せどり初心者はどのような失敗が多いのか、気になるのではないでしょうか。
実際にせどり初心者で失敗してしまう人には、共通の特徴があります。
今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、せどり初心者の失敗談や失敗してしまう人の特徴と対策を紹介します。
この記事を読むことで得られるメリットは、次の3つです。
メリット一覧
- せどりで初心者が失敗してしまう理由がわかる
- 失敗談を知ることで同じミスをしないよう対策できる
- 初心者が失敗しないためのポイントを知れる
「せどりで稼ぎたいけど損はしたくない!」という人は、ぜひ記事を最後まで読み進めてみてください!
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
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せどり初心者の失敗談10選
せどりで失敗してしまう初心者には、共通の特徴があります。
ここからは、せどり初心者によくある失敗談を10個紹介します。
知っておくだけで未然に防げる場合があるので、ぜひご一読ください。
1. 価格相場や出品者数のリサーチが不足していた
仕入れる商品を判断する際には、相場や出品者の数を事前に知っておく必要があります。
価格相場を把握していなければ適切な価格で商品を出品できず、利益を出せません。
また、同じ商品を出品するセラー数も把握しておくことで、取るべき販売戦略がわかるようになります。
相場や出品数を把握するおすすめの方法が、SNSやリサーチツールを使うことです。
「【人気商品発見】eBayの売れ筋商品の調べ方5選!リサーチに役立つツールも併せて紹介」の記事では、売れ筋商品を調べる方法について詳しく解説しています。
おすすめのリサーチツールもいくつか紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2. 出品者が多く価格負けしてしまった
出品数が多い商品は需要はある代わりにライバルも多く、価格負けしやすいです。
出品者が多い商品を売りたい場合は値下げの必要があるため、大赤字を出してしまうことが考えられます。
また、事前に相場をリサーチしていても、出品するタイミングで大きく変動していることもあります。
価格勝負になると1品当たりの利益が少なくなるので、薄利多売の消耗戦になる点に注意が必要です。
3. 高額な店舗で商品を仕入れてしまった
初心者がやってしまいがちなミスとして、1つの店舗のみでリサーチしてしまうことが挙げられます。
商品の仕入れ先となる店舗は数多くあります。同じ商品でも仕入れ値に差があるため、高値で仕入れてしまったケースはよくある話です。
2000円で購入した商品が1500円で販売されていた場合、得られる利益は500円少ないことになります。
仕入先は常に3〜5つ程度はピックアップしておき、定期的にリサーチするようにしましょう。
4. 販売できない商品を仕入れてしまった
使用する媒体によっては、販売できる商品が制限されている点にも注意が必要です。
法律によって輸出入が禁止されている物品は明確に決められています。
また、法律上では問題なくても、プラットフォーム独自の規約で規制されている物品もあります。
参考までに、日本からの輸出が禁止されているものを以下にピックアップしてみました。
- 麻薬・覚せい剤
- 児童ポルノ
- 特許権や実用新案権などを侵害する物品
他のセラーが出品していなさそうな物品を販売する際は、事前に法律やプラットフォームの規約を確認し、出品可否をチェックしておきましょう。
5. 配送料で赤字になった
商品を発送する際に生じる配送料を計上していないために、赤字に転落してしまうケースは多々あります。
本や雑貨のような小さな商品を国内に発送するのであれば、送料は数百円程度に抑えられるでしょう。
しかし、掃除機や加湿器のような大型商品を送る場合や、海外へ輸出する場合は数千円単位の送料が発生します。
利益計算をする際は、配送料を毎度計算するように意識しておきましょう。
6. 手数料で赤字が生まれてしまった
販売するプラットフォームで生じる手数料を考慮していなかったために、赤字になるケースもあります。
たとえば、eBayでは出品手数料や落札手数料など、商品を販売するまでにさまざまな手数料が発生します。
利益を確実に確保するために、手数料を考慮した上で販売価格を設定しましょう。
7. 無許可営業でペナルティを受けた
中古品を販売する際は「古物商許可」を取得することが義務付けられています。
古物商許可を得ずに営業していたことが発覚すると、逮捕や罰金など人生に関わる罰則を受ける恐れがあります。
また、新品の商品でも「個人から仕入れる場合は中古品」とみなされる点にも注意が必要です。
古物商許可について詳しくは「eBayで中古品を販売するなら古物商許可が必須!取得するメリット・稼ぐコツを解説」の記事で解説しています。
記事の内容はeBayを中心に取り上げていますが、中古品せどり全般で参考にできるようになっているので、ぜひご一読ください。
8. 不良品を仕入れてしまった
せどりで販売する商品を仕入れたら、発送する前に必ず動作チェックをしておきましょう。
中古品や格安商品を扱うショップで仕入れた場合は、特に不良品を掴まされる可能性が高いです。
見栄えに影響するくらいの傷や汚れがあったり、正常に作動しなかったりなど、商品を確認せずに販売するとクレームに繋がってしまいます。
チェック作業に多少の手間はかかりますが、後々のトラブルを避けるためにも怠らないようにしましょう。
9. 誤った出品情報を記載してしまった
出品する商品の情報に虚偽があると、購入者から悪い評判をつけられてしまうケースがあります。
特に商品状態については出品前に要確認しましょう。
商品の仕入れ先が杜撰な業者だった場合、中古商品であるにも関わらず新品と記載していることもあるくらいです。
自分の目で商品を確認しないまま出品してしまうと、バイヤーからのクレームに繋がり、悪い評価を付けられてしまいます。
悪い評価がつくと信頼性を落とし、その後も売れ行きにも影響を及ぼすので、出品前の確認は必ず行いましょう。
10. 販売タイミングを逃してしまった
販売にうってつけのタイミングを逃すと、不良在庫になってしまいます。
特に季節もの商品はタイミングを逃すと、1年近く需要がないまま保管することになるので、注意が必要です。
季節もの商品の一例として、クリスマスシーズンにしか使えないコスプレや飾り物や、季節家電などが挙げられます。
販売タイミングを逃さないために、仕入れた商品には付箋などに仕入れた理由と販売時期を記載して貼り付けておくといいでしょう。
せどりに失敗する人の特徴
せどりに失敗する人は、次のような特徴を持っている傾向にあります。
- せどりに関する勉強やリサーチをしていない
- 自己流を貫こうとする
- お金の管理ができない
自分自身が当てはまっていないか確認してみてください。
今の段階で当てはまってしまった人は、少しずつ改善できるように努力することが大切です。
せどりに関する勉強やリサーチをしていない
日頃からせどりに関する情報収集をしていない人は辞めてしまう人が多いです。
日ごろからの情報収集を怠ってしまうと、売れない原因を改善できないため、一向に成果が出ません。
せどりの情報はSNSや書籍などで手軽にインプットできるので、日ごろから勉強する癖をつけておきましょう。
自己流を貫こうとする
はじめから自己流でやろうとする人は、遠回りになってしまいがちです。
中には「自分のビジネスだから好きなようにやりたい」と言うスタンスの人もいるでしょう。
結果が出ているのであれば、そのやり方を貫くのも1つの在り方です。
しかし結果が出ていないのであれば、成功している人のやり方やマインドをまずは徹底的に真似することが大切です。
成功する人にも失敗する人と同様に共通点があります。
最短ルートで結果を出せるように、成功している人のやり方やマインドを取り入れることから始めてみてください。
お金の管理ができない
お金の管理に苦手意識を持っている人は利益計算を避ける傾向にあるため、儲ける取引が難しいと言えます。
せどりの利益額を計算する際は、仕入れ額や売上額をもとに算出します。
取引ごとの「仕入額」や「売上」などの数字を管理していないと、次月に向けた戦略を立てられないため、大きく稼ぐのは難しいでしょう。
あまりにも管理できていないと大赤字になっていることにすら気づけず、撤退せざるを得ないケースも出てきます。
お金の管理が苦手な人は、まずは日々の取引の数字を記録することから始めてみてください。
せどり初心者が失敗しないためのポイント
初心者がせどりで失敗しないためには、次のポイントを押さえておきましょう。
- 販路は徐々に増やす
- 最初は少額商品から仕入れる
- 販売管理はツールを活用する
すぐにでも取り入れられることばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
販路は徐々に増やす
商品の回転率を上げて販売量を増やすために、販路を徐々に増やしていきましょう。
販路によって売れやすい商品の種類が異なります。
例えば当サイトで一番おすすめしているせどりの販路はeBayですが、新品の販売には決して向いているとは言えません。
販路に合わせて商品を売ることで、販売数の増加に繋げられます。
ただし、初心者のうちから手を広げ過ぎるとどれも中途半端になってしまい、販路拡大に失敗します。
最初のうちは1つの販路に集中し、ある程度成果を出した段階で検討するようにしましょう。
最初は少額商品から仕入れる
せどりを始めたてのうちは、仕入れ価格が安い商品から取り扱いましょう。
高額商品を仕入れたとしても、売れなかった場合に大きな赤字となってしまいます。
せどりを始めたての人ほど仕入れ資金が少ない傾向にあるため、損失が多いほど生活に支障をきたすケースもあります。
リスクの少ないおすすめ商品は、本やおもちゃなどです。
仕入れた商品が売れるか不安な人は、自分が持っている不用品を販売することから始めてみるのもいいでしょう。
販売管理はツールを活用する
商品や金銭管理に苦戦している人は、販売管理ツールも活用してみてください。
はじめのうちは自己流で管理するのではなく、既存の販売管理用ツールを活用することをおすすめします。
例えばeBay輸出の場合、さまざまな販売管理ツールを無料で利用できるので、作業時間の短縮が見込めます。
eBay輸出に関する販売管理ツールについては「【出品から管理まで】eBay輸出で導入すべきツール8選!メリットと注意点も解説」の記事で詳しく解説しています。
eBay輸出に関心がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
せどりはやめとけといわれる理由とは?
せどりで失敗する人は非常に多いので、中には「もうやめておけ」と言われたことがある人もいるのではないでしょうか。
しかし、正しい方法でせどりに取り組めば、稼げるようになるので諦めてはいけません。
実際にせどりはやめておけ、と言う人のほとんどはやったことがなかったり、すでに失敗して辞めていたりする人です。
せどりはやめとけと言う人の口実は、以下の通りです。
- 必ず稼げるわけではない
- 資金が必要
- ライバルが多い
- 在庫管理が大変
- 赤字リスクがある など
せどり初心者は失敗しながら成功を掴む!
せどりで成功するためには、失敗は避けて通れません。
ただし、失敗しないためのポイントを前もって知っておくことで、最短ルートで利益を増やせるようになります。
初心者はせどりに必要なタスクや、在庫管理のやり方を把握することが大切です。
一度失敗したからといって、諦める必要はありません。改善を繰り返すことで、徐々に利益を出せるようになります。
まずは商品を1つ仕入れて販売することから始めてみましょう。