せどりでリサーチツールを使えば作業を効率化でき、利益の拡大に繋がります。
しかし、リサーチツールには数多くあるので、選び方を間違えないことが大切です。
この記事では現役輸出プレイヤーであるゆうきが、リサーチツールについて解説します。
この記事を読むことで得られるメリットは、以下の3つです。
メリット一覧
- おすすめのリサーチツールがわかる
- リサーチツールを使うメリットや注意点がわかる
- リサーチツールを使って利益商品を探すコツがわかる
まだリサーチツールを使ったことがない人や、作業の効率化を図りたい人におすすめの内容です。
ぜひこの記事を参考に、リサーチツールを活用してせどりで獲得できる利益を増やしていきましょう。
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画100本以上の攻略ノウハウ、さらには売上管理&利益計算シートまで提供していますので、ぜひご登録ください。
せどりのリサーチツールとは
せどりのリサーチツールとは、売れ筋商品や高利益率の商品を素早く見つけ出すためのソフトウェアやWebサービスです。
オンラインマーケットプレイス上の膨大な商品データをツールが効率的に収集・分析してくれるため、リサーチにかかる時間を短縮できます。
リサーチは売上を大きく左右する工程であることから、リサーチツールは成功率を高める重要な役割を果たしています。
リサーチツールに搭載している主な機能は、以下のとおりです。
主な機能
- 市場動向分析
- 価格比較
- 利益計算 など
これらの機能によってセラーは直感や経験だけでなく、データに基づいた客観的な判断を下せるようになるでしょう。
せどりに使えるおすすめリサーチツール10選
せどりでリサーチをする際に便利なツールを活用すれば、効率化したり利益率の高い商品を見つけたりできます。
ここではおすすめのリサーチツールを11個紹介します。
- DELTA tracer
- DELTA GIGA
- メルリサーチ
- せどりすと
- Leafer
- オークファン
- Keepa
- セドリオンPro
- アマサーチ
- プライスター
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. DELTA tracer
DELTA tracer(デルタトレーサー)はAmazon内での売買や出品に関するデータを確認できるツールです。
商品ごとの販売価格や売れ行きをチェックできるので、儲かる商品なのかどうかを判断できます。
使い方も簡単で気になる商品を検索すれば、販売価格や販売個数などのデータが表示されます。
利用する際は月額2,200円かかりますが、閲覧できるデータの質や効率を考えるとコスパのいいツールと言えるでしょう。
最初の2週間は無料で利用できるので、気になる人はお試しで使ってみてください。
2. DELTA GIGA
DELTA GIGA(デルタギガ)はDELTA tracerがより強化されたリサーチツールです。
リサーチの対象はAmazonのデータだけでなく、楽天市場やヤフーショッピングなどで出品されている商品の情報までが対象となっています。
各ECサイトで出品されている商品の価格差をチェックできるので、利益になる商品を素早く見つけられます。
利用料は月額10,800円かかりますが、DELTA tracerも含めた多くの便利機能が搭載されていることが特徴です。
4日間の無料お試し期間も用意されているので、気になる人は一度利用してみてください。
3. メルリサーチ
メルリサーチはメルカリで仕入れや販売をする人におすすめのツールです。
メルカリ内で販売されている商品に関して、以下の情報をチェックできます。
- 最小価格
- 最大価格
- 総合販売数
仕入れで利用する場合には、最小価格を見れば利益が出る商品なのか確認できます。
メルカリで販売している人は販売数のデータをチェックしましょう。販売総数が多い商品を見つけて出品できれば、売れる確率を高められます。
メルリサーチは利用料が完全無料なので、メルカリで販売している人はぜひ利用してみてください。
メルカリでせどりを行っている人は「メルカリせどりで儲からない10の原因!稼ぐ5つの方法やeBayがおすすめの理由も紹介」の記事をご参考ください。稼ぐためのコツを詳しく解説しています。
4.せどりすと
せどりすとは店舗仕入れの際に商品バーコードを読み取るだけで、最安価格や想定粗利を判定できるツールです。
商品に関するあらゆる情報を表示してくれるので、売れるか判断する際に役立ちます。
せどりすとには、以下3つのグレードが用意されています。
価格 | 特徴 | |
---|---|---|
せどりすと | 無料 | ・広告が表示される ・店舗仕入れのみに特化 |
せどりすとプレミアム | 初期費用:5,500円 月額利用料:5,500円 |
・店舗だけでなくネット仕入れにも利用可能 ・出品をサポートする機能を搭載 |
おすすめは「せどりすとプレミアム」です。
月額で利用料はかかりますが、広告が表示されないことでストレスなく使えます。
ブックオフやゲオなどで利用されている独自コードも読み取れるので、店舗仕入れをスムーズに行えます。
プレミアムであれば仕入れから出品までサポートしてくれるので、効率よく作業を進められるでしょう。
せどりすとには無料版があるので、有料版へ課金する前に利用してみてください。
5. Leafer
Leaferはリサーチに必要な機能がすべて揃っているリサーチツールです。
- 店舗でのバーコード検索
- ECサイトの過去データ収集
- 利益計算
- 商品のリサーチ など
配色や文字感覚にこだわった見やすいサイト画面になっているので、初心者の人でも利用しやすいツールとなっています。
困ることなく使えるように、専用LINEでのサポートやマニュアルが充実しています。
6. オークファン
オークファンは過去にヤフオクで販売されたデータから、商品ごとの平均相場や落札相場などを確認できるツールです。
初心者でも簡単に利用でき、検索窓に商品名を入力するだけです。
オークファンには3つのプランがあり、料金および機能の一部を以下の表にまとめてみました。
プラン名 | 利用料(税込) | 期間おまとめ検索 | かんたん出品ツール |
---|---|---|---|
一般会員 | 無料 | 月3回 | 月10回 |
プレミアム会員 | 月額2,200円 | 月1200回 | ○ |
プロPlus会員 | 月額11,000円 | 無制限 | × |
プレミアム会員はすべての機能が使える代わりに、各機能に使用回数の制限があることが特徴のプランです。
一方のプロPlus会員は検索機能を無制限に使えますが、出品ツールが使えません。
そのため、ツールを利用する目的に応じてプランを決めるといいでしょう。
まずは一般会員で登録をして、プレミアム会員やプロPlus会員の利用を検討てみてください。
7.Keepa
KeepaはAmazon内のランキンググラフを表示したり、商品ごとの販売価格や販売数などの数値を確認できたりするツールです。
ライバルの人数や商品の売れ筋なども表示でき、リサーチに必要な情報を得られます。
無料版と有料版の2種類があり、有料版は月額19ユーロ(約3,100円)で利用可能です。
無料版では制限が厳しくあまり使えないので、お試しで利用してみて気に入ったら有料版に移行しましょう。
Keepaについて詳しくは「Keepaの使い方を画像で解説!せどりに使うメリットやよくある疑問まで」の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
8.セドリオンPro
セドリオンProは各ECサイトの商品の価格差をチェックできるツールです。
利用料は月額12,800円ですが、寝る前や外出前にツールを起動しておけば、全自動でリサーチを行えます。
ECサイトに登録されている約40万店舗の商品がリサーチ対象となり、一人ではカバーしきれないところまで自動で調べてくれます。
月額利用料が他ツールよりもやや高額なものの、無料期間が5日間設定されているので、まずはお試しで利用してみてください。
9. アマサーチ
アマサーチ(Amasearch)は、せどり業者向けに開発された多機能かつ高速なリサーチアプリです。
このツールの最大の特徴は、使いやすさと機能性を高いレベルで両立させている点にあります。
直感的で使いやすいユーザーインターフェースを採用しており、説明なしでも使いこなしやすいアプリです。
アプリの性能面では、高速バーコードリーダーと軽快な動作により、スピーディーな仕入れ作業を可能にしています。
料金プランは、基本的な機能が利用可能な無料のフリープランと、すべての機能が利用可能な月額2,980円の標準プランが用意されています。
新規ユーザーには1ヶ月間の無料トライアル期間が設けられており、すべての機能を試すことも可能です。
アマサーチは、せどり業者の作業効率を大幅に向上させ、「本当にすべきこと」に集中できるように設計されています。
活用することで仕入れ作業の無駄を減らし、利益を最大化する可能性を高められるでしょう。
10. プライスター
プライスターはAmazon販売者向けの総合的なツールで、販売プロセスを「楽しく」「簡単に」するためのサポートを提供しています。
プライスターが搭載している主な機能は、以下のとおりです。
- 商品リサーチ
- 出品
- 価格管理
- 在庫管理
- FBA納品
- CSVファイルへの変換 など
さらに、商品販売やライバルの動きなどをリアルタイムで通知し、モチベーション向上を図る機能も備えています。
サポート面ではX(旧Twitter)やチャットボット、LINE、電話など多様なチャネルで迅速な対応を提供しているため、安心して利用できるでしょう。
なお、eBay輸出をしている人におすすめのリサーチツールも別記事で紹介しています。詳しくは「【2023年版】eBayリサーチツールのおすすめ5選!リサーチがうまくなるコツも解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
せどりのリサーチツールのメリット・注意点をサクッと解説
せどりでリサーチツールを使えば作業時間の効率化に繋がったり、利益商品を見つけやすくなったりします。
しかし、リサーチの知識ゼロの状態では、どのようなツールを利用しても稼げません。
リサーチの本質を理解していないと、いざリサーチツールを手にしたとしても上手く活用できないものです。
より効果的に活用するためには、「どのような商品をお客さんは求めているのか」「どのような商品は利益率が高いのか」などの本質をしっかり理解することが大切です。
リサーチの本質的な考えについては「【eBay輸出】ツールだけでは稼げない!本質的なリサーチの考え方とツール導入の時期を解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
せどりのリサーチツールを選ぶポイント
適切なリサーチツールを選ぶことは、せどりビジネスの成功に直結します。
ツールを選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。
- 機能の使いやすさ
- 価格と投資対効果
- データの信頼性と更新頻度
- サポート体制の充実度
ひとつずつ解説していきます。
機能の使いやすさ
リサーチツールを選ぶ際、まず考慮すべきは機能の使いやすさです。
高機能なツールは魅力的ですが、複雑すぎると効率的に使いこなせない可能性があります。とくに初心者の場合、シンプルで直感的に操作できるツールを扱うのがおすすめです。
一方で、経験を積んだセラーなら高度な分析機能を持つツールを選ぶことで、今まで以上に幅広い商品を取り扱えるようになるでしょう。
ユーザーインターフェースの直感性やカスタマイズ性、モバイル対応などのポイントに着目しながら、ストレスなく操作できるツールを選ぶことが重要です。
多くのツールが無料トライアル期間を設けているので、実際に使用してみて自分に合うかどうかを判断するとよいでしょう。
価格と投資対効果
リサーチツールへの投資は、せどりビジネスの収益向上につながる重要な要素です。
しかし、高価なツールが必ずしも最適とは限りません。ツールの価格とそれによってもたらされる利益を比較し、投資対効果(ROI)を考慮することが重要です。
初心者のうちはまず、無料ツールから活用してみるのがおすすめです。
売上に応じて段階的にツールへの投資を増やし、ビジネスの成長に合わせて高機能なツールに移行することで、費用対効果を最大化していけるでしょう。
データの信頼性と更新頻度
せどりリサーチツールの選択において、データの信頼性と更新頻度は極めて重要です。
信頼性の高い最新のデータがあってこそ、的確な判断と迅速な行動が可能になります。
データの信頼性を評価する際に重要な観点は、以下のとおりです。
データの信頼性を評価するポイント
- データソースの透明性
⇒ツールがどこからデータを取得しているか明確に示されているか - 過去のデータの正確性
⇒過去のデータと実際の市場動向が一致しているか - ユーザーからの評価
⇒他のせどらーの使用経験や評価を参考にする - 開発元の信頼性
⇒ツールを提供している企業や団体の評判や実績
また、データの更新頻度においては使用前のタイミングでは正しく判断できない場合もあるでしょう。そのため、口コミサイトで他ユーザーの意見を参考にするのも一つ方法です。
サポート体制の充実度
効果的なリサーチツールの活用には、充実したサポート体制が大きな助けとなります。
問題発生が発生してから解決するまでの対応速度や、対応方法の多様性が判断基準となります。
また、サポート時間や言語も忘れずにチェックしてください。
適切なサポート体制を持つツールを選ぶことで、せどりビジネスの持続的な成長と成功につながる環境を整えやすくなるでしょう。
せどりのリサーチツールを使って利益商品を見つけるコツ3選
せどりのリサーチツールを利用しているからといって、思うように利益が伸びない人も多いものです。
ここでは、リサーチツールを使って利益商品を見つけるコツを3つ紹介します。
- 数値を使って判断する
- リストを作りデータを残す
- 売れる理由を考える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 数値に基づいて判断する
仕入れ商品をリサーチをする際は直感ではなく、数値に基づいて判断しましょう。
数字を使わずに勘だけでリサーチをしていると、利益率の高い商品を見逃してしまうことが考えられます。
売れた商品ごとに利益率を計算をしたり、毎月の販売数や出品数を確認したりして、数字を把握しておくことが大切です。
利益率については「せどりの理想の利益率は?計算方法や目安・高める方法まで徹底解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. リストを作りデータを残す
仕入れ販売した商品のリストを作り、データをまとめましょう。
せどり初心者の多くは、どんな商品が売れるのか理解できていないものです。
取り扱った商品のリストを作ることで、売れる商品の特徴や共通点が発見しやすくなります。
取り扱った商品のリストを作る際にまとめるべき情報は、以下の通りです。
- 商品名
- 仕入額
- 販売額
- 仕入れ先
- 販売個数
- 販売までにかかった日数 など
Googleスプレットシートなどの表計算ソフトにまとめれば、管理しやすくなります。
自分だけの過去データから売れる商品の特徴を理解すれば、より稼げるようになるでしょう。
3. 売れる理由を考える
仕入れ販売した商品が売れる理由を考えて、リサーチに活かすことも大切です。
ライバルが出品して売れた商品を真似しているだけでは、本質的にせどりで稼げるようにはなりません。
「なぜライバルが出品したのか」などを考え、稼いでいる人の思考を真似しましょう。
- 仕入れ先を工夫しているのか
- 商品自体の価値を高めているのか
- どんな人をターゲットにしているのか
- 出品している時間や時期はいつなのか など
上記のようなことを考えていると、徐々に売れる商品の特徴がわかるようになっていきます。
せどりで稼いでいるライバルの思考を真似して、利益率の高い商品を見つけられるようになりましょう。
ライバルリサーチについて詳しくは「【eBay輸出】売れない原因はライバルセラーリサーチが原因?正しいリサーチ方法を解説!」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
リサーチツールを活用してせどりで稼ごう!
リサーチツールを活用すれば、作業を効率化できたり利益商品を見つけられたりするようになります。
最初から月数万円するツールを使うことはリスクが高いので、お試し期間があるものや無料で利用できるものから使ってみてください。
また、国内せどりで利益商品を見つけて利益を得られるようになったら、輸出せどりへの挑戦もおすすめです。
世界中で利用されているオークションサイトであるeBayを利用すれば、誰でも簡単に海外へ販売できます。
世界中に販売できれば顧客の数も増えるため、国内せどりよりも獲得できる利益は増やしやすいです。
取り組んでいるライバルも国内転売より少ないので、稼ぎやすいこともメリットと言えます。
eBay輸出の始め方については「【初心者必見】eBay輸出の始め方5ステップ!継続的に稼ぐコツについても4つ解説」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
リサーチツールを活用して、せどりで獲得できる利益を増やしていきましょう。