「スーパーデリバリーってどんなサイト?本当にせどりに使えるのかな…」と疑問に思っていませんか?
スーパーデリバリーは事業者専用の仕入れサイトで、せどりでも十分に使えます。
しかし、利用するためには審査があるなど注意しなければならない点も少なくありません。
そのため、使用する前にメリットやデメリットを理解したうえで登録するのがおすすめです。
今回は現役輸出プレイヤーのゆうきが、スーパーデリバリーについて解説します。
この記事を読むメリットは、以下の3つです。
メリット一覧
- スーパーデリバリーをせどりに使うメリット・デメリットがわかる
- 利益をあげるポイントがわかる
- 利用するときの注意点がわかる
スーパーデリバリーをせどりに使うときによくある質問についてもお答えしているので、利用する前にぜひ参考にしてください!
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画100本以上の攻略ノウハウ、さらには売上管理&利益計算シートまで提供していますので、ぜひご登録ください。
スーパーデリバリーはせどりに使える?概要を説明
スーパーデリバリーは、事業者専用の卸・仕入れサイトです。
せどりにも利用可能で、大きな特徴はアパレルや雑貨など165万点以上の商品を1点から仕入れられることです。
出店企業は3,000社を超えており、条件のよいところを選んで取引できるので、事業規模や資金などに合わせて仕入れができます。
ただし、登録するためには審査があり、個人での消費を目的とした利用はできません。
また、出店企業ごとにルールがあるので、提携時に確認が必要です。
スーパーデリバリーをせどりに使うメリット
スーパーデリバリーはせどりにも使えます。主なメリットは以下の3つです。
- 幅広い商品を扱える
- 大量仕入れや無在庫販売が可能
- 後払いで仕入れられる
詳しく説明していきます。
1. 幅広い商品を扱える
スーパーデリバリーに参加している企業は3,100社以上、仕入れられる商品は165万点以上と幅広い商品を扱えるのが大きなメリットです。
備品や什器、販促物まで仕入れられるので、梱包資材などせどりに必要な商品も卸価格で購入できます。
また、同じ商品を複数の出店企業が取り扱っているため、1社に断られても別の企業から仕入れられます。
1度登録するだけで仕入れの幅が広がるので、仕入れ先が少なくて困っている人にとってはありがたいサービスとなるでしょう。
2. 大量仕入れ・無在庫販売が可能
スーパーデリバリーは大量仕入れが可能なため、利益商品を縦積みでき、安定的な利益が期待できます。
トレンドや人気の商品も次々入荷されており、新規出典企業も随時参入しているので、ライバルとの差別化も比較的しやすいでしょう。
また、提携企業によっては無在庫販売も可能なため、せどりに活用しやすいのも大きなメリットです。
3. 後払いで仕入れられる
スーパーデリバリーでの取引は基本的にクレジットカードとなるため、資金繰りがしやすくなるでしょう。
クレジットカードを利用することで引き落とし日を1ヶ月ほど後ろ倒しにできるので、その間にキャッシュを準備できれば問題ありません。
また、仕入れ費用が十分に用意できない場合も有料プランなら後払い制度(Paid)が使えるため、審査に通過すれば大量仕入れが可能になります。
これから大きく取引数を増やしていきたいときや、もっと利益を上げたいときの強い味方になるでしょう。
スーパーデリバリーを仕入れ先に使うデメリット
スーパーデリバリーを仕入れ先に使うときのデメリットは、以下の4つです。
- 登録に審査がある
- 企業ごとに送料がかかる
- 販売先などに制限がかかる場合がある
- 会費(月額費用)がかかる
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 登録に審査がある
スーパーデリバリーは、登録制の卸サイトです。
事業者やネットショップの運営者であることが前提となり、審査に通過しないと利用できません。
実店舗を持たないせどりの場合、審査に通らない可能性も少なくないため、登録する前に環境づくりに取り組む必要があります。
しかし、卸値で安定して仕入れられるなどメリットも大きいため、時間や手間をかける価値は十分にあると言えるでしょう。
2. 企業ごとに送料がかかる
スーパーデリバリーでの取引は提携企業ごととなるため、発注するたびにそれぞれ送料が発生します。
最低1点から取引できる反面、毎回送料が必要となるため、経費が利益を圧迫しやすくなってしまいます。
送料を抑えるために送料無料ラインまで仕入れたり、1つの企業に取引をまとめたりするなどの工夫が必要です。
ただし、送料無料チケットや不定期に会員に配られるポイントなどもあるので、取引を工夫することで利益を出すことは可能です。
条件のよいところで取引する、送料がかかっても利益が出る商品を扱うなど、工夫をこらして利用するとよいでしょう。
3. 販売先などに制限がかかる場合がある
スーパーデリバリーでは取引企業ごとにルールがあり、制限や販路規制がかかる場合があります。
例えば、ネット販売やAmazonでの販売を禁止しているところもあるため、販路によっては利用しにくい場合も想定されます。
それぞれの企業とのルールを遵守しなければならないので、必ずしも狙った販路で販売できるとは限らない点に注意してください。
4. 会費(月額費用)がかかる
スーパーデリバリーには、フリープランと有料プランの2つがあります。
しかし、後払いを利用するためには月額費用(会費)が発生してしまうため、経費が増えてしまいます。
価格や取引できる企業数に差はないものの、ポイント還元や商品情報のダウンロードができないなどのデメリットがあるため、有料プランがおすすめです。
フリープランと有料プランの違いは、以下の通りです。
フリープラン | 有料プラン | |
---|---|---|
費用 | 無料 | 月額2,200円(税込) |
ポイント還元 | なし | 後払い(Paid)利用で2% |
購入した商品の情報DL | × | ⚪️ |
クレジットカード払い 代引き |
⚪️ | ⚪️ |
卸価格 取引できる企業 購入回数 |
制限なし |
制限なし |
スーパーデリバリーでの仕入れをメインにする場合は、有料プランを利用してもデメリットにはならないでしょう。
まずはフリープランで登録し、卸価格や提携できる企業、仕入れられる商品などを見てから有料プランを検討するのもおすすめです。
スーパーデリバリーをせどりに活用して利益を上げるポイント
スーパーデリバリーをせどりに活用して利益を上げるポイントは、以下の4つです。
- 実績を積んでから登録する
- 販路を複数持つ
- 後払い機能を活用する
- 複数の企業と提携する
詳しく解説していきます。
1. 実績を積んでから登録する
スーパーデリバリーは販売実績が少ないと審査に通りにくい場合があります。
確実に審査に通過するために、実績を積んでから登録するのがおすすめです。
開業準備中でも登録申請は可能ですが、通過するハードルは高めと言えます。
また、スーパーデリバリーは主に実店舗を想定しているため、ネットショップのみで申請する場合も難しいかもしれません。
効率よく審査を通すためにも、ある程度実績を積んでから登録するとよいでしょう。
2. 販路を複数持つ
スーパーデリバリーは販路がネットショップのみで申請した場合では取引できない企業も少なくないため、販路を複数持っておくことが大切です。
とくにメルカリだけ、オークションサイトだけという場合は審査も通らないことが多いため、最低でもきちんとしたネットショップを開設しておきましょう。
ネットショップをまだ持っていないという場合は、Shopifyがおすすめです。
まだ販路が決まっていない、ネットショップを開設するのがこれからという場合は、ぜひ検討してみてください。
Shopifyについて詳しくは「Shopifyで商品が売れない原因5選!改善策や運用するときのポイントまで解説」の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3. 後払い機能を活用する
スーパーデリバリーは後払い機能を活用できることも、大きな特徴のひとつです。
後払いを利用することで資金繰りが楽になるだけでなく、資本が少額でもスタートできるというメリットがあります。
サイト内での取引は基本的にクレジットカードでの支払いになるため、比較的資金繰りはしやすくなります。
加えて、後払い機能も併用してより多くの仕入れを行い出品につなげましょう。
ただし、利用しすぎには十分に注意し、支払いの管理を怠らないように気をつけてください。
4. 複数の企業と提携する
スーパーデリバリーには「取引企業一括申し込み機能」があるので、登録後は一括申請を利用して複数の企業と提携するとよいでしょう。
申請作業を短縮できるだけでなく、同じ商品でも卸価格や送料に差があるため、より利益を上げやすくなります。
ただし、企業によってはネットショップのみ、アマゾンのみは提携不可というケースも少なくないので、提携してもらえる環境を整えることも大切です。
より条件のよい企業と提携し、利益を上げやすい状況で取引できるように頑張りましょう。
スーパーデリバリーをせどりに使うときによくある疑問
ここからは、スーパーデリバリーをせどりに使うときによくある疑問にお答えしていきます。
Q1. 審査に通るにはどうすればいいですか?落ちたらどうなりますか?
せどりでスーパーデリバリーの審査に通過するためには、ネットショップのURLや販売実績が必要です。
審査は事業開始前でも申請できるものの、できれば取引実績を積んでから挑むのがおすすめです。
実店舗があれば審査が通りやすくなります。また、万が一審査に落ちても再審査してもらうことは可能なので、必要条件を満たしてからもう一度チャレンジしてみるとよいでしょう。
審査の基準などサイトを見ても解決できないことは、直接問い合わせてみると安心です。
Q2. メルカリを販路として使うことはできる?
メルカリを販路として使うことは、スーパーデリバリーの審査に通過してからであれば可能です。
メルカリだけを販路として申請すると審査で落とされやすくなるので、別の販路を用意しておくのがおすすめです。
仮にメルカリだけで審査に通過したとしても企業と提携できず仕入れができない場合があるので、できれば複数の販路を用意しておきましょう。
Q3. スーパーデリバリーの掛け率(卸値)はどれぐらい?
商品の卸価格は、平均で上代の4~6掛け程度です。
同じ商品でも企業によって卸価格が異なる場合もあり、すべて同じというわけではありません。
卸価格を確認するためには、出展企業への提携申請が必要です。
企業ごとにキャンペーンなどもおこなっており、相場より安く手に入る場合もあるので、こまめにチェックしてみるとよいでしょう。
スーパーデリバリーはせどりにも利用可能!準備を整えて登録してみよう
スーパーデリバリーはせどりにも使いやすい、事業者専用の卸サイトです。
クレジットカードや後払いが利用できるため資金繰りがしやすく、幅広い商品を扱えるため、せどりをスタートしたばかりの人の仕入れ先としてもおすすめできます。
ただし、登録や出店企業との提携には登録や一定のルールがあるため、デメリットをよく理解したうえで利用することが大切です。
審査に通りやすくするために、実績を積むなど十分な準備を重ねてから申請してみてください。
仕入れ先について悩んでいる人は「【国内外別】せどりの仕入れ先ランキング!利益を得るためのリサーチのコツやおすすめ商品も解説」の記事も参考にしてみてください。国内外にあるあらゆる仕入れ先を紹介しているので、どこで仕入れるべきかわかるようになります。