せどりに取り組んでいることを他人に話したら「やめとけ」と言われ、始めるべきか悩んでしまう人が多いです。
しかし、せどりは正しく取り組めば、誰でも利益獲得を目指せる合法なビジネスです。
今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、周囲の人が「せどりはやめたほうがいい」と言う理由について解説します。
この記事を読むことで下記のようなメリットがあります。
メリット一覧
- せどりをやめたほうがいいと言われる理由が理解できる
- やめたほうがいい人の特徴が理解できる
- 始めるべきか悩んだときの対処法がわかる
せどりを始めるべきか、これからも継続して取り組むか悩んでいる人におすすめの内容となっています。
ぜひこの記事を参考に、せどりを取り組むべきか判断してみてください。
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画100本以上の攻略ノウハウ、さらには売上管理&利益計算シートまで提供していますので、ぜひご登録ください。
せどりをやめたほうがいいと言われる3つの理由
「せどりはやめたほうがいい」と見たり聞いたりすると、本当に稼げるのか不安になりますよね。
ここでは、やめたほうがいいと言われる理由を3つ解説します。
- 作業量に対して稼げる金額が少ないから
- やることが多くプライベートがなくなるから
- 情報商材やセミナーで詐欺が増えているから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 作業量に対して稼げる金額が少ないから
せどり初心者は作業量に対して稼げる金額が少ないため、やめたほうがいいと言われることがあります。
物販を完全未経験から始める場合、慣れないリサーチや出品作業に時間がかかります。
初心者のときは多くの時間をせどりの作業に充てても得られる利益は少なく、時給に換算すると数百円程度にしかならない人が多いです。
アルバイトや残業のほうが稼げると考え、せどりはコスパが悪いと感じた人が「やめとけ」と言うことに繋がるのでしょう。
2. やることが多くプライベートがなくなるから
せどりで1つの商品を売るまでには以下の作業を行うため、プライベートの時間は少なくなります。
- リサーチ
- 仕入れ
- 出品
- 梱包
- 発送
- 顧客とのやり取り など
とくに発送作業では納期もあるため、自分の予定よりも優先して行わなければなりません。
リサーチも時間をかけて行わなければ利益になる商品を見つからないため、プライベートだけでなく睡眠時間を削って作業をしている人も多いです。
せどりの作業に追われて疲弊してしまうあなたを見て、他の人に「やめとけ」とアドバイスするのでしょう。
3. 情報商材やセミナーで詐欺が増えているから
せどり初心者を狙った詐欺が増えており、騙された人が「せどりはやめとけ」と言うことがあります。
特別なスキルが必要ないせどりは始める人が多く、知識のない人が詐欺師のターゲットになりやすいです。
例えば、せどり関連の詐欺では、以下のようなものが挙げられます。
- 中身のない高額セミナー
- 全く役にたたない有料ツール
- 稼ぎ方を教えない悪質コンサル など
詐欺に遭うとお金を大量に失ってしまうので、甘い言葉には騙されないようにしましょう。
せどりの詐欺については「【暴露】せどりが怪しいビジネスと言われる3つの理由!初心者を狙った詐欺師の手口も3つ紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
せどりはやめたほうがいいと言われる4つのNG行動
せどりには悪いイメージを持っている人が多いため、未経験の人も「やめとけ」と言うことがあります。
せどりのイメージを悪くする行動は4つ挙げられます。
- 商品を買い占めて高額転売
- 店舗仕入れでのマナー違反
- 違法なものやコピーコンテンツの販売
- 古物商許可を取得せずに販売
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.商品を買い占めて高額転売
人気商品や限定商品を買い占めて高額転売する人がいるため、転売へのイメージが非常に悪くなりました。
本来せどりは関わるすべての人が得をするビジネスモデルです。
- 仕入れ先
→在庫の商品が売れ儲かる - 転売者(セラー)
→転売して利益を得る - 購入者(バイヤー)
→欲しかった商品が簡単に手に入る など
買い占めによる高額転売は、転売者のみが得をして他の人に不利益が発生する仕組みになっています。
継続的にせどりで利益をあげるためには、関わるすべての人がハッピーになるビジネスモデルを目指しましょう。
2.店舗仕入れでのマナー違反
店舗に迷惑をかけて仕入れを行うせどらーがいるため、せどりはやめたほうがいいと言われることもあります。
例えば、家電量販店で1日中商品のバーコードを読み取り、販売価格の相場を調べるリサーチ作業。他のお客さんの買い物の邪魔になってしまい、非常に迷惑です。
法律違反ではないとしても、マナーを守り他の人に迷惑をかけないことも大切です。
人がいない平日にリサーチをしたり、短い時間で切り上げたりしてマナーを守って取り組みましょう。
3. 違法なものやコピーコンテンツの販売
違法なものを仕入れて販売したことで逮捕されるせどらーがいるために、犯罪行為だと勘違いしている人もいます。
例えばブランドや漫画などのコピーコンテンツの販売は商標法違反になり、以下のように罰せられます。
第七十八条 商標権又は専用使用権を侵害した者(第三十七条又は第六十七条の規定により商標権又は専用使用権を侵害する行為とみなされる行為を行つた者を除く。)は、十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
第七十八条の二 第三十七条又は第六十七条の規定により商標権又は専用使用権を侵害する行為とみなされる行為を行つた者は、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
引用:商標法
販売の準備をした場合でも、5年以下の懲役または500万円以下の罰金など、罰則が非常に重いです。
利益が出るからといって犯罪行為をするのは止めましょう。
4. 古物商許可を取得せずに販売
中古品の売買をする場合、盗難品などの売買を防止するために古物商許可が必要です。
許可を得ずに中古品を販売すると、3年以下の懲役または100万円以下の罰金を課せられます。
第三十一条 次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
一 第三条の規定に違反して許可を受けないで第二条第二項第一号又は第二号に掲げる営業を営んだ者
二 偽りその他不正の手段により第三条の規定による許可を受けた者
三 第九条の規定に違反した者
四 第二十四条の規定による公安委員会の命令に違反した者引用:古物営業法
取得する義務を知らなかったとしても、警察に捕まる場合があるので注意が必要です。
トラブル発生時に購入者にも迷惑をかけるので、中古品を扱う際は古物商許可を必ず取得しましょう。
せどりをやめたほうがいい人の特徴3選
「せどりはやめたほうがいい」と見聞きしていると、せどりを始めるべきか、もしくは続けるべきか悩む人も多いと思います。
とはいえ、実際にやめたほうがいい人が一定数いるのも事実です。ここでは、せどりをやめたほうがいい人の特徴を3つ紹介します。
- 簡単に稼げると思っている人
- 単純な繰り返し作業が苦手な人
- 失敗を恐れて挑戦できない人
始める際の判断基準にしてみてください。1つずつ解説します。
1.簡単に稼げると思っている人
せどりは誰でも簡単に稼げると思っている人は、やめたほうがいいです。
「月10万円程度ならいけるでしょ」と思っているせどり初心者は一定数いますが、はっきり言って一部を除いて大半の人は稼げません。
せどりはプログラミングや動画編集のような特殊なスキルは必要ないですが、目利きや効率化などの工夫や経験が求められます。
商品の目利きができなければ、リサーチで売れる商品が見つからず利益を得られません。
効率化できないと莫大な作業量に追われ、大きく稼ぐことは難しいです。
1日10分程度の作業で月に数万円稼げるという甘い考え方を持っている人は、今すぐに捨てましょう。
捨てられないのならせどりはやめて、別のビジネスに取り組むのがおすすめです。
2.単純な繰り返し作業が苦手な人
せどりは単純な繰り返し作業が多いため、苦手な人にはおすすめできません。
梱包・発送作業は、誰でもできる頭を使わない単純作業です。
せどりで大きく利益を得られるようになると、月に100件や200件程度の発送を行うようになります。
単純な作業を繰り返すのが苦手な人は、せどり自体が嫌いになると思われるのでやめたほうがいいでしょう。
3.失敗を恐れて挑戦できない人
せどりで稼ぐことは多少なりともリスクを伴うため、失敗を恐れて挑戦できない人も向いていません。
金銭的に赤字になることや、作業時間が無駄になるなどのリスクがあります。
- 仕入れた商品が売れずに在庫として残ってしまう
- 仕入れた商品が不良品で販売できない
- 発送した商品が途中で壊れてしまい返品対応となる など
正しく取り組めば、月に5万円程度の利益は誰でも目指せます。しかし、せどりで稼いだことがある人は、その裏で上記のように不良在庫を作ったり損を出したりしています。
せどりには一切リスクがないと考えている人は、取り組まないほうがいいでしょう。
「せどりをやめたほうがいい」と言われたとしても気にしなくてOK
もし友人や家族に「せどりをやめたほうがいい」と言われても、気にする必要はありません。
新しいことを始めようとするときは、止める人が一定数います。
止める人は大抵の場合、せどりについて理解していない未経験者や少し頑張ってみて挫折した人が多いです。
周りの人の意見も参考にしつつ、最終的な判断は自分で行ってみてください。
せどりをやめるか悩んだときにするべき行動3選
「せどりをやめたほうがいい」と聞いてしまい、始めようか悩む人は多いです。
ここでは、悩んだときにするべき行動を3つ紹介します。
- 成功者の話を聞いてみる
- せどりをする目的を明確にする
- とにかく取り組んでみる
悩んだときの参考にしてみてください。
1. 成功者の話を聞いてみる
せどりで利益を出している人の話を聞いてから、始めるか判断するといいでしょう。
月に稼ぐ金額に対して必要な作業量や、取り組む時間などが具体的にイメージできるようになります。
オンラインサロンやSNSを使えば、直接話すことは難しくてもテキストメッセージで話せるチャンスを作れます。
成功者の話を聞いてから、せどりを取り組むべきかの判断をしてみてください。
2. せどりをする目的を明確にする
そもそも「なぜ」せどりを取り組むのか、目的を再確認してみてください。
目的がはっきりすれば達成するために何をするべきかが明確になり、「始めるかやめるか」の次元で悩むことがなくなります。
例えば、個人で稼ぐスキルを身につけて独立したいと考えている人は、せどりに取り組むといいでしょう。
しかし、ただ収入を増やしたいだけなら、転職をして年収を上げたほうがいい場合もあります。
せどりを行う目的を再確認する際は、以下のことを自問自答してみてください。
- なぜ、稼ぎたいのか?
- なぜ、せどりに取り組みたいのか?
せどりはあくまで、自身の目的を達成する手段の1つでしかありません。目的を明確にして、達成する手段としてせどりが最適なのであれば、ぜひ始めましょう。
3. とにかく取り組んでみる
せどりに悩みながらでも取り組んでみると答えが出ることもあります。
実際に作業をすることで、適正がわかったり新しい情報が入ってきたりするためです。
もし、適性がないと判断してせどりをやめてしまった場合でも、取り組んだ経験はどこかで役立ちます。
- コピー商品の見分け方
- 商品を安く購入するコツ
- 荷物を安く発送する方法
- パソコンスキルの向上
- ビジネスに必要な会計知識
- 顧客のニーズ分析 など
悩みながらでもせどりをしてみて、自分の意志で継続するか決めてみてください。
せどりをやめたほうがいいは気にしないでOK
「せどりはやめたほうがいい」という周りの意見は気にする必要はありません。大抵の場合、せどりを知らない未経験者や初心者が発信していることが多いです。
せどりをする目的を明確化して、取り組んでみてから自分の頭で判断してみてください。
どのせどり手法に取り組むべきか悩んでいる場合は、eBay輸出がおすすめです。
eBay輸出は世界最大規模のオークションサイト「eBay」に出品し、海外へ商品を転売する手法のこと。日本人ライバルが少なく、無在庫転売ができて低いリスクで始められます。
eBay輸出については「eBayで転売を始めよう!おすすめのジャンルや始め方・儲からないときの対処法も解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
ぜひこの記事を参考に、せどりに取り組むべきかの判断をしてみてください。