「eBay輸出を始めるにあたって、ツールは使った方がいいの?」
「ツールではどんなことができるの?」
「おすすめのツールを教えてほしい!」
eBay輸出を行うにあたって、もっと効率よく作業する方法を知りたい方は多いのではないでしょうか。
作業を効率化する上でおすすめなのが、ツールを活用することです。
ツールを上手く活用すれば作業時間の短縮化につながるため、より多くの商品を出品できるようになり、売上の向上も見込めます。
この記事ではeBayのツールについて、以下の内容を解説しています。
メリット一覧
- eBayでツールを導入するメリットと注意点がわかる
- ツールをどの場面で活用できるのか理解できる
- eBay取引で使えるおすすめツールがわかる
eBayでツールを一度導入してしまえば、それなしでは取引できなくなってしまうくらい便利なものです。おすすめツールも紹介しているため、ぜひご一読ください。
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
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eBayでツールを導入する2つのメリット
eBay輸出を取り組むにあたって、ツールを導入するメリットは2つあります。
- 効率良く作業が進められる
- 利益を上げやすくなる
順番に見ていきましょう。
1. 効率よく作業が進められる
eBayのツールを活用すれば、今まで以上に効率よく作業を進められるようになります。
eBayのツールは以下の用途で活躍します。
- 出品
⇒ 出品数の効率化が可能 - リサーチ
⇒ 複数の商品を一気に調べられる - 在庫管理
⇒ 複数の在庫を一括でチェックできる
上記のように、ツールはあらゆる工程で作業を効率化できるようになります。

特に時間の制約がある副業セラーはツールを活用して、効率よく取引を進められるようにしましょう。
2. 利益を上げやすくなる
eBayのツールを導入することで作業効率が向上すれば、商品の出品を効率化できるになるため、利益を上げやすくなります。
出品作業に限らず、リサーチに関するツールであれば高利益商品を見つけやすくなるため、今まで以上に楽に稼げるようになるでしょう。
ツールを導入すれば今まで稼いでいた金額を短時間で済ませられるようになるため、ぜひ導入してみてください。
eBayでツールを導入する際の注意点3つ
eBay輸出ではツールを導入すれば効率よく稼げるようになりますが、一方で注意点が3つあります。
- 導入しても確実に稼げるわけではない
- 費用対効果を確認する
- サポート体制が整っていることを確認する
上記の注意点を押さえておかないと、却って手間取ってしまったり、余計なコストを支払ったりすることになります。順番に見ていきましょう。
1. 導入しても確実に稼げるわけではない
eBayのツールは非常に便利なものですが、導入したからと言って確実に稼げるわけではありません。
確かにeBayのツールを導入すれば出品やリサーチ、在庫管理といった工程を効率化できるので、今まで以上に稼ぎやすくなります。
しかし「稼ぎやすくなること」と「確実に稼げること」は似て非なるもので、ツールを導入したからと言って確実に稼げるわけではありません。



eBayツールを上手く味方に付ければ、今以上に大きく稼げる可能性はあります。努力を怠らずに取り組むようにしましょう。
2. 費用対効果を確認する
eBayツールの中には有料のものもあるため、導入する前に費用対効果を考えるようにしましょう。
費用対効果を考えずにeBayツールを導入してしまうと、ただ損をして終わってしまう恐れがあります。
先述の通り、eBayツールを導入したからと言って確実に稼げるわけではありません。
基本的に有料ツールは無料のものよりも使いやすく工夫されていますが、それに見合った費用であるかどうかは、あなたの使い方次第です。
有料ツールが気になる場合は、支払った費用分の元を取れる見込みがありそうな場合のみ導入しましょう。



3. サポート体制が整っていることを確認する
eBayツールを導入する際は、サポート体制が整っていることも確認しておきましょう。
作業の効率化につながるeBayツールもシステムの1つであるため、利用していると何らかのトラブルが生じるものです。
万が一トラブルに見舞われた際に問い合わせ窓口の有無や、迅速に対応してもらえるか、といったことを確認しておきましょう。
eBay輸出でおすすめの出品ツール3選【出品作業を効率化】
eBayのツールは効率よく稼ぐためにはぜひ活用したいところですが「eBayのツールは何を導入すればいいの?」と気になる方は多いでしょう。
そこでここからは、eBayで出品する際に役立つおすすめツールを3つ紹介します。
- Seller Hub Reports
- オークタウン
- BestOffer
それぞれのツールの特徴について詳しく見ていきましょう。
1. Seller Hub Reports
「Seller Hub Reports(旧FileExchange)」はeBay公式が提供している商品の出品および修正を一括で行う際に役立つツールです。
ユーザーにとってお馴染みのエクセルやGoogleスプレッドシートで編集することになるので、使い方で迷う心配もありません。
Seller Hub Reportsで商品を出品および編集するまでの流れは、以下の通りです。
- Seller Hub ReportsにてCSVファイルをダウロード
- 出品したい商品情報を、①でダウンロードしたCSVファイルに書き込む。CSVファイルはエクセルもしくはスプレッドシートで編集
- 編集したファイルをCSVファイルに変換し、Seller Hub Reportsに再アップロード
- 内容が反映されていることを確認
Seller Hub Reportsについては以下の記事でも詳しく解説しています。使い方の実例も交えているため、使うイメージを知りたい方はぜひご一読ください。


2. オークタウン
オークタウンは、ヤフオクの出品ツールを作成している「オークタウン株式会社」が、eBayジャパン社と提携して提供しているツールです。
オークタウンも先述のSeller Hub Reportsと同様に、CSVファイル上で一括出品および修正が可能なツールです。
一括はもちろんのこと、個別作業にも対応しています。
オークタウンの一番の特徴は、日本企業の「オークタウン社」がツール作成に携わっていることもあり、日本語に対応していることです。



ツールの使い方に迷う心配がないので、ストレスなく効率よく出品および修正作業を実行できます。
3. BestOffer
「BestOffer」はバイヤー側が価格交渉を出せる機能を付与できます。
eBayのデフォルト設定ではバイヤー側からの価格交渉はできません。
出品画面のところで「BestOffer」の項目にチェックすればバイヤー側が希望の価格をセラーに提示できるため、商品取引のチャンスが大幅に増えます。
「でも冷やかしみたいな値段交渉をしてくる人もいそう…」そんな不安を抱えるセラーも中にはいるでしょう。
しかしご安心ください。BestOfferでは指定された金額未満のオファーを受け付けない設定もできるため、冷やかし交渉を相手にせずに済みます。
バイヤー側が交渉の機会を得ることで売上アップを狙える可能性は十分にあるため、ぜひ取り入れてみてください。
BestOfferについて詳しくは、以下の記事で解説しています。設定方法についてもわかるようになっているため、ぜひご一読ください。


eBay輸出でおすすめのリサーチツール2選【高利益商品がわかる】
eBayツールの中には、リサーチに役立つものもいくつかあります。ここでは、リサーチが効率よく進むおすすめツールを2つ紹介します。
- テラピーク
- WUANTO
順番に見ていきましょう。
1. テラピーク
eBayアカウントを所有していれば誰でも利用できるリサーチツールが「テラピーク」です。
テラピークは商品が売れやすい国や、ライバルセラーの数がわかるようになるツールです。
テラピークで調べられる情報は以下の6つです。
- 平均販売価格
- 販売価格帯
- 平均送料(送料無料を除く)
- 送料無料の設定率
- 指定期間内における販売総数
- 販売売上の合計額
最長で直近1年間の売上情報を調べられるため、商品の売れやすさを長期的な視点に基づいて判断できるようになります。
テラピークについては以下の記事で詳しく解説しています。おすすめの使い方についても紹介しているため、ぜひご一読ください。


2. WUANTO
WUANTOはウォッチ数が多い商品をリサーチするのにおすすめのツールです。
ウォッチ数はバイヤーの興味関心度を図る上での重要な指標になります。そのため、ウォッチ数が多い商品を見つけられることで、出品したときに売れやすくなるでしょう。
さらにWUANTOは各国のeBayに対応しているため、リサーチの短縮につながります。
従来のリサーチでは気になる商品があった時に、各国のeBayにアクセスして調べる必要がありました。
WUANTOでは複数の国のリサーチを一気に済ませられるため、大幅な時間短縮につながります。
WUANTOでできることの詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。使い方についても説明しているため、導入を考えている方はぜひご一読ください。


eBay輸出でおすすめの在庫管理ツール2選【在庫切れが防げる】
eBayツールは出品やリサーチだけでなく、在庫管理でも大いに役に立ちます。
そこでここからは、在庫管理におすすめのツールを2つ紹介します。
- HARU(春)
- SAATS Commerce
- MEGAMI
在庫管理向けのツールは、複数の商品を出品されている方は特に使うべきです。1つずつ解説します。
1. HARU(春)
「HARU(春)」はさまざまな通販サイトの在庫状況を6時間ごとにチェックしてくれるツールです。
定期的に在庫状況をチェックしてくれることで仕入れられるか否かを判断できるため、未然に在庫切れやキャンセルを防げるようになります。



また、HARU(春)では在庫状況だけでなく値段の変動があった時も教えてくれるため、仕入れ価格上昇による赤字リスクも避けられます。
HARU(春)を利用する際の注意点は、利用料金が月額で2,560円かかることです。
10日間の無料お試し期間が設けられているため、気になる方は使ってみてください。
2. SAATS Commerce
「SAATS Commerce」は在庫管理に限らず出品やリサーチなど、多様な機能を搭載した有料ツールです。
在庫管理の面においては、以下の機能があります。
- 落札管理機能
⇒ 落札後の取引の流れが一目でわかる - 再出品機能
⇒ ツール内から未落札商品の再出品が可能
SAATS Commerceを利用すれば、eBayへアクセスすることなく取引した商品に関する情報がわかるため、手間がかからずに済みます。
ただし、SAATS Commerceは便利な機能が豊富に搭載されている一方で、月額料金が8,900円とそこそこ高額である点には注意が必要です。
導入する前に費用対効果に見合うことを判断できた場合に、利用するようにしましょう。
SAATS Commerceについては以下の記事で詳しく解説しています。在庫管理以外の機能についても紹介しているため、ぜひご一読ください。
3. MEGAMI
「MEGAMI」では1つの商品に対して複数の店舗およびショッピングサイトの在庫状況を確認できる、在庫管理ツールです。
MEGAMIでチェックできるショッピングサイトは以下の通りです。
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- ヤフオク!
- Amazon
- メルカリ
- ラクマ
特定の仕入れ先しかチェックしていなかった場合、在庫切れを起こしてしまうと他の店舗を探すのに手間取ってしまいます。
しかしMEGAMIであれば一度に複数の店舗をチェックできるため、在庫切れのリスクを大幅に減らせます。
MEGAMIは在庫切れやキャンセルを未然に防げる優れたツールなので、ぜひ取り入れてみてください。
eBay輸出はツールを駆使して効率よく利益を上げよう!
eBay輸出に取り組む際は、ツールを駆使すれば今まで以上に効率よく利益を上げられる可能性があります。
eBay輸出における利益は概ね出品数に比例します。出品数が多いほど作業量が増えるため、効率化が必須となります。
ツールなしで効率よく出品を行おうと思うと、膨大な手間がかかってしまうため、いくら時間があっても足りません。
そこで今回紹介したツールを導入すれば、出品作業はもちろんリサーチや在庫管理など、さまざまな工程で時間の短縮化を実現できます。
作業を効率化できれば空いた時間を使ってさらに出品できるため、より多くの金額を稼げるようになるはずです。
ぜひeBay輸出に取り組む際は、効率よく稼ぐためにツールを導入してみてください。