eBayで海外向けに商品を販売するとき、ネックになるのが英語です。
特に出品作業では翻訳が必要になる場面が多数出てくるため、日本語で作業できることでスムーズに進められます。
そこで今回は、現役輸出プレイヤーであるゆうきが日本語で出品する方法を紹介します。
この記事を読むメリットは以下の3つです。
メリット一覧
- 日本語で出品する方法がわかる
- 出品が楽になるアプリやツールがわかる
- 日本語で出品するときの注意点がわかる
出品作業を効率化できると出品数が増やせるようになるため、利益の最大化につながります。
まだ使っていないなら今すぐ導入して、効率よく出品できる環境を整えておきましょう!
【結論】eBayで日本語出品するならツールやアプリを使う必要がある
結論から言うと、eBayで日本語出品するなら対応したツールやアプリを使う必要があります。
eBayアプリでは日本語対応を開始していますが、まだまだ非対応な部分が多く、すべての作業をスムーズに行えない状態です。
とはいえ、他のツールであれば日本語対応しているものがあるので、出品にあたって問題はありません!
実際にeBayアプリの日本語化も以前よりはかなり進んでいるので、今後も全項目対応が期待できます。
英語に慣れなくて作業が辛いと感じるときは、ツールやアプリを導入すれば解決できるでしょう。
eBayで日本語出品するおすすめの方法3つ
eBayで日本語出品するときにおすすめの方法は以下の3つです。
- ツールの導入
- eBay公式アプリ
- Google翻訳ツール
詳しく解説していきます。
1. ツールの導入
日本語対応した出品ツールを使えば英語に悩むことなく、スムーズに出品作業ができます。
日本語に完全対応しているおすすめのツールは、以下の2つです。
- オークタウン for eBay
- SAATS COMMERCE 2.0
「オークタウン for eBay」は、無料で使える出品支援ツールです。
出品に特化したツールで個別出品や一括出品が簡単にでき、出品作業にかかる時間を大幅に短縮できます。
一方の「SAATS COMMERCE 2.0」は月額制の有料ツールで、リサーチから出品、送り状発行まで多機能に使えることが特徴です。
ただし、月額11,550円~かかることから、どちらかというと上級者向けと言えます。
有料ツールは多機能なものが多く便利な反面、やはりコスト面で大きな負担がかかってきます。
費用対効果を十分に検討したうえで、導入することを心がけましょう。
2. eBay公式アプリ
eBay公式アプリも日本語対応が進んでおり、楽に出品できるようになっています。
ただし、eBay公式アプリは完全に日本語対応しているわけではないため、人によっては使いにくいと感じてしまうでしょう。
アプリであればその場で写真を撮って出品できるなどのメリットがあります。
そのため、出品する状況に応じてアプリとツールを使い分けるのがおすすめです。
eBay公式アプリについては以下の記事で詳しく解説しています。設定方法や注意点についても説明しているので、eBay公式アプリを利用する人はぜひ参考にしてみてください。
3. Google翻訳ツール
Google翻訳ツールは、英語が苦手な人にとっては出品に欠かせないツールの1つです。
拡張機能を使うことで、どんな場面でも手間なくすぐに翻訳できます。
Googleの拡張機能を使うにはブラウザをGoogle Chromeにすることが条件になりますが、ワンクリックで簡単に翻訳されます。
アプリやツールと組み合わせれば出品作業が一層楽になり、作業時間を短縮できます。
まだ使っていないなら、ぜひ拡張機能を入れてみてください。
Google翻訳ツールの導入方法や詳しい使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。上手に翻訳するコツも紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
eBayで日本語出品ツールを使うときの注意点
eBayで日本語出品ツールを使うときは、以下の3つに注意してください。
- タイトルにスペルミスがないことを確認
- ツールによっては費用がかかることがある
- バイヤーとのやり取りは英語が基本
詳しく説明していきます。
1. タイトルにスペルミスがないことを確認
ツール使用の有無にかかわらず、タイトルのスペルミスがないことを確認した上で出品しましょう。
スペルミスがあると検索にかからなくなる上に、まったく違う商品と思われて購入を敬遠されてしまうことがあるからです。
日本語対応のツールやアプリで出品するとつい気持ちが緩んでしまい、スペルミスへのチェックが甘くなってしまう場合があります。
タイトルが間違っていると商品が売れなくなる可能性が高いため、スペルの確認を怠らないように気を付けましょう。
2. ツールによっては費用がかかることがある
日本語出品ツールを使うことで作業の効率化を図れる一方で、費用がかかってしまうことがあります。
有料ツールの月額費用が利益を大きく圧迫する要因になってしまうため、費用面については十分に検討しましょう。
利益が少ない時期や出品数がそれほど多くない場合は、無料ツールから試してみるのがおすすめです。
また、ツールにお試し利用期間を設けている場合は、本格的に導入する前に使い勝手を確認してみるといいでしょう。仮に使いこなせなかったとしても、費用を無駄にする心配がありません。
ツールが便利だからと言って、闇雲に導入すればいいものではないので注意してくださいね。
3. バイヤーとのやり取りは英語が基本
eBayのプラットフォームが日本語化されて便利になっても、バイヤーとのやり取りは英語が基本であることも、忘れないでください。
「日本語で入力すれば自動翻訳されてバイヤーに届く…」なんて夢のような状態にはまだなっていないので、問い合わせ対応時には注意しましょう。
バイヤーとのやり取りはだいたい似たような内容になるため、必要な英文を数パターン用意しておけば十分に効率化できます。
実際にGoogle翻訳を使えば大抵のやり取りはクリアできるので、焦らず丁寧に対応していきましょう。
eBay日本語出品ツールを使うなら「オークタウン for eBay」がおすすめ
eBayで日本語出品ツールを使うなら、無料で利用できる「オークタウン for eBay」がおすすめです!
特徴や出品方法を詳しく紹介します。
オークタウン for eBayの特徴
「オークタウン for eBay」の主な特徴は以下の3つです。
- 無料で使える
- 完全に日本語対応している
- 一括出品もできる
- よく使う入力内容をテンプレートとして保存できる
オークタウン for eBayはeBay認定のセラーサポート企業が開発したツールで、無料で使えます。
すべての項目が完全に日本語なので、操作や出品に迷うことがありません。
また、CSVファイルを使った一括出品やテンプレートにも対応しており、出品作業の効率化もできます。
無料とはいえ出品に役立つ機能が豊富に搭載されているので、使わない理由がないツールと言えます。
オークタウン for eBayの出品方法
オークタウン for eBayの出品方法を見てみましょう。こちらは個別出品の画面です。
(出典:オークタウン for eBay)
このように、すべての項目が日本語化されており、入力に迷うことがありません!
配送・決済・返品ポリシーはeBayアカウントの内容がそのまま引き継がれるので。新たに設定する必要がありません。
続いて、一括出品画面も見てみましょう。
(出典:オークタウン for eBay)
こちらもすべて日本語の解説付きなので、とても分かりやすいです。
CSVファイルの扱い方が1つのハードルとなりますが、使い方の動画を見ながら1つずつ操作すれば大丈夫です。
一括出品はeBayでもできますが、英語だと「この項目は何だったかな?」と操作中に手が止まることが多くなりますよね。
日本語だと手を止めることなく作業できるため、驚くほどスムーズに出品できるようになるはずです。
インストールなどのややこしい作業は一切ありません。WEB上で使えるツールなので、ぜひ使ってみてください!
eBayで日本語出品するにあたってよくある質問
ここでは、eBayで日本語出品するときによくある質問にお答えしていきます。
Q1. 日本語出品するメリットは?
日本語で出品する一番のメリットは、作業効率が上がることです。
英語で表示されたフォームへの入力は慣れた人でも意外とストレスになり、出品作業が大量になるとさらに負担が増大します。
日本語に完全対応したフォームでの出品は、本当にストレスなく作業を進められます。
出品数が増えるほど、日本語出品するときの時間や負担の差を大きく感じられるようになるはずです。
Q2. eBayへの問い合わせも日本語でできる?
eBayへの問い合わせは、日本語でできるようになっています!
問い合わせは専用フォームで24時間受け付けており、返信は9時から18時の間に日本人スタッフが行っています。
セラーポータルなどの日本語化も進んでいるので、わからない点もすぐに解決できるはずです!
eBayのツールやアプリで日本語出品してスムーズに進めよう
eBayの出品はツールやアプリを使って日本語のフォームで行うと、スムーズに進められます。
慣れない英語で出品に時間がかかったり英語の意味がわからなくてストレスになったりするなら、アプリやツールを導入してみましょう。
隙間時間を使えたり一括で出品できたりすれば出品作業が楽になり、作業時間の短縮に繋がります。
無料で使えるツールもあるので、初心者バイヤーもぜひ使ってみてください。