めれば、小さいリスクでビジネスを展開できます。
また、リサーチや販売方法を工夫すれば、大損するリスクを避けながら利益を得られるはずです。
正しい方法で転売ビジネスに取り組めば、利益を得ることは決して難しくありません。
転売ビジネスが転売ヤーと呼ばれる理由
転売ビジネスをしていると「転売ヤー」と言われることもあるでしょう。
転売ヤーとは「転売」と「バイヤー」の造語のこと。多くの場合は需要の高い商品を買い占めて、定価以上の値段で販売して利益を得る行為を指します。
本当に商品を欲しい人が定価で入手できなくなるので、ニュースやSNSなどで問題行為として紹介されることがあります。
しかし、転売ビジネスは転売ヤーのように、決して悪質なビジネスではありません。
「ものづくりは得意だけど販売することが苦手な人の作品」や「地元で売れ残っていて一向に売れる見込みがない商品」をネットで販売し、購入者を探すことが転売ビジネスの使命です。
真っ当な転売ビジネスは転売ヤーとは本質が異なるので、周囲の声を気にせずにビジネスに取り組みましょう。
転売で大損する4つの理由を解説
転売には稼げるチャンスがあると同時に、損をしてしまうリスクも隣り合わせで存在します。
転売で大損する理由は次の4つです。
- 需要が急激に減った
- 再販された
- 転売対策された
- 出品者が増えた
詳しく見ていきましょう。
1. 需要が急激に減った
転売の基本は、安く仕入れて高く売ることです。
そのため、需要が急激に減ると価格が下がってしまい、利益を確保できなくなってしまいます。
社会情勢の変化など、需要が急激に減るケースは十分にあり得る話なので、ある程度は覚悟した上で仕入れる必要があります。
需要の変動が大きそうな商品を取り扱う場合は、仕入れの量を抑えるなどの工夫が必要です。
2. 再販された
完売してしまった商品を仕入れていた場合で、再販された場合にも、損失が出てしまうケースがあります。
数量限定で販売されたり、人気が高く完売したりする商品は価格が上がりやすいため、仕入れにはうってつけです。
しかし仕入れた直後に再販が決定したり、商品が補充されたりしてしまうと価格が上昇せず、利益が見込めなくなってしまいます。
再販の可能性や供給される時期は事前のリサーチで検討しますが、予想通りにいかないときもあります。
需要が減るケースとは逆に、供給が増えることで価格が十分に上昇せず、利益が確保できなくなるケースです。
3. 転売対策された
仕入れようとしている商品が転売対策されてしまった場合も、十分な利益が確保できず、大損することがあります。
転売対策とは、転売による価格上昇を防ぐために、企業や販売店が行う次のような行為です。
- 1人1点など購入制限をかける
- 開封してから販売する
- 購入履歴を確認した上で販売する
- 転売されているサイトに出品停止を依頼する
- 初回限定で格安販売するのをやめる
人気のゲーム機やトレーディングカードなどが異常に高騰する事態を受け、最近では店舗側やメーカー側が転売対策を施すケースが増えてきました。
4. 出品者が増えた
出品者の増加によって価格が下がり、想定していた利益が見込めなくなるケースもあります。
出品者が増えると商品が手に入りやすくなるため、価格が安定しやすくなります。
そのため、出品者が増えた場合、薄利多売の戦略に方向転換しないといけません。
薄利多売の状況になると価格競争によって、どんどん値が下がってしまいます。
需要を見込んで多めに商品を仕入れていた場合は、価格下落によって大きな損失を抱える可能性も出てきます。
転売ビジネスでは大損すること以外にも、さまざまなリスクがあります。
転売ビジネスのリスクについては「転売をする7つのリスクを解説!確実に利益を上げるための4つの方法も紹介」の記事でも詳しく解説しています。解決策も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
転売で大損したケースを実例から解説
長く転売を続けていれば、多かれ少なかれ損を出してしまったケースは誰しも体験することです。
実際に仕入れで大損してしまったケースを3つ、紹介します。
1. マスク転売で大損したケース
マスクは令和2年3月に「国民生活安定緊急措置法」の改正により、転売が禁止されました。
需要がひっ迫していたにも関わらず、供給が追い付かなかったことから転売によりマスクの価格が高騰。結果として、政府による転売対策がなされました。
ここで、マスク転売で大損してしまった人の体験談を見てみましょう。
私はマスクが市場からなくなる少し前に偶然マスクを手に入れることができ、1,280円50枚入りを50箱、まとめて買いました。
それから2週間ほど経った頃マスクが市場からなくなり、自分自身も今後手に入れられない不安からしばらくは手元においてあったのですが、少しずつ市場に戻りだした頃にマスクを売って儲けようと思ったのです。
しかし店では698円くらいで置くようになり、転売しようとしましたが598円くらいじゃないと売れず、30箱売った所で諦めました。
約2万2,000円の損失となり、それ以降は自分が向いてないと悟り転売はしていません。
(30代女性)
上記のケースのポイントは、法の改正により転売が禁止されたことです。
しかし、それ以上に需要と供給で価格が変動し、利益に大きく影響することがよくわかる事例と言えます。
2. PS5転売で大損したケース
転売で大損するケースは、商品価格の変動だけではありません。
人気ゲーム機「PS5」の転売で、思わぬ大損をしたケースを見てみましょう。
PS5を購入しメルカリというサイト内で商品を出品致しました。
定価の金額より1万円以上で取引が成立し、無事郵送したのですが購入者側から梱包の仕方が悪いと言われ返却されてしまいました。
梱包はしっかりとしていたのですが。
(30代男性)
返品トラブルは、良く起こる問題の1つ。高額商品の場合は大損につながりやすいため、発送や取引手段は慎重に検討すべきです。
起こりうるリスクを予測したうえで、万全の対策をすることの大切さがよくわかる事例です。
3. 中古カメラの仕入れで大損したケース
ジャンク品の転売で、見込みが甘く失敗したケースもあります。
体験談を詳しく見てみましょう。
カメラの転売をしていました。動作未確認のジャンクカメラを9個仕入れ、1個あたり500円という金額でした。全部で4,500円です。
動作することを期待して仕入れましたが、すべて故障品で販売不可でした。仕方なく破棄したことによりすべて損失となりました。
(30代男性)
仕入れに対するリサーチやリスクへの対策が甘く、損失を出してしまった事例です。
リサーチがいつも万全ではないことや、リスク対策への甘さが大きな損失を出してしまったと言えます。
転売で大損しないための対処法5選
転売で大損するリスクを最小限に抑えるためには、しっかりとした対策が必要です。
具体的な対処法は、次の5つです。
- 大量に仕入れしない
- 需要のある商品を扱う
- 出品者が多い商品は避ける
- 利益計算をきちんとする
- 損切りする
詳しく解説していきます!
1. 大量に仕入れしない
大量に仕入れてしまうと大損するリスクが上がってしまうため、止めた方がいいです。
利益が取れる商品が一気に仕入れられることがわかったら「大量に仕入れて一気に稼ごう!」と考える気持ちはよくわかります。
しかし、大量仕入れは価格の下落や供給の増加への対処が難しく、不良在庫になるリスクが高いため、仕入れ数は慎重に検討しなければなりません。
特に価格の変動が大きいものや、需要の動きが予測しづらい商品を大量に仕入れると、大損になる可能性が高まります。
リサーチをしっかり行い、需要の予測をした上で、販路や資金額に応じた数量を仕入れるようにしましょう。
2. 需要のある商品を扱う
どんなに高利益が取れる商品でも、需要のない商品を仕入れてはいけません。
仕入れた時点で売れない商品が今後、需要が高まるケースはほとんどなく、不良在庫となってしまいます。
資金が潤沢にある中でのごく一部の商品であれば「誤差の範囲」と割り切れるでしょう。
しかし、いくら高利益が見込めるとしても、需要のない商品ばかりを扱うといずれ経営が破綻します。
利益を出していくためには需要のある商品を扱い、回転率を上げていくことが大切です。
3. 出品者が多い商品は避ける
高利益が取れる商品でも、リサーチで多数の出品者が確認できた場合は、仕入れるのを避けましょう。
仕入れた時点では高利益が見込めたとしても、供給が多いと遅かれ早かれ価格競争となり、販売価格が下がる可能性が高いからです。
十分な利益が確保できないまま販売しなければならなくなり、損失が出るリスクも高まります。
仕入れ価格や販売価格だけでなくセラーリサーチもしっかり行えば、価格下落のリスクを最小限に抑えられるでしょう。
4. 利益計算をきちんとする
転売するときには送料や手数料など、さまざまな費用が発生します。
販売にかかる必要経費を大雑把に計算していると損失が積み重なり、大損する事態になりかねません。
特にeBayなど海外に転売するときは、為替の影響も大きく受けるため、こまめな価格調整が必要になることもあります。
利益計算は絶対に適当にするのではなく、1円単位できっちり行うようにしましょう。
eBay輸出の場合における利益計算の方法については「【必見】eBayでの利益計算方法!収入に関わる4種類の手数料や利益率を高める6つの方法を徹底紹介」の記事で詳しく解説しています。
利益を計算するためにかかる経費などがわかるようになっているので、eBay輸出に限らず転売ビジネスに取り組む人であれば誰にでも参考になるはずです。
5. 損切りする
仕入れ時よりも大きく値段が下落してしまった場合は、損切りすることも選択肢として持っておきましょう。
商品の価格は需要と供給のバランスで変化するため、予測できない事態で思わぬ変動を見せるときがあります。
仕入れ時には考えられなかった事態により、価格が急落した場合は思い切って損切りし、損失額を最小限に食い止めましょう。
損切りするタイミングを間違えると、さらに損失を拡大させることになりかねません。
どの時点で損切りするかを事前に決めておけば、仮に価格が下落してしまったとしても、焦らずに対処できるでしょう。
【転売商材で大損】高額情報商材やコンサル詐欺に注意
転売で大損する可能性は、商品を販売するときだけではありません。近年増えているのが「転売商材で大損した」というケースです。
高額情報商材に騙されたり、コンサル詐欺被害に遭ったりしないためにも、情報商材に対する知識も身に着けておきましょう。
転売商材とは
転売商材とは、転売やせどりを教える教材のことで、インターネット上でPDFや動画などのデータで販売されています。
転売に役立つ資料やツールなどの特典がついていることもあります。
塾やコンサル、オンラインサロンといった形式のものもあり、価格も数万円~数十万円と価格の幅が大きいことも特徴です。
優良な教材もありますが、中には詐欺商材も堂々と販売されているため、見分けるのが難しくなっています。
転売商材の選び方
詐欺商材には特徴があるため、検討する際にしっかりチェックすれば気づける可能性が高まります。
転売商材の購入を検討するときは、以下の点に注目して冷静に判断しましょう。
- 販売者の情報は正確か
- 実績がわかる証拠があるか、内容が矛盾していないか
- 購入をやたら煽っていないか
- 購入前の質問には真摯に答えてくれるか
- 甘い言葉ばかりが並んでいないか
- 販売者や教材の評判は悪くないか
転売商材は、いわば生の情報であるため、他の商品とは違って購入前の確認はできません。
特にセールスレターは甘い言葉が並び「今だけ特典付き」「あと〇時間のみ販売」などと煽ってくるケースが多いことから、冷静な判断が難しくなってしまいます。
煽られるまま購入するのではなく、一旦冷静に考える時間を持つなどして、安易に購入しないように気を付けましょう。
「簡単」「楽して稼げる」など甘い言葉に注意
詐欺商材の多くが、飛びつきたくなるような甘い言葉をセールスレターに繰り返し並べて、購入を煽っています。
「簡単」「楽して稼げる」という言葉を見たら詐欺ではないかと疑い、冷静に考え直す時間を持ちましょう。
正しい知識と冷静な判断力があれば、詐欺商材に騙されずに済むはずです。
詐欺サイトや優良商材の見分け方については「【暴露】せどりが怪しいビジネスと言われる3つの理由!初心者を狙った詐欺師の手口も3つ紹介」にて詳しく解説しています。
実際の詐欺師の手口についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
ただ、稼ぐきっかけを与えるための良質な情報は提供できているという自負はあります!
お金を払ってでも学ぶ意欲のある方はこちらのページにて詳しく紹介しているので、ぜひ読んでいただいた上でご検討ください!
転売で大損しないためにはリサーチ力が大切!商材はよく考えて購入しよう
転売で大損しないためには、正しいリサーチ力と適正な判断力が大切になります。
他のビジネスと同じように転売にもいくつかのリスクが存在します。
しかし、きちんと対策を講じておけば、大損する可能性はかなり低くできるはずです。
リサーチや仕入れには細心の注意を払い、リスクをできるだけ回避しながら丁寧に転売を行っていきましょう。
また、転売商材には詐欺も多く、高額情報商材や塾・コンサルで騙される被害者が一定数いることも忘れてはいけません。
もちろん、中には優良な情報もあるため、詐欺商材を見抜く力さえ身に着ければ効率良くビジネスを進められます。
甘い言葉や煽りに騙されることなく、冷静に検討した上で利用してくださいね!