
せどりに取り組んでいることを他人に話したら「やめとけ」と言われ、始めるべきか悩んでしまう人が多いです。
しかし、せどりは正しく取り組めば、誰でも利益を目指せる合法的なビジネスです。
今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、周囲の人が「せどりはやめたほうがいい」と言う理由について解説します。
この記事を読むことで以下のようなメリットが得られます。
メリット一覧
- せどりをやめたほうがいいと言われる理由が理解できる
- せどりに向いていない人の特徴が理解できる
- せどりに向いている人の特徴が理解できる
- 始めるべきか悩んだときの対処法がわかる
せどりを始めるべきか、これからも継続して取り組むか悩んでいる人におすすめの内容となっています。
ぜひこの記事を参考に、せどりに取り組むべきか判断してみてください。
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画100本以上の攻略ノウハウ、さらには売上管理&利益計算シートまで提供していますので、ぜひご登録ください。
せどりをやめたほうがいいと言われる7つの理由
「せどりはやめたほうがいい」と見たり聞いたりすると、本当に稼げるのか不安になりますよね。
ここでは、やめたほうがいいと言われる主な理由を7つ解説します。
- 作業量に対して稼げる金額が少ないから
- やることが多くプライベートがなくなるから
- 情報商材やセミナーで詐欺が増えているから
- 初期費用が必要だから
- 競争が激しく儲けにくいから
- 販売規制が厳しくなっているから
- マナーを守らない人がいるから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 作業量に対して稼げる金額が少ないから
せどり初心者は作業量に対して稼げる金額が少ないため、やめたほうがいいと言われることがあります。
物販を完全未経験から始める場合、慣れないリサーチや出品作業に時間がかかります。
初心者のときは多くの時間をせどりの作業に充てても得られる利益は少なく、時給に換算すると数百円程度にしかならない人が多いです。
アルバイトや残業のほうが稼げると考え、せどりはコスパが悪いと感じた人が「やめとけ」と言うことに繋がるのでしょう。
2. やることが多くプライベートがなくなるから
せどりで1つの商品を売るまでには以下の作業を行うため、プライベートの時間は少なくなります。
- リサーチ
- 仕入れ
- 出品
- 梱包
- 発送
- 顧客とのやり取り など
とくに発送作業では納期もあるため、自分の予定よりも優先して行わなければなりません。
リサーチも時間をかけて行わなければ利益になる商品が見つからないため、プライベートだけでなく睡眠時間を削って作業をしている人も多いです。
せどりの作業に追われて疲弊してしまうあなたを見て、他の人に「やめとけ」とアドバイスするのでしょう。



3. 情報商材やセミナーで詐欺が増えているから
せどり初心者を狙った詐欺が増えており、騙された人が「せどりはやめとけ」と言うことがあります。
特別なスキルが必要ないせどりは始める人が多く、知識のない人が詐欺師のターゲットになりやすいです。
例えば、せどり関連の詐欺では、以下のようなものが挙げられます。
- 内容が伴わない高額セミナー
- 全く役に立たない有料ツール
- 稼ぎ方を教えない悪質コンサル など
詐欺に遭うと大金を失ってしまう可能性があるので、甘い言葉には騙されないようにしましょう。
せどりの詐欺については「【暴露】せどりが怪しいビジネスと言われる3つの理由!初心者を狙った詐欺師の手口も3つ紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


4. 初期費用が必要だから
せどりを始めるには、まとまった初期費用が必要です。
人気商品や複数の商品を仕入れるには、さらに多くの資金が必要になります。
商品を仕入れても思ったように売れないと、保管場所代や管理費用などの余計な出費が増える可能性もあります。
せどりを始める際は、在庫の売れ残りや市場価格が変動するリスクがあることを知っておきましょう。
5. 競争が激しく儲けにくいから
競争相手が増えると、似たような商品やサービスを売る店が次々と増えていきます。
そのため、商品を売るには価格を下げざるを得なくなります。
商品やサービスの値段を下げると1回の販売で得られる利益が少なくなり、より多くの商品を売らなければなりません。
すでに競合が多い市場で売上を増やすのは難しく、安定して商売を続けることは困難といえるでしょう。
6. 販売規制が厳しくなっているから
フリマアプリやリユースショップでは、最近トラブルが増えているため、ルールが厳しくなっています。
ルールを破ると、すぐにアカウントが使えなくなったり、二度と利用できなくなったりすることがあります。
悪質だと法的な問題に発展する可能性もあるでしょう。



7. マナーを守らない人がいるから
せどりをする人のマナーの悪さが、せどりをやめるべきと言われる主な理由の一つです。
代表的なマナー違反には、以下のようなものがあります。
- 商品の大量買い占め
- 店舗スタッフや顧客への不適切な対応
- 偽造品の販売
特に偽造品の販売は法律違反であり、絶対に避けるべきです。
目先の利益のためにマナーを軽視すると、長期的に安定してビジネスを継続する機会を失うことになります。
具体的なマナー違反の事例については、次の章で詳しく説明します。
せどりはやめたほうがいいと言われる4つのNG行動
せどりには悪いイメージを持っている人が多いため、未経験の人も「やめとけ」と言うことがあります。
せどりのイメージを悪くする行動は4つ挙げられます。
- 商品を買い占めて高額転売
- 店舗仕入れでのマナー違反
- 違法なものやコピーコンテンツの販売
- 古物商許可を取得せずに販売
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 商品を買い占めて高額転売
人気商品や限定商品を買い占めて高額転売する人がいるため、転売のイメージが非常に悪くなりました。
本来せどりは関わるすべての人が得をするビジネスモデルです。
- 仕入れ先
→在庫の商品が売れて儲かる - 転売者(セラー)
→転売して利益を得る - 購入者(バイヤー)
→欲しかった商品が簡単に手に入る など
買い占めによる高額転売は、転売者のみが得をして他の人に不利益が発生する仕組みになっています。
継続的にせどりで利益を上げるためには、関わるすべての人がハッピーになるビジネスモデルを目指しましょう。
2. 店舗仕入れでのマナー違反
店舗に迷惑をかけて仕入れを行うせどらーがいるため、せどりはやめたほうがいいと言われることもあります。
例えば、家電量販店で1日中商品のバーコードを読み取り、販売価格の相場を調べるリサーチ作業は、他のお客さんの買い物の邪魔になり、非常に迷惑です。
法律違反ではないとしても、マナーを守り他の人に迷惑をかけないことが大切です。
人がいない平日にリサーチをしたり、短い時間で切り上げたりしてマナーを守って取り組みましょう。
3. 違法なものやコピーコンテンツの販売
違法なものを仕入れて販売して逮捕されるせどらーがいるため、犯罪行為だと勘違いしている人もいます。
例えば、偽ブランド品や海賊版漫画などのコピー品を販売することは違法です。
特に偽ブランド品の販売は商標法違反にあたり、以下のように厳しく罰せられます。
第七十八条 商標権又は専用使用権を侵害した者(第三十七条又は第六十七条の規定により商標権又は専用使用権を侵害する行為とみなされる行為を行った者を除く。)は、十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
第七十八条の二 第三十七条又は第六十七条の規定により商標権又は専用使用権を侵害する行為とみなされる行為を行った者は、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
引用:商標法
販売だけでなく、販売目的で所持するだけでも5年以下の懲役または500万円以下の罰金が科される可能性があり、罰則が非常に重いです。



利益が出るからといって犯罪行為に手を出すのはやめましょう。
4. 古物商許可を取得せずに販売
中古品を営利目的で仕入れて転売する場合、盗難品などの流通防止のため、古物営業法に基づく古物商許可が必要です。
許可を得ずに中古品を営利目的で販売すると、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
第三十一条 次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
一 第三条の規定に違反して許可を受けないで第二条第二項第一号又は第二号に掲げる営業を営んだ者
二 偽りその他不正の手段により第三条の規定による許可を受けた者
三 第九条の規定に違反した者
四 第二十四条の規定による公安委員会の命令に違反した者引用:古物営業法
取得する義務を知らなくても、警察に摘発される可能性があります。
トラブル発生時にバイヤー(購入者)にも迷惑をかけるので、中古品を扱う際は古物商許可を必ず取得しましょう。



せどりをやめたほうがいい人の特徴3選
「せどりはやめたほうがいい」と見聞きしていると、せどりを始めるべきか、もしくは続けるべきか悩む人も多いと思います。
とはいえ、実際にやめたほうがいい人が一定数いるのも事実です。ここでは、せどりをやめたほうがいい人の特徴を3つ紹介します。
- 簡単に稼げると思っている人
- 単純な繰り返し作業が苦手な人
- 管理が苦手な人
始める際の判断基準にしてみてください。1つずつ解説します。
1. 簡単に稼げると思っている人
せどりは誰でも簡単に稼げると思っている人は、やめたほうがいいです。
「月10万円程度ならいけるでしょ」と思っているせどり初心者は一定数いますが、実際にはごく一部を除き、大半の人は稼げません。
せどりはプログラミングや動画編集のような特殊なスキルは必要ありませんが、目利きや効率化などの工夫や経験が求められます。
商品の目利きができなければ、リサーチで売れる商品が見つからず利益を得られません。
効率化できないと莫大な作業量に追われ、大きく稼ぐことは難しいです。
1日10分程度の作業で月に数万円稼げるという甘い考え方を持っている人は、今すぐに捨てましょう。
その考えを捨てられないであれば、せどりではなく別のビジネスに取り組むのがおすすめです。



2. 単純な繰り返し作業が苦手な人
せどりは単純な繰り返し作業が多いため、苦手な人にはおすすめできません。
梱包・発送は、誰にでもできる単純作業です。
せどりで大きく利益を得られるようになると、月に100件や200件程度の発送を行うようになります。
単純作業が苦手な人は、せどりそのものが苦痛になりやすいため、やめたほうがよいでしょう。
3. 管理が苦手な人
せどりを成功させるには、しっかりとした管理が大切です。
商品や在庫、発送などの基本的な管理ができていないと、ビジネスの成長が難しくなります。
例えば、在庫や発送の管理がずさんだと、配送遅延や誤発送につながり、購入者(バイヤー)からクレームが来ることがあります。
一度バイヤーからの信頼を失うと、それを取り戻すのは至難の業です。
そうなると売上が減るだけでなく、ビジネス自体が続けられなくなる可能性もあります。
せどりに向いている人の特徴
せどりに向いている人の特徴を、以下の表にまとめました。
せどりに向いている人の特徴 |
理由 |
---|---|
リサーチ力がある |
売れる商品を見つけるには、市場トレンドの変化を敏感に捉える力と、情報を集めて分析する力が不可欠 流行や需要を読み、利益の出る商品を見つけられる人が有利 |
すぐに行動できる |
せどりは良い商品がすぐ売り切れてしまうため、素早い決断と実行力が重要 |
継続力がある |
せどりは経験と実績を積むことで成果が出るビジネスのため、地道に続けられるかが鍵 |
観察力がある |
商品状態の確認や価格差など、細かい点に気づく力が仕入れ・販売の精度を上げる |
柔軟に学び改善できる |
新しいツールや知識を吸収し、変化に対応できる人は競争環境でも強くなれる |
効率化が得意 |
外注やツールを使って作業を仕組み化できると、時間を節約しながら利益を最大化できる |
連絡・対応が丁寧で迅速 |
顧客対応や取引連絡を丁寧に行える人は、高い評価やリピーターの獲得につながりやすい |
ルールを守る |
アカウント停止などのリスクがあるため、販売ルールを守れることが大前提 |
複数の販路を使いこなせる |
Amazon、メルカリ、eBayなど複数のプラットフォームを活用できると、売上が安定し、販売機会を逃しにくい |
このような特徴がある人は、せどりで成功しやすいです。
全ての特徴に当てはまらなくても、得意なことを活かし、苦手なことを克服していくことで、着実にスキルアップが期待できます。



世界中の購入者(バイヤー)にアクセスでき、より大きな市場で商品を販売できます。
「せどりをやめたほうがいい」は嘘?おすすめする理由
せどりには以下のメリットがあります。
- スキルが必要ない
- 入金までが早い
- 在宅でできる
せどりの大きな特徴は、自分のペースで取り組める柔軟性です。
時間の使い方を自由に決められるだけでなく、初期投資の金額も自分の状況に合わせて調整できるため、未経験の方でも気軽にスタートできます。
初めての方はリスクを最小限に抑えるためにも、最初は少額の商品から取引を始めて、徐々に取扱金額を増やしていきましょう。
せどりをやめるか悩んだときにするべき行動5選
「せどりをやめたほうがいい」という意見を見聞きして、始めようか悩む人は多いです。
ここでは、悩んだときにするべき行動を5つ紹介します。
- 成功者の話を聞いてみる
- せどりをする目的を明確にする
- せどりのスクールやコンサルを利用する
- ツールを活用する
- eBay輸出で販路を広げる
悩んだときの参考にしてみてください。
1. 成功者の話を聞いてみる
せどりで利益を出している人の話を聞いてから、始めるか判断するといいでしょう。
月に稼ぐ金額に対して必要な作業量や、取り組む時間などが具体的にイメージできるようになります。



オンラインサロンやSNSを使えば、直接話すことは難しくてもテキストメッセージで話せるチャンスを作れます。
成功者の話を聞いてから、せどりに取り組むべきかの判断をしてみてください。
2. せどりをする目的を明確にする
そもそも「なぜ」せどりに取り組むのか、目的を再確認してみてください。
目的がはっきりすれば達成するために何をするべきかが明確になり、「始めるかやめるか」の次元で悩むことがなくなります。
例えば、個人で稼ぐスキルを身につけて独立したいと考えている人は、せどりに取り組むといいでしょう。
しかし、ただ収入を増やしたいだけなら、転職して年収を上げたほうがいい場合もあります。
せどりを行う目的を再確認する際は、以下のことを自問自答してみてください。
- なぜ稼ぎたいのか?
- なぜせどりに取り組みたいのか?
せどりはあくまで、自身の目的を達成する手段の1つでしかありません。目的を明確にして、達成する手段としてせどりが最適なのであれば、ぜひ始めましょう。
3. せどりのスクールやコンサルを利用する
せどりは誰でも始められるビジネスです。
ただし、しっかりと稼ぎたい場合は専門家による指導を検討してみましょう。
専門家やスクールで学ぶことで、以下のメリットがあります。
- 自分に合った具体的なアドバイスがもらえる
- 実践的な知識や最新の情報が学べる
- 同じ目標を持つ仲間と出会え、やる気を保てる
ただし、実績のない人や古い情報しか教えてくれないスクールもあるので、よく確認してから選びましょう。



メールマガジンでは、eBay輸出のノウハウを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4. ツールを活用する
商品リサーチ用のツールを使うと、仕事が効率化され、利益の出る商品も見つけやすくなります。
おすすめのリサーチツールは以下のとおりです。
高額なツールはリスクが大きいので、まずは無料のものやお試し期間のあるものから始めましょう。
日本国内での販売で実績を積んだら、海外への販売も検討してみることをおすすめします。
eBayなら、海外への販売も簡単に始められます。
せどりでのおすすめリサーチツールは、関連記事「【2025年版】せどりに使えるおすすめリサーチツール11選!メリット・デメリットも解説 | FREE BIZ LIFE 」で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。


5. eBay輸出で販路を広げる
eBayでの販売は売上を大幅に向上させる可能性があります。
eBayとは、1995年に設立された世界最大級のオンラインマーケットプレイスです。



世界中のバイヤーにアクセスできるため、日本国内販売と比べて数倍の価格で取引できる可能性があります。
中古品やヴィンテージ品の取引が活発で、特に高品質な日本製品は世界的な評価が高く高価格での販売が期待できます。
現在の円安環境も追い風となり、より大きな利益を得られる可能性が高いです。
eBayを活用した海外輸出に、ぜひチャレンジしてみましょう。
eBay輸出を検討する方は、ぜひゆうきのメルマガ登録をしてみてください。
eBayについて詳しく知りたい方は、関連動画「【今がアツい!】メルカリよりもebayで数倍高く売れる厳選商品10選【プロが解説】」で解説しているので、参考にしてみてください。
「せどりをやめたほうがいい」は気にしないでOK
「せどりはやめたほうがいい」という周りの意見は気にする必要はありません。
大抵の場合、せどり未経験者やよく理解していない人が発信しています。
せどりをする目的を明確化して、取り組んでみてから自分の頭で判断してみてください。
どのせどり手法に取り組むべきか悩んでいる方は、eBay輸出をおすすめします。
eBay輸出は世界最大規模のオークションサイト「eBay」に出品し、海外へ商品を転売する手法のことです。
日本の出品者がまだ比較的少なく、少ない資金からでも始められるため、低リスクで挑戦できる点が魅力です。
eBay輸出については「eBayで転売を始めよう!おすすめのジャンルや始め方・儲からないときの対処法も解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


ぜひこの記事を参考に、せどりに取り組むべきかの判断をしてみてください。