eBayで売上をUPさせるために、さまざまな国で販売してみようと考えたことはないでしょうか?
海外転売に取り組んでいる人の主な輸出先と言えばアメリカですが、他の国にも出品すれば売上アップが期待できます。
しかし、出品国数を増やすとなるとアカウント作成などの手間が新たに発生するため、なかなか取り組めないのではないでしょうか。
eBayやAmazonで転売をしている人であれば、Webinterpretがおすすめです。
今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、Webinterpretについて詳しく解説します。
この記事を読むメリットは、以下の3つです。
メリット一覧
- Webinterpretの概要や料金プランがわかる
- 導入するメリット・デメリットがわかる
- 利用するときの注意点がわかる
今すぐ販路を拡大できるようになるので、eBayでもっと稼ぎたいと思っている人はぜひ最後までお読みください。
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
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Webinterpretの概要
最初に、Webinterpretの主な機能や利用可能なサイトなどを見ていきましょう。
主な機能
Webinterpretはイギリスやドイツなどさまざまな国への出品を自動で行ってくれるツールです。
Webinterpretの主な機能は、大きく3つあります。
- eBay US以外の国への自動出品
- 自動翻訳
- 価格変更
Webinterpretで自動出品できるのは、フランスやイタリアなど最大12ヶ国です。
各国の言葉に翻訳したうえで自動出品してくれるため、作業時間を大幅に削減でき、効率よく売上UPにつなげられます。
利用可能なサイト
2023年現在でWebinterpretが利用可能なECサイトは、以下の2つです。
- eBay
- Amazon
eBayの場合、eBay.comのアカウントを持っているだけで他国のサイトへ出品できるようになっています。
そのため、多くの国へ展開したいセラーにとっては、非常に便利なツールです。
Webinterpretを導入する5つのメリット
Webinterpretを導入するメリットは、以下の5つです。
- 手軽にアメリカ以外に出品できる
- アカウントを別途作る必要がない
- 成果報酬のみで利用できる
- 日本語でサポートしてもらえる
- リミットアップの交渉材料になる
順番に見ていきましょう。
1. 手軽にアメリカ以外に出品できる
Webinterpretを導入するればアメリカ以外の国へ手軽に出品できるので、売上UPにつなげられます。
販路拡大における大きな障害のひとつが、言語です。
アメリカ以外に出品するとなると各国の言語で商品情報を記載したり、バイヤーとやり取りしたりしなければなりません。
とくに、商品の売れ行きを大きく左右する出品ページをそれぞれの国の言語で作成するのは、大きな手間と時間がかかります。
Webinterpretを導入することで各国のサイトで出品するにあたって、翻訳をはじめとした必要な作業のすべてをツールが担ってくれます。
もっとも気になる言語の壁もWebinterpretが対処してくれるので、アメリカ以外の国にも気軽に出品できるようになるのです。
2. アカウントを別途作る必要がない
複数の国に出品しようとする場合、これまでは各国のアカウントを作成する必要がありました。
それぞれの国でアカウントを作成し、販売しようとすると、出品するまでに時間がかかります。
Webinterpretは手持ちのアカウントだけで他の国へも販売できるようになるため、大幅に費用と時間を節約できます。
アカウントを複数持つ必要がないため、管理も一元化できて手間がかかりません。
販路拡大を目指すセラーにとって、まさに使い勝手のいいツールと言えるでしょう。
3. 成果報酬のみで利用できる
Webinterpretの料金プランは2つあり、せどり初心者でも始められるように月額料金がかからないプランもあります。
詳細は後述しますが、Webinterpretでかかる費用は月額料金+成果報酬です。
販路拡大のメリットが大きいとは言え、リスクは多少なりともあるので、初期費用はできるだけ抑えたい人は多いはずです。
Webinterpretなら成果報酬のみの無料プランから始められるため、リスクを抑えてさまざまな国への販売をスタートできます。
4. 日本語でサポートしてもらえる
Webinterpretは日本語でのサポートが充実している点も見逃せません。
登録時から日本語でのサポートを受けられ、不明点は日本語で解決できるのでスムーズに利用できます。
セラーごとに担当が付き、価格反映などすぐに対応してもらえるなど、細かいサポートが受けられる点も魅力のひとつです。
5. リミットアップの交渉材料になる
eBayせどりの場合、稼ぐために欠かせないのがリミットアップ。しかし、Webinterpretを利用することでリミットを引き上げる交渉材料の1つになるのも、メリットと言えます。
Webinterpretは1つのアカウントで複数国への出品が可能になるものの、出品国の数に応じてリミットを消費します。
つまり、リミットに余裕がないと複数の国への出品ができないと言うことです!
Webinterpretで出品できるようになれば、さまざまな国へ出品することを口実にリミット解除の交渉ができます。
リミット解除をお願いするきっかけになるのはもちろん、eBay側からも配慮してもらえる可能性が高まるのもポイントです。
リミット解除の大切さについては「【画像付き】eBayリミットアップの手順を解説!初心者が250倍アップするためのコツや注意点を紹介」でも詳しく解説しています。
初心者には欠かせない手続きのひとつなので、ぜひ確認しておいてください。
Webinterpretを導入する2つのデメリット
Webinterpretは非常に便利なツールですが、利用するのであれば以下のデメリットも把握しておくことが大切です。
- 手数料が必要
- 多数の通貨を扱う必要がある
ひとつずつ確認していきます。
1. 手数料が必要
Webinterpretは月額料金がかからないプランはあるものの、取引が成立した場合は手数料が発生します。
そのため、価格設定をする際はWebinterpretの手数料を加味したうえで、利益計算を行わなければなりません。
とはいえ、成果報酬型で利用できることから、支払った費用が無駄になる心配をせずに済みます。
また、30日間のお試しでの出品も可能なことから、良心的で利用しやすいシステムといえます。
ただし、売上が低すぎると別途、最低月額料金として12.99ドルが必要になるため、売れる商品を扱うように気をつけましょう。
2. 多数の通貨を扱う必要がある
Webinterpretを導入することで、販売する国に応じてそれぞれの国の通貨を使わなければならなくなります。
これまで米ドルだけでよかった通貨管理が複数になるため、その分の手間がかかる点は理解する必要があるでしょう。
それぞれの国のカントリーリスクや為替変動に注意しなければならないため、一度に増やすと管理しきれなくなる恐れがあります。
どこの国に進出するかは慎重に判断し、管理できるだけの国数からスタートすることも大切な視点です。
Webinterpretを利用する時の3つの注意点
Webinterpretを利用する時の注意点は、以下の3つです。
- リミットに余裕が必要
- トラブルが発生することもある
- 各国の出品禁止商品を確認しておく
ひとつずつ説明します。
1. リミットに余裕が必要
Webinterpretはこれまでに利用していたアカウントを用いるだけで、複数国への出品が可能になるツールです。
出品国数に応じてリミット枠を消費するため、余裕がなければすぐにリミットが底を尽きてしまいます。
アカウントリミットの余裕がなければ後々になって出品できなくなる恐れがあるので、事前に出品可能枠を把握しておきましょう。
リミットの状況によってはデメリットになるものの、逆に十分な余裕がある場合は各国への販売をスタートさせることで、上限まで活用できるようになります。
2. トラブルが発生することもある
複数国への販売をスタートさせるにあたっては、それぞれの国への郵便事情や送付のための準備が必要です。
商品が売れた数に比例してトラブルも増えるため、対策に時間を割かなければならないことも。
トラブルが立て込むと出品どころではなくなるため、事前に対策を立てておく必要があります。
また、商品情報や価格などの同期が遅いなどのトラブルも報告されているため、注意が必要です。
トラブルによって思わぬ損失を抱えるリスクがあることに留意し、万全の体制をもって販路拡大を進めていきましょう。
海外せどりにおけるトラブルについて詳しくは「【体験談あり】eBay輸出でよくあるトラブル事例4選!被害を最小限に抑える相談先も解説」の記事で詳しく解説しています。記事ではeBay輸出に関する内容ですが、せどり全般で参考になる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
3. 各国の出品禁止商品を確認しておく
複数国への販売をスタートさせる前に、各国の出品禁止商品などの情報をしっかり集めておきましょう。
出品商品の中に一つでも禁輸品に抵触する国があると警告を受けてしまい、アカウント規制につながる恐れがあります。
事前に各国のルールを確認しておき、警告を受けないように細心の注意を払いながら出品してください。
Webinterpretでアメリカ以外に出品しているセラーが、禁止商品などの販売を行った場合は、それぞれの国から各国の言語で違反メールが届きます。
警告をもらった場合はすぐに対処しなけらばならないため、急ぎの翻訳に対応できるよう準備をしておくと安心です。
Webinterpretの料金プラン
Webinterpretには2つの料金プランが設けられています。
スタータープラン | ビジネスプラン | |
---|---|---|
月額手数料 | 無料 | 49.99$/月 (年払い499.99$) |
販売手数料(1取引ごと) | 5.5% + 1.29$ | 5.5% |
サポート | ヘルプセンター・メール・チャット | 電話・ヘルプセンター・メール・チャット |
最低月額料金 | 12.99$ | なし |
スタータープラン・ビジネスプランともに、30日間の無料トライアルが可能です。
スタータープランは成果報酬制で、取引があった場合に限り手数料が発生します。
しかし、売上が低すぎると最低月額料金として12.99$の費用が発生してしまう点に注意が必要です。
ビジネスプランは基本的に月額制となっていますが、499.99$ / 年の年払いプランもあります。
最初はスタータープランからスタートし、様子を見ながらビジネスプランへの移行を検討するといいでしょう。
販路を拡大するなら「eBaymag」もおすすめ
eBayで多国籍販売したいなら、Webinterpretではなく「eBaymag」を使うのもおすすめです。
eBaymagはeBay公認ツールとなっており、自動で8ヶ国への自動出品が可能になります。
必要な費用は取引が成立したときの手数料のみで、アカウントを作成することなくeBayにログインするだけで使える点も魅力のひとつです。
ただし、Webinterpretと違ってAmazonでは利用できず、eBayセラー向けのツールになります。
eBaymagについては「自動で8ヶ国に出品できるeBaymagとは?使い方やメリットも解説」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Webinterpretなら簡単に販路を拡大できる!まずは無料で使ってみよう
Webinterpretを使えば、今あるアカウントだけで複数の国へ販路を拡大して商品を販売できます。
無料プランから利用すれば、取引成立時に必要になる手数料のみで利用でき、日本語サポートも充実しているので、気軽に販路拡大に向けて挑戦できるでしょう。
Webinterpretを利用するにあたって注意すべき点は、以下の3つです。
- リミット枠に余裕が必要
- 販売禁止商品や為替事情などに注意する
- トラブルへの対策を事前に準備しておく
ツールを使えば一気に販路が広がり、今までにないビジネスチャンスに出会える可能性があります。
準備や手間も必要にはなりますが、売上を大きく上げるきっかけになるので、トラブル対策も行いながら販路拡大を進めていきましょう。