eBay輸出の始め方– Start eBay –

このコンテンツでは、最新の環境に合わせて「今からeBay輸出を始める人」が最短でスタートできるように解説します。

まず最初に、eBay輸出を始める上で必要な準備は次の4つです。

  1. アカウント準備
  2. 発送準備(CPaSS・eLogi・日本郵便)
  3. 出品準備(ビジネスポリシーなど)
  4. ツール「セルスタ」の導入

この4つが整えば、eBay輸出を本格的にスタートできます。

1. アカウント準備

1-1. サスペンドを避けるための注意点

初期アカウントは、以下のような行為でサスペンドになるリスクがあります。

  • 個人情報(氏名・住所など)を正確に入力しない
  • 過去にサスペンドされたことがあるIPアドレスからアクセスする
  • 実績がないのに、いきなり複数アカウントを作成する
  • 作成直後に、高額品・ハイブランド品・禁止品を出品する
  • 評価0の状態でいきなり出品を始める
  • 評価稼ぎのために、1ドル前後の安い商品を大量購入する
  • 個数制限のある商品を大量販売する
  • 短期間にキャンセルが多発する

これらに該当しないよう、最初のアカウント運用は慎重に進めてください。

詳しくはこちらの記事でも解説しています。

1-2. 準備するアカウントと手順

eBayで販売を開始するために、以下のアカウントを手順通りの流れで準備します。

  1. eBayアカウント登録
  2. Payoneerアカウント登録(eBayの売上受取用)
  3. Payoneerの本人確認・書類提出
  4. eBayアカウントとPayoneerアカウントの紐付け
  5. 必要に応じて、PayPalビジネスアカウントを作成(補助的な決済用)

Payoneerの審査には時間がかかることが多いため、なるべく早めに登録と書類提出を済ませておくと、その後の販売がスムーズになります。​

※「消費税課税事業者選択届出書」「開業届」「青色申告承認申請書」などの税務関連書類は、本コンテンツでは触れあないため、下記の「eBay輸出完全解説動画」でまとめて解説する前提とします。

各作業についても動画と添付資料を参考に進めてください。

  • 00:25:12 書類の提出
  • 00:27:26 開業届の提出
  • 00:31:47 青色申告承認申告書
  • 00:32:01 消費税課税事業者選択届出書
  • 00:33:18 古物商の取得
  • 00:34:46 アカウント作成
  • 00:35:38 eBayでやってはいけないこと
  • 00:43:48 eBayアカウントの登録
  • 00:48:59 Payoneerアカウントの登録
  • 00:59:01 Payoneerの書類提出

アカウント準備が完了したら、続いて発送準備に進みます。

2. 発送準備(CPaSS・eLogi・日本郵便)

2-1. 現状必要な発送サービスの考え方

現在、eBay輸出で海外発送を行うために押さえておくべきサービスは、次の3つです。

現状必要な発送サービス
  1. CPaSS(eBay公式配送プラットフォーム)
  2. eLogi(eBayセラー向け出荷ツール)
  3. 日本郵便(EMS・書状・小形包装物など)

FedEx・DHLは、直接契約も可能ですが、CPaSSとeLogi経由で利用する送料が実務上ほぼ同等レベルの割引になっているため、初心者はCPaSSとeLogiを使えば十分対応できます。

日本郵便は、事前のアカウント登録が必須ではなく、最寄りの郵便局でそのまま利用可能です。

そのため、「登録しておかないと使えない」という意味での準備は不要で、必要になったタイミングで日本郵便窓口を利用すれば問題ありません。

2-2. CPaSS(シーパス)の概要と役割

CPaSSは、eBay Japanが提供している公式の配送サービス一元管理ツールです。

分かりやすく言うと、個人事業主にならなくてもクーリエ割引の料金で海外発送ができるサービスになります。

CPaSSで使えるサービスは3つです。

CPaSSサービス
  1. eBay SpeedPAK- Ship via FedEx
    → FedExサービスが利用できます
  2. eBay SpeedPAK-Ship via DHL
    → DHLサービスが利用できます
  3. eBay SpeedPAK Economy
    → エコノミーサービスが利用できます

ご覧の通り、FedEx・DHLも利用できますし、小形包装物並みに安価に送れるエコノミーサービスもあります。

さらに、アメリカ向けについてはSpeedPAKを利用することでDDP(Delivered Duty Paid)方式に対応でき、関税・輸入税をあらかじめセラー側で処理できるため、受取時の追加請求や通関トラブルを防ぎやすいという大きなメリットがあります。

このようにアメリカに対しては、関税問題への対応や配送の安定性を重視するなら、CPaSSを優先的に利用する選択肢が有力になります。

また、割引やキャンペーンも定期的に行っているので、タイミング次第でお得に利用することもできます。

CPaSSについては、下記の資料と動画をご覧になって登録を進めてください。

  • 00:47:32〜 CPaSS ①CPaSS(アカウント登録)
  • 00:50:57〜 CPaSS ②Orange Connex(アカウント認証)
  • 2:04:34〜 送料設定 ④CPaSS
  • 2:23:15〜 出荷 ⑤ラベル発行・集荷依頼 – CPaSS

下記のユーザーマニュアルもご覧くださいませ。

CPaSSユーザーマニュアル

2-3. eLogiの概要と役割

eLogiは、eBayセラー向けの出荷管理サービスで、CPaSS同様に個人事業主でなくてもクーリエ割引料金で発送が可能です。

ポイントは、FedEx/DHLの直接契約がなくても、「eLogi専用割引料金」でクーリエ発送ができるという点です。

殆どCPaSSと同じサービスになりますが、発送国や商品によってはeLogiの方が送料が安いケースもあるので、CPaSSと併用して活用していくのがおすすめです。

契約方法

eLogiのご登録は、eLogiの公式サイトから進んでいきます。

Screenshot

eBayを新規登録したばかりの場合、eLogi登録ができない場合があるので、その際はこちらからお問い合わせをすると使用可能になります。

それでも使えない場合には、下記のアドレスから直接メールで使用許可の依頼をしてください。

  • ebaylogistics@mi-pick.com(eLogiお問い合わせ)
  • japancs@ebay.com(イーベイ・ジャパン セラービジネスケアへのお問合せ)

使用方法についてはPDFと動画の方を掲載しておきます。

契約完了後

登録以降、eLogiサイトからラベル発行をして発送をする流れとなります。

eLogiの具体的な送料については非公開ですで、eLojiの送料が知りたい場合には、公式サイトのお問い合わせから送料表を依頼すれば送っていただけます。

2-4. 日本郵便の位置づけ

日本郵便(EMS、書状、小形包装物など)は、事前のアカウント登録なく誰でも利用可能です。

日本郵便の特徴
  • 近くの郵便局窓口で、国際発送の受付が可能
  • CPaSSやeLogiのようなツール登録が不要
  • 重量に対しての請求なので、重量やサイズ帯によっては、クーリエより有利になるケースもある

小型の商品を発送している方は、eパケットライトや書状のサービスを利用すると送料が安くなります。

ただし、eBay輸出全体の流れとしては、CPaSS・eLogiのクーリエ発送を主軸にしつつ、ケースによって日本郵便を併用するという整理にしておけば十分です。

2-5. FedEx・DHL「直接契約」の扱い(補足)

FedEx・DHLについては、以下のように補足情報レベルでの解説に留めます。

FedEx・DHL「直接契約」のポイント
  • FedEx BtoC割引アカウント、DHL eBayセラー特別割引アカウントを直接契約すると、正規料金から大幅な割引が受けられる
  • 過去は「直接契約の方が圧倒的に安い」ケースが多かったが、現在はCPaSS・eLogi経由の料金と大きな差が出ないケースも増えている
  • 開業・屋号・発送実績(例:月150件以上、月10万円以上の送料など)が条件となることが多く、初心者にはハードルが高い
  • 最近では契約ができないケースも増えている

そのため、初心者はまずCPaSSとeLogiで実績を作り、必要になったタイミングで直接契約を検討するという扱いで問題ありません。

3. 出品準備(ビジネスポリシー・管理画面など)

発送準備が整ったら、出品のための各種設定を行います。

3-1. ビジネスポリシーを有効化する

ビジネスポリシーとは、以下3つのポリシー設定の総称です。

ビジネスポリシー
  1. 支払いポリシー(Payment policy)
  2. 返品ポリシー(Return policy)
  3. 送料ポリシー(Shipping policy)

これらを設定しないと出品ができないため、初心者の方も必須の設定となります。

出品ごとにその都度設定するのではなく、テンプレート化して使い回すための機能です。

それでは最初にビジネスポリシーを使えるようにする手順から解説します。

下のボタンをクリックしてください。

下記の画面が表示されたら「Opt in」ボタンをクリック

次の画面で「Try now」をクリック。

ビジネスポリシー管理画面が表示されれば有効化完了です。

間違って画面を閉じてしまった場合には、こちらから再度開くことができます。

各ポリシーの設定方法については、一つずつ動画でまとめたので順番にご覧ください。

3-2. 支払いポリシー(Payment policy)の設定

お支払いはManaged Payments(eBay独自決済)というシステムが採用されています。

即時支払いの項目のみチェックがついているか確認しましょう。

3-3. 返品ポリシー(Return policy)の設定

返品設定はSEOの面からも、60日のフリーリターンを推奨します。

また、フリーリターン設定で販売した商品については最大半額までの一部返金ができるというメリットがあります。

3-4. 送料ポリシー(Shipping policy)の設定

送料設定は、クーリエ(eLogi・CPaSS)および最新の関税問題に対応した内容で作成する必要があります。

今回は、発送会社の契約状況に応じた送料設定の作成方法を解説します。

まずは下記の送料設定用シートを開き、ファイルをコピーしてご自身のマイドライブで使用してください。

送料テーブルは契約者により料金が違う場合もあるので、送料表を取得して入力してください。

→ eLogi送料 : eLogiにメールで問い合わせるをすると送料表が貰えます。
→ CPaSS送料 : 公式サイトから送料表をダウンロードすることができます。

細かい設定は、セルスタチャンネルの送料設定解説動画を見ながら作業を進めてください。

  • 00:00 OP
  • 01:07 送料設定について
  • 06:20 配送会社の選び方
  • 11:24 配送会社ごとの設定
  • 26:18 関税設定
  • 34:54 まとめ

ビジネスポリシーの作成方法については以上となりますが、他にも販売前に設定しておくべきことがあるので、一つずつ解説していきます。

3-5. セラーハブの設定

セラーハブ(Seller Hub)は、eBayの使いやすい販売管理画面です。​

セラーハブ
  • 売上・出品状況・メッセージ・広告などが一元管理できる
  • 通常のマイページ画面よりも機能が豊富で、運営効率が上がる

専用の登録ページから、セラーハブに切り替えておきましょう。

セラーハブの登録方法はこちら

3-6. SOLDを積む設定(縦積み)

同じ商品ページで繰り返し販売し、SOLD数を積み上げることで、検索順位や信頼度が上がります。

SOLDを積む設定
  • マルチ数量出品を前提とした設定にしておく
  • 商品が売れても、同じURLで在庫を足して販売を継続できる
  • SEO向上で商品が繰り返し売れやすくなる

これにより、いわゆる「縦積み」ができ、売れやすい商品ページを育てることができます。

SOLDを積む設定方法はこちら

3-7. ストア登録と評価稼ぎ

長期的に販売するなら、eBay上でストア登録を行うことを推奨します。​​

ストア登録
  • ストア未登録でも月250品の無料出品枠はある
  • ただし、ベーシックストア以上に加入すると、最終価値手数料(FVF)が割引になり、利益が残りやすい
  • 長期的にeBayを行うなら最初からベーシックストア加入を推奨する

また、アカウント評価が0の状態からいきなり出品するとサスペンドリスクが高いため、先に10件以上の評価を獲得しておくのが安全です。​

評価稼ぎ
  • eBayで商品を実際に購入して評価を貯める
  • 1ドル前後の安すぎる商品「だけ」を大量購入するのは避ける
  • 少し高めの商品も混ぜつつ、毎日数件ずつ購入して評価を積み上げる

ストア登録の方法はこちら

評価稼ぎの方法はこちら

4. 総合サポートツール「セルスタ」の導入

無在庫販売や多品目運営を行う場合、在庫管理や価格調整を手作業で行うのは現実的ではありません。

そこで、総合サポートツール「セルスタ」を導入することで、以下のような業務を自動化・効率化できます。

総合サポートツール「セルスタ」であれば、在庫管理の他にも多くの強力な機能も実装しています。

セルスタで出来ることの一例を紹介します。

セルスタで効率化できる機能
  • 新規出品機能
    → 仕入れ元情報やeBay商品情報を自動取得するので、面倒な入力作業が大幅に削減され、出品速度が体感1.5〜2倍上がります。
  • 出品管理機能
    → 見やすい管理画面で商品情報を即時変更したり、利益や利益率なども商品単位で管理できます。
  • 在庫管理機能
    → 監視対象サイトの在庫状況を機械的に監視し、在庫切れの場合にはeBayの出品商品も購入されないように、数量変更や出品取り下げの連携を自動的に行う。
  • 注文管理機能
    → eBayのオーダー商品を同期し、注文ステータスごとに管理ができます。eBayで発生した手数料関係も全て反映されるので、より正確な利益を算出できます。
  • 売上管理機能
    → 指定期間の収支状況が視覚的に一目で分かるので、従来の売上管理シートも不要になります。
  • 販売分析機能
    → 商品/カテゴリ/期間別等、様々な切り口で販売状況のデータを分析可能。国別の販売動向を分析し、効果的な販売戦略を立案できます。
  • 価格調整機能
    → 利益率に基づく自動価格調整 / 売れ残り商品の自動値下げ / 再販価格の自動設定の3つのルールで、価格調整を限りなく自動化します。
  • メール機能
    → eBay画面にアクセスしなくてもセルスタから返信可能。自動返信機能やメッセージテンプレートもあるので、返信がカスタマー対応が効率化されます。

これらの機能を利用することで、作業時間を大幅に削減しながら、安定して売上と利益を伸ばすための土台を作ることができます。

セルスタは1ヶ月間の無料お試し期間が用意されているため、まずは実際の運用に組み込んで、使い勝手を確認してみてください。

下記の動画でお申し込み方法や、使用方法を完全解説しています。

5. まとめと次の一歩

本コンテンツでは、最新の運用に合わせて、以下の4つを軸にeBay輸出の始め方を整理しました。

まとめ
  1. アカウント準備(eBay・Payoneer・各種基本設定)
  2. 発送準備は、CPaSS・eLogi・日本郵便の3つを押さえればOK
  3. 出品準備(ビジネスポリシー・送料設定・セラーハブ・ストア・評価)
  4. 総合ツール「セルスタ」による自動化・効率化

FedEx・DHLの直接契約は、今は必須ではなく補足レベルの位置付けで、まずはCPaSS・eLogiを使って発送実績を積み上げれば問題ありません。

eBay輸出を効率的に運営してくためにも、他にもいくつか登録しておくべき初期設定があるので、「初期設定17選・リミットアップ解説」の動画を参考にしてください。

eBay輸出は始めるだけでも準備が多く大変ですが、一旦乗り越えてしまえば後は楽になります。

実践的なことはFREE BIZ MAP内の『マスターノウハウ』を確認して、結果を残せるように一歩一歩進めていきましょう!