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海外へ荷物を送るときに気になるのが、発送方法や料金です。
国内へ荷物を発送するときよりも手間がかかり、また発送方法も多岐に渡るので、知らないと送料を余計に支払ってしまうこともあります。
今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、海外発送を安く済ませる方法について詳しく解説します。
この記事で得られるメリットは以下の3つです。
メリット一覧
- 海外発送を安く済ませる方法がわかる
- 海外発送の選び方がわかる
- 発送するときの注意点がわかる
ぜひ最後まで読んで、海外に安く荷物を送る方法を取り入れてみてください。
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画100本以上の攻略ノウハウ、さらには売上管理&利益計算シートまで提供していますので、ぜひご登録ください。
【状況別】郵便局で海外に荷物を送る安いおすすめの方法4選!
海外発送が安いサービスは重量によって異なり、以下の4つがあります。
- 【2キロ以下】小形包装物
- 【2キロ以上】国際小包
- 【小物】手紙(書状)
- 【スピード重視】EMS
詳しく説明します。
1. 【2キロ以下】小形包装物
2キロ以下の荷物を送るなら、小形包装物が最も安く済ませられます。
小形包装物の特徴は以下の通りです。
- EMSや国際小包より安い
- 最大2キロまでの荷物を送れる
- 航空便、船便、SAL便が選べる
小形包装物を送る際は以下のように、規定サイズが決められています。
航空便およびSAL便では460円で書留がつけられ、一部の国に限り追跡ができたり、最大6,000円相当の補償が適用されたりします。
書留をつけた場合は、受取通知サービスも追加できます。
発送できる最小サイズも決められているので、小形包装物で小さすぎる荷物を送るときは注意してください。
2. 【2キロ以上】国際小包
荷物の重量が2キロを超える場合は、国際小包を使いましょう。
国際小包の特徴は、以下の通りです。
- 30キロまでの荷物が送れる(国によって制限あり)
- 3辺の合計が90㎝を超える場合でも対象となる
- 航空便、船便、SAL便が選べる
- 保険(有料)をかけられる
国際小包は有料で最高200万円の保険を付けられます。
また+320円で受取通知サービスも追加できます。
最大30キロまでの荷物に対応しており、使い勝手が非常にいいので、海外へ発送する際はぜひ覚えておきたい方法の1つです。
国際小包について詳しくは「【知らなきゃ損】国際小包を安く発送するコツ5選!発送前に知っておきたい注意点もあわせて紹介」の記事で詳しく解説しています。国際小包を利用する際の注意点もわかるようになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
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3.【小物】手紙(書状)
封筒に入れて送れる小物の場合は、手紙(書状)がおすすめです。
発送できる商品例
- 手紙
- はがき
- 書類
- 雑誌
- CD、DVD など
小さくて平たい物が最適と言えます。
宛先を記入するだけで発送できるので、手続きを簡単に済ませられます。
小形包装物と比較しても価格を抑えられるので、封筒に入る物は手紙(書状)を利用しましょう。
4.【スピード重視】EMS
海外発送で一番早く相手の元へ届けられる方法がEMS(国際スピード郵便)です。
EMS便は最優先で扱われるので最短で届けられる反面、最も高い送料が取られます。
EMS便の特徴は、以下の通りです。
- 国によって送れるサイズが異なる
- 2~4日と最短で届けられる
- 冷凍や冷蔵の荷物も送れる
- 2万円まで無料で補償が付く
送料の高さが目に付いてしまいますが、無料で補償が付くなどのメリットがあります。
ただし、国によってEMSの取り扱いのない地域があるので、事前に確認しましょう。
スピード重視で早く届けたい場合は、EMSの活用を検討してみてください。
EMSについては「【VAT徴収ルールに注意】eBay輸出でEMSを利用する3つのメリットと手順を徹底解説!」の記事で詳しく解説しています。EMS利用時の注意点もわかるようになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
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安く海外に荷物を送れるかは速さで決まる!3つの手段と特徴を解説
海外発送の料金は、配達日数によって変わります。
配送手段を料金が安い順に並べると、以下のようになります。
- 船便
- SAL便
- 航空便
それぞれの特徴を、詳しく見ていきましょう。
1. 船便
海外へ最も安く送れる手段は船便です。船便の主な特徴を、以下にまとめてみました。
- 小形包装物、国際小包が対象
- 料金は最も安い
- 到着までに2~3ヶ月かかる
- 追跡がつけられない
船便であれば他の手段よりも送料を抑えられるものの、デメリットとして到着までに時間がかかることが挙げられます。
しかし、海外への発送方法の中で一番安く済ませられるため、急ぎではない荷物を送る場合におすすめです。
到着までに2~3ヶ月ほどかかることから、利用する際は事前に相手方に了承を取るようにしましょう!
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2. SAL便
SAL(サル)便は「エコノミー航空便」とも言われ、日本国内は船便で、海外へは航空便で送る方法です。
場所に応じて配送方法を使い分けることで、航空便より安く船便より早く届けられます。
SAL便の特徴は以下の通りです。
- 小形包装物、国際eパケットライト、国際小包に対応している
- 6日~13日程度で届けられる
- 速さと料金が最もリーズナブル
- 取り扱いのない国や地域があるので注意
SAL便は他の配送方法に比べると、料金と配達日数のバランスが取れていると言えます。
SAL便は2023年12月以降より全面的に取扱いを一時停止しています。他の方法で発送しましょう。
3. 航空便
航空便は飛行機を使って輸送する方法で、以下の特徴があります。
- 小形包装物、国際小包がある
- 料金はやや高め
- 3~6日程度で届けられる
国内・海外とも飛行機で輸送するため、SAL便よりも高くなる一方で、EMSよりは安く済ませられます。
スピード感にこだわりつつも、料金を少しでも抑えたい場合は、航空便を使うといいでしょう。
宅配会社で海外に荷物を安く送る方法
郵便局以外でも海外に荷物を安く送る方法がないか、気になる人も多いでしょう。
ここでは、海外発送できる宅配会社を5つ紹介します。
- ヤマト運輸
- 佐川急便
- FedEX
- DHL
- UPS
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. ヤマト運輸(国際宅急便)
ヤマト運輸の国際郵便は、世界200以上の国と地域に発送できます。
重量は25kgまで対応しており、60〜160サイズと書類に限られます。
仮にアメリカへ100サイズの荷物を送る場合、送料は11,950円で4〜6日程度です。
注意点として、依頼主と受取人のどちらかが個人の場合、以下の国への発送は対応していないことです。
- 中国
- フィリピン
- カナダ
- メキシコ
- ロシア
- ブラジル など
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発送できるサイズは他社よりも限られているものの、送料は比較的安く抑えられることが特徴です。
2. 佐川急便(飛脚国際宅配便)
佐川急便の飛脚国際宅配便は、220以上の国と地域に荷物の発送が可能です。
発送できる荷物は260サイズ50kgまで、対応しています。
仮に10kgの荷物をアメリカへ発送する場合、送料は25,200円で、2〜3日程度かかります。
発送可能な国は多い一方で、ロシアやブラジルといった規模の大きい国でも発送対象外となっている場合があります。
3. FedEX
FedExは世界最大規模の総合航空貨物輸送会社です。
発送できる荷物のサイズは68キロまで対応可能です。世界220以上の国と地域に信頼性の高い輸送サービスを提供しています。
仮にアメリカへ10kgの荷物を発送する場合、送料は約50,000円で1〜3日程度かかります。
ヤマト運輸や佐川急便に比べると送料がやや高めであるものの、重量のある荷物に対応していることが特徴です。
大きい荷物を発送する際に利用してみてください。
FedExを利用する際は、個別契約が必要です
4. DHL
DHLはドイツに拠点がある国際宅配サービスを提供している会社です。
220以上の国と地域へ配送でき、荷物のサイズは280サイズの70kgまで対応しています。
配送用の飛行機を自社で所有しているため、商品を送るスピードは比較的早いです。
実際にアメリカへ10kgの荷物を発送する場合、送料は約50,000円で2日程度で済みます。
スピードを重視して送りたい人におすすめの配送会社です。
DHLを利用する際は、個別契約が必要です。
5. UPS
UPSは1日あたり平均2,470万個の荷物を配送する世界最大規模の宅配業者です。
220の国と地域に配送でき、荷物サイズは400サイズの70kgまでと、本記事で紹介している配送会社の中では、もっともサイズが大きい荷物に対応しています。
仮にアメリカへ10kgの荷物を発送する場合、送料は約30,000〜40,000円で1〜3日ほどかかります。
UPSを利用する際は、個別契約が必要です。
eBayで売れた商品を発送するなら「eLogi」がおすすめ
eBayに出品していた商品を海外に出品する予定の人は、出荷ツール「eLogi」を利用すると、安価な配送料で手間なく配送手続きができます。
本来、利用契約の締結が必要なクーリエ便の「FedEx」を利用でき、作業効率を上げられます。
出荷ラベルとインボイスを自動で印刷してくれるので、配送までの手続きを簡略化して進められます。
利用可能なのはeBayのセラーに限られますが、登録時の手数料は一切かからないので、配送料の節約につながります。
eLogiについて詳しくは「eLogiを使えばeBay輸出の配送料を抑えられる!登録方法および使い方について解説!」の記事で解説しています。eLogiの使い方もわかるようになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
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海外に荷物を送る際に安く済ませる5つの方法
国内へ送る場合に比べると海外発送は送料が高いですが、工夫次第で安く抑えられます。
海外発送の送料を安く済ませる方法は、次の5つです。
- 配送に時間がかかるが安い手段を選ぶ
- 小形包装物で送る
- 大きな荷物は分割して送る
- まとめて発送する
- 切手を使う
順番に見ていきましょう!
1. 配送に時間がかかるが安い手段を選ぶ
海外発送を安く済ませるなら、配送に時間がかかる手段を選びましょう。
海外発送が高くなってしまう主な理由は移動距離が長く、短期間で届けるために飛行機を使う必要があることです。
しかし船便やSAL便など、船を利用する発送方法であれば飛行機に比べると日数がかかる代わりに、料金を安く抑えられます。
急ぎの荷物でない場合は船便を使った配送方法を選び、送料を抑えるようにしましょう。
2. 小形包装物で送る
荷物の重量が2キロ未満であれば、小形包装物で送りましょう。30キロ未満の荷物が対象の国際小包よりも、安い値段で送れます。
小形包装物の配送方法は、以下3つから選べます。
- 航空便
- SAL便
- 船便
2キロ未満の小さな荷物であれば、船便の小形包装物が最も安く送れる方法です。
ただし、小形包装物で送れる荷物サイズや重さは細かく決められているので、発送前に規定に収まっていることを確認しましょう。
3. 大きな荷物は分割して送る
大きな荷物は分割して送ると、配送料を抑えられることがあります。
国際小包1個の料金よりも、小形包装物2個に分けて送るほうが安い場合があるからです。
小形包装物で送れる重さとサイズに分割できそうな場合は、どちらが安く済むか比較した上で発送するといいでしょう。
4. まとめて発送する
荷物を複数送る場合は、一度にまとめて発送すると割引が適用されます。
料金後納もしくは現金による別納で支払った荷物のみが対象ですが、10%以上のお得な割引を受けられます。
国際小包やEMSを10個以上送るなら、後述する割引制度を活用して送料をお得に済ませましょう。
5. 切手を使う
割引制度が使えない荷物は、切手を使って送ると送料を少しだけ安くできます。
切手は金券ショップなどで額面よりも安く売られていることがあり、送料に充てれば数百円単位での節約が見込めます。
まとめて発送できずに割引が適用されない場合は、切手を使って送りましょう。
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安く海外に荷物を送るなら国際郵便!割引で利用する方法3選
海外発送を安く済ませるなら、国際郵便のサービスを利用するのが一番です。
常にたくさんの荷物を発送する場合は、以下3つの割引が利用できます。
- 都度割引
- 月間割引
- 年間実績割引(EMSのみ)
ただし、3つの割引はいずれか1つしか適用されない点には注意が必要です。それぞれの割引について、詳しく見ていきましょう。
1. 都度割引
都度割引は同時に複数の荷物を差し出すときに使える割引です。
対象となる郵便物と割引になる最小差出通数は、以下の通りです。
- 通常郵便物:1,000通以上
- 国際小包:10個以上
- EMS:10個以上
通常郵便物は1,000通以上、国際小包やEMSは10通以上を同時に差し出すことで、10~20%割引になります。
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2. 月間割引
月間割引は、1ヶ月間の差出通数が一定以上のときに使える割引制度です。
対象となる郵便物と最小差出通数は以下の通りです。
- 通常郵便物:3000通以上
- EMS:50個以上
月間割引は「都度まとめるのは難しいけど、月間ならたくさん送る!」という人におすすめです。
3. 年間実績割引(EMSのみ)
年間実績割引はEMSのみに適用される割引で、過去1年間に差し出した個数に応じて翌年の割引率が決められます。
年間実績割引の差出個数と、適用される割引率は以下の表にまとめてみました。
過去1年間の差出個数 | 割引率 |
---|---|
6,000個~ | 20% |
8,000個~ | 21% |
10,000個~ | 22% |
15,000個~ | 23% |
30,000個~ | 24% |
60,000個~ | 25% |
120,000個~ | 26% |
過去1年間の差出個数が6,000個未満でも、今後1年間に年間実績割引の条件を満たす見込みがある場合は、特例制度が利用できます。
海外発送の個数が急に増えたときや、今後も続けて多数の発送予定がある場合は、年間割引の利用を検討してみてください。
安い値段で海外に荷物を送るときの注意点5つ
海外へ荷物を送るときには、以下の5点に注意しましょう。
- 送れる荷物かどうかを確認する
- しっかり梱包する
- 国際郵便はマイページサービスを使う
- SAL便は対応していない国がある
- 書留や保険を付ける
詳しく説明していきます。
1. 送れる荷物かどうかを確認する
海外発送の場合、荷物の中身によっては送れない物品があります。
以下の物品は禁制品に該当し、全世界共通で国際郵便では送れないので注意しましょう。
- スプレー缶
- 花火
- クラッカー
- マニキュア
- 電子タバコ
- モバイルバッテリー
- アルコール濃度24%を超える以下のもの
- 日焼け止め
- ヘアトニック
- アルコール飲料 など
禁制品以外にも各国の法律や条例によっても異なるため、その都度確認が必要です。
実際にお酒やたばこ、食品は国によって制限がかかっている場合が多いため、事前に確認しましょう。
また、段ボール箱に描かれている絵が禁制品に該当する場合も、間違えられて送れない場合があります。
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国ごとの禁制品は日本郵便の「国・地域別情報(国際郵便条件表)」で確認できます。送る前に必ず確認しましょう。
海外へ送れない物品については「海外転売で合法・違法となるケースを詳しく解説!注意すべきポイントや疑問もまとめて解決」の記事で詳しく解説しています。海外転売を行う人向けの記事ですが、発送時に合法か否かがわかる内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。
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2. しっかり梱包する
海外発送するときは、国内で荷物を送るときよりも丁寧に梱包する必要があります。
特に壊れ物を送るときは、注意が必要です。
日本のように丁寧に扱ってもらえる可能性は低いため、放り投げられても壊れないくらい丁寧に包む必要があります。
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海外発送の際は、以下の点に注意して梱包しましょう。
- 厚めのしっかりした段ボールを選ぶ
- 中身が動かないように緩衝材で埋める
- 液体は口を締め直して固定する
- 紙や書籍など濡れると困るものはあらかじめ水濡れ処理をしておく
- 封筒で送る場合は緩衝材付きのものを選ぶ
液体やビンに入ったものは万が一に備えて二重に梱包しておくと、破損したときの被害を最小限にできます。
ただし、厳重に梱包するほど重くなってしまうため、重量がギリギリの場合は注意が必要です。
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3. 国際郵便はマイページサービスを使う
海外発送するときは、国際郵便マイページサービスを使いましょう。
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国際郵便マイページサービスであればアドレス帳や内容品のデータ登録ができる他、必要なラベルや書類をすべて印刷できます。
国によっては手書きのラベルでは受け付けてくれない場合があるため、最初からマイページサービスを使っておくと安心です。
ラベル印刷はパソコン版なら自宅で、スマホ版なら郵便局にある「ゆうプリタッチ」でできます。
4. SAL便は対応していない国がある
SAL便は国によっては対応していないため、配送先国が対応エリアであることの確認が必要です。
2024年2月現在、新型コロナウイルス感染症の影響で、SAL便の取扱いは全面的にストップしています。
そのため、別の方法で発送する必要があります。
SAL便自体は便利なサービスなので、定期的に再開するかどうかチェックしてみるのもいいでしょう。
5. 書留や保険をつける
海外へ荷物を送るときに多いトラブルが、紛失や破損です。
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大切な荷物を送るときは補償や書留、保険を追加するなどして、自衛することが大切です。
万が一の紛失および破損に備えて、書留や保険を付けておきましょう。
海外に荷物を送る場合にかかる費用を国ごとに解説
実際の国へ配送する場合、どのくらい費用がかかるのか気になりますよね。
ここでは、代表的な3つの配送先費用について解説します。
- 米国(グアム等海外領土を含む)
- オセアニア・北米(米国を除く)・中近東・ヨーロッパの国
この記事で紹介した4つの配送方法を表にまとめたので、それぞれ確認してみてください。
1. 米国(グアム等海外領土を含む)
発送方法 (荷物重量) |
料金 | 日数 |
---|---|---|
航空便での小形包装物(1kg) | 2,720円 | 7日 |
航空便での国際小包(3kg) | 9,200円 | 7日 |
航空便での手紙(書状)(25g) | 140円 | 7日 |
船便での小形包装物(1kg) | 1,300円 | 2~3ヶ月 |
船便での国際小包(3kg) | 4,000円 | 2~3ヶ月 |
船便での手紙(書状)(10g) | 120円 | 2~3ヶ月 |
EMS(1kg) | 5,300円 | 3日 |
EMS(3kg) | 10,300円 | 3日 |
※2024年2月28日調べ
アメリカへ荷物を発送する場合、EMSなら1万円超する場合はあるものの、手紙(書状)なら100円台で済ませられます。
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そのため、封筒に入れられる物は手紙(書状)を利用しましょう。
航空便に比べて船便が安いですが、発送日数が2ヶ月程度かかるため、余裕があるときに利用してみてください。
2. オセアニア・北米(米国を除く)・中近東・ヨーロッパの国
発送方法 (荷物重量) |
料金 | 日数 |
---|---|---|
航空便での小形包装物(1kg) | 2,130円 | 7日 |
航空便での国際小包(3kg) | 8,150円 | 7日 |
航空便での手紙(書状)(25g) | 140円 | 7日 |
船便での小形包装物(1kg) | 1,300円 | 2~3ヶ月 |
船便での国際小包(3kg) | 3,700円 | 2~3ヶ月 |
船便での手紙(書状)(10g) | 120円 | 2~3ヶ月 |
EMS(1kg) | 4,400円 | 3日 |
EMS(3kg) | 8,800円 | 3日 |
※2024年2月28日調べ
オセアニアや北米、中近東・ヨーロッパの国へ荷物を発送する場合、小形包装物の価格がとくに安いです。
アジアおよびアメリカ以外の国へ発送する場合は、基本的に上記の料金を適用することになるでしょう。
例えば、1kgの荷物を発送する場合、航空便での小形包装物なら2,130円。1kgのものを3つ(合計3kg)にした場合、6,390円になります。
3kgの荷物を国際小包で発送すると8,150円かかるので、荷物を分割して小形包装物として発送するほうがいいでしょう。
海外発送で安い方法を探す際によくあるQ&A2つ
海外発送荷物を送る機会は少ないため、料金以外の面で疑問を抱える人が多いでしょう。
ここでは、よくあるQ&Aを2つ紹介します。
- 国際小包とEMSの違いは?
- 国際郵便の料金表はある?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Q1.国際小包とEMSの違いは?
国際小包とEMSの違いは、以下のとおりです。
比較する項目 | EMS | 国際小包 |
---|---|---|
発送方法 | 航空便 | ・船便 ・SAL便 ・船便 |
送料 | 高い | 安い |
発送日数 | 2〜4日 | 5日〜2ヶ月 |
EMSは配送スピードが早いものの、送料が高く配送できる国が限定されています。
国際小包は配送スピードが遅い点はデメリットですが、EMSよりも送料が低い傾向にあります。
どちらの方法で送るかは、バイヤーと相談したうえで決めましょう。
Q2.国際郵便の料金表はある?
配送条件や発送する国によって料金が大きく異なるので、1つの料金表ですべては確認できません。
発送条件や発送する国別の料金表は各配送会社のサイトにありますが、料金と配送日数を確認するツールを利用するほうが簡単に調べられます。
以下の項目を入力すれば、簡単に料金と配送日数がわかります。
- 配送物の種類・重量
- 発送元の都道府県
- 発送先の国or地域
例えば、郵便局で東京からアメリカへ10kgの荷物を送りたい場合、以下のような画面が表示されます。
発送方法別に料金と日数が表示されるので、配送方法の手段を検討しやすいでしょう。
海外発送は工夫次第で安くできる!速さや重さで使い分けよう
海外発送は発送方法などを工夫することで、料金を節約できます。
小さくて軽い、急ぎでない荷物は特に安い値段で送れます!
海外へ発送する際の注意点としては、破損や紛失などのリスクが国内よりもかなり高いことです。
配送中に破損してしまうリスクを防ぐために丁寧に梱包し、丈夫なダンボールを使って送りましょう。
また、万が一紛失した際に迅速に対応できるように、追跡サービスを付けるなどの対策も必要です。
送料を下げれば補償や追跡サービスなどのオプションを付けやすくなります。
ぜひ、海外へ発送する際は安く、かつ安心して送れるように工夫してみてください。
定期的に海外へ荷物を送る場合、発送代行の利用もおすすめです。
国内にある集荷センターへ荷物を発送すれば、めんどくさい手続きを手続きをすべて代行してくれます。
発送代行については「【メリット多数】海外発送代行のおすすめ会社10選!自分にあった業者の選び方についても解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
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