ゆうきeBay輸出は海外へ発送するため、送料が高くなるのは仕方ないと思いつつも、安く送る方法がないか気になるのではないでしょうか。
今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、eBayの送料が高い理由や安く送る方法を詳しく解説していきます。
この記事で得られるメリットは以下の3つです。
メリット一覧
- eBayの送料が高い理由がわかる
- 海外へ安く送る方法がわかる
- 送料設定のコツや送料以外で工夫できること・2026年の最新ルールがわかる
送料は工夫次第で安くでき、ライバルセラーと差別化できる部分です。



デミニミス撤廃やDDP完全義務化など、最新ルールもわかりやすく解説しているので、ぜひ最後まで読んで送料設定に活かしてみてください。
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
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eBayの送料で知っておくべき3つの変更点


最初に、最近改変更された3つの新ルールについて解説します。
- 国際eパケットの廃止と日本郵便の新ルール
- アメリカの税関ルールの変更(デミニミス撤廃)
- アメリカ向け「DDP(関税元払い)」の完全義務化
詳しく見ていきましょう。
1. 国際eパケットライトの廃止と日本郵便の新ルール
停止や廃止が続いていた「国際eパケットライト」ですが、2026年6月から新たに「国際エアパケット」に名称変更され、完全リニューアルされました。
これまでは発送できる国や地域が限定されていましたが、取り扱い国や地域が全世界に拡大され、使いやすくなっています。
国際エアパケットのサービス内容は、以下の通りです。
- 対象:2キロまでの小さな荷物
- 追跡:追跡番号付き
- 配達方法:受取人のポストに直接投函される
料金は第1世帯(中国・韓国・台湾)で720〜2,620円、第4世帯(米国)なら1,200〜5,190円となっており、安価に追跡付きで送るための選択肢が戻ってきました。(日本郵便:国際エアパケット料金表)
配送方法によるお届けスピードの違いは以下の表の通りです。


また、米国側の税関ルール変更(デミニミス制度の運用見直し)に伴い、一時アメリカ向け荷物の一部が引き受け停止となっていましたが、2026年4月から新ルール適用とともに引き受けが再開されています。
ただし、再開にあたっては関税の事前支払い(DDP)が必須という新ルールが追加されており、発送前に差出人がスマートフォン等で事前に関税を支払わなければ発送できなくなりました。
決済完了後、「指定された郵便局の窓口」に荷物を持ち込む必要があるので注意が必要です。





2. アメリカの税関ルールの変更(デミニミス撤廃)
従来のアメリカでは、800ドル以下の小口輸入品に対して関税を免除する「デミニミスルール」と呼ばれる非常に利便性の高い少額免税措置が存在していました。
しかし、このルールは2025年8月29日以降、完全撤廃されることとなり、これまで免税対象だった少額の取引であっても原則として関税が課される仕組みへと移行しました。
この変更にともない、日本郵便によるアメリカ向け荷物の一時的な引き受け停止や、eBayにおける関税元払い(DDP)の義務化といった重大なルール変更が次々と発生しています。
3. アメリカ向け「DDP(関税元払い)」の完全義務化
2025年10月以降、日本からアメリカ宛てに送る2,500ドル未満のほぼすべての取引で、「関税はセラー(売り手)が事前に支払って発送しなければならない(DDP)」という新ルールが義務化されました。
これまでは関税は購入者(バイヤー)負担とされており、商品が届いた時に支払うものでしたが、 ルール変更によりセラーが発送時に送料と一緒に支払うことになったのです。
そのため、 商品価格や送料が関税を含んだ価格に変更されており、送料がより割高に見えるようになっています。
ただし、あらかじめ関税分を上乗せした価格に設定しておかないと関税分がまるまる損失になる点に注意が必要です。
価格設定の例:
本来の送料が2,000円、想定される関税が500円の場合
→アメリカ向けの送料設定を「2,500円」にして出品する
アメリカ関税の目安は、商品価格の15%〜20%程度です。アメリカ以外の国へは従来通りなので、国や地域ごとに送料設定を分ければ問題ありません。
eBayの送料が高いと言われる4つの理由


eBayの送料は、むやみやたらに高いわけではありません。
送料が高いと言われる主な理由は次の4つです。
- 航空便の利用と燃料サーチャージの高騰
- 補償や追跡が必要
- 配送先が遠方
- 商品価格を下げている
順番に見ていきましょう。
1. 航空便の利用と燃料サーチャージの高騰
国際輸送の送料が高くなる大きな要因の一つが「燃料サーチャージ(燃油特別付加運賃)」です。
燃料サーチャージは、原油価格の変動に応じて基本運賃とは別に徴収される追加料金のことで、定期的に価格が見直されています。
クーリエ便では特に、この燃料サーチャージの割合が高くなることが多く、結果的に送料が高くなってしまうのです。
送料が安くなる船便は相手の元へ荷物が届くまでに1~3ヶ月もかかってしまうため、ECサイトでは使いづらい発送方法です。



バイヤーのニーズを満たすために、航空便の利用は避けられません。そのため、eBay送料が高くなってしまうのは当たり前のことと言えます。
2. 補償や追跡が必要
海外発送では国内に比べて荷物の紛失や配送遅延といったトラブルが起こりやすいため、補償や荷物の現在地がわかる追跡サービスの利用が欠かせません。
また、万が一の破損などの事故に備えて、補償(保険)が付いている発送方法を選ぶことも重要です。
例えばEMS(国際スピード郵便)の場合、無料で2万円まで補償が付き、追加料金を支払えば200万円まで拡充が可能です。
トラブルを防ぎながら安心してバイヤーに荷物を届けるためには確実な追跡や手厚い補償が必要不可欠となるため、送料が高くなってしまうのは仕方がないと言えます。
3. 配送先が遠方
eBayバイヤーの居住地はほとんどが海外なので、必然的に送料が高くなります。
バイヤーの居住地が遠方であるほど配達に時間がかかり、それに比例してコストもかかってしまいます。
日本郵便のEMS料金表に照らし合わせると、1kgの荷物を発送する場合の送料は中国や台湾で2,200円、アメリカなら5,300円です。
国内発送の2倍以上の金額になるため、海外発送の送料が高いと感じるのは無理もありません。
4. 商品価格を下げている
eBayではライバルと価格面で差別化を図るために、送料をあえて高く設定しているセラーもいます。
商品を多く売る戦略の1つで、ライバルが多く、価格競争が激しいときによく使われる方法です。
ただし商品価格が安いとしても、送料が高すぎると却って売れなくなってしまうので、おすすめできない方法です。
eBayの送料が高いと購入されない!安く送る方法4選


eBayでは送料があまりに高いと、購入を避けられてしまうだけでなく、自身が得る利益を確保しづらくなります。
商品を安く送る方法は、次の4つです。
- 商品によって配送方法を分ける
- 梱包資材を最適化する
- eBay公式配送ツールを活用する
- 代行業者に頼む
詳しく解説していきます。
1. 商品によって配送方法を分ける
商品によって配送方法を分ければ、送料を節約できる可能性があります。
配送方法を決める際に重要な要素は、サイズや重さや配送日数などです。
配送日数の早さについては、以下にまとめてみました。
- お届けまでの日数が早い→EMSやクーリエ便
- お届けまでの日数が普通→国際エアパケットや宅配業者の航空便
- お届けまでの日数がやや遅い→国際エアパケット
また、商品の重さによる使い分けは、以下の通りです。
- 小さくて軽い荷物→国際エアパケット、CPaSS economy
- 大きくて軽い荷物→EMS
- 大きくて重い荷物→クーリエやeBay 公式配送サービス(CPaSS・eLogi)
商品によって業者や発送方法を使い分け、送料を節約していきましょう。
2. 梱包資材を最適化する
商品サイズに適した箱で発送すれば、必要以上に高額な送料になるのを避けられます。
商品サイズよりも大きい箱を使うと高い料金が適用されたり、緩衝材が多めに必要になったりして、余計に費用がかさみます。
特にクーリエ便は実重量だけでなく、実重量と容積重量のうちどちらか大きい方の重量で料金が決まる点に注意が必要です。
- 実重量(Actual Weight):はかりで計測した、荷物そのものの実際の重さ
- 容積重量(Volumetric Weight):荷物の縦・横・高さ(縦 × 横 ×高さなど)から算出される計算上の重さ
商品サイズに合わせた段ボール箱(カスタム段ボール)を使い、できるだけ小さくするのがポイントです。
ピッタリサイズの箱であれば配送中に商品が動かなくなるため、破損リスクを大きく下げられるでしょう。
輸送トラブルを防ぐためにも、できる限りサイズに合ったものを選ぶようにしてみてください。
3. eBay公式配送ツールを活用する
実績が少ない個人セラーは、クーリエと直接契約を結びにくく、高い送料を払わなければなりません。
しかし、eBay公式ツールを活用すれば初心者でもクーリエ便を安く使えるようになるため、CPaSSやeLogiを利用するとよいでしょう。
初期段階から特別料金が適用されるため送料を安く抑えられるだけでなく、ラベル発行や追跡番号なども自動で適用されるため、出荷作業も効率化できます。
発送ミスのリスクを抑えながら送料も節約できるので、まずは公式ツールを最優先で使うのがおすすめです。
4. 代行業者に頼む
発送にかかる一連の作業を代行業者に頼むことで、作業時間を含めた費用対効果としてコストを節約できます。
配送にかかる手数料は送料とは別に発生しますが、梱包の安心で到着までのスピードも早くなるなどのメリットもあり、とても便利です。
面倒な発送作業を任せられれば、空いた時間をリサーチなどの別作業に使えるので、今以上に利益を上げられる可能性があります。
発送業務を代行業者に頼むメリットについては「【メリット多数】海外発送代行のおすすめ会社11選!選び方や注意点も解説」の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。


eBayの送料が高い!と言われないための送料設定のコツ4選


eBayの送料設定も、送料が高いと言われないために工夫できることの1つです。
送料設定のコツは、大きく分けて4つあります。
- 適正送料を設定する
- 送料無料にする
- 個別設定を活用する
- まとめて発送する
詳しく見ていきましょう。
1. 適正送料を設定する
送料を設定する場合は、適正価格にしましょう。
送料を少し高めに設定する人は一定数いますが、手間でもきちんとサイズや重量を測り、適正価格を設定しておくのがベストです。
もちろん、必要な送料は計上して問題ありません。送料を安くするために必要な梱包や補償をかけないのは、リスクを高くするだけです。
必要な費用をきちんと計算して、送料を設定しましょう。
2. 送料無料にする
送料を別途設定せずに、商品価格に含めることも検討しましょう。
送料込みの値段はわかりやすく、バイヤーの購買意欲を高めてくれるからです。
基本的には全商品を送料無料の設定にして販売すればいいです。
ただし、商品を厳選した上で設定するのであれば、送料の影響を受けづらい以下のような商品です。
- 小さくて軽い商品(送料があまり変わらない)
- 利益率の高い商品(高い利益で送料分をカバーできる)
ライバルセラーの動向も参考にしながら決めるといいでしょう。
ただし、デミニミス撤廃による影響を受け、アメリカ向けの商品はDDP扱いで送らなければならなくなった点に注意が必要です。
関税を含めた金額で送料設定しないと、関税分が大幅に赤字になるので、必ず送料設定を見直しましょう。
最新の送料設定については、「【2026年最新】eBayの送料設定3ステップ!米国デミニミス停止・DDP必須化への対応方法も解説」の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3. 個別設定を活用する
送料を設定するときは、個別設定を活用しましょう。eBayの送料は、発送除外国の指定や国によって送料を分けられます。
個別に設定するメリットは、思わぬ送料がかかって赤字になるといったミスを防げることです。
大まかに設定しすぎると送料で損するケースが多くなるため、事前に商品のサイズや重さをしっかり把握することが重要です。
また、送料が高くなるエリアは別にするなど、要点を絞って設定するといいでしょう。
おすすめの送料設定については「【2026年最新】eBayの送料設定3ステップ!米国デミニミス停止・DDP必須化への対応方法も解説」の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。


4. 複数購入を促す
商品を複数購入してもらえばまとめて発送できるので、送料の節約に繋がります。
クーポンを発行するなどしてバイヤーの購買意欲を刺激し、複数購入に繋げましょう。



クーポンは上手に使うとリピーターの獲得にもつながります。
クーポンを戦略的に活用する方法については「【2025年版】eBay輸出での戦略的なクーポンの発行方法!注意点やタイミングも解説」の記事で詳しく解説しています。クーポンの発行手順もわかるようになっているので、ぜひ参考にしてみてください。


eBayで利益を上げるために送料以外で工夫したいこと3選


eBayでは送料以外にも、以下の3つを工夫すれば利益を上げられます。
- ストア契約を見直す
- 外注を使う
- ツールを活用する
どれも経費を削減し、効率よく稼ぐために欠かせない手段です。
詳しく説明するので、取り組めることから始めてみてください。
1.ストア契約を見直す
eBayでは出品時や落札時に複数の手数料が必要です。出品手数料やストア費用は節約できるため、細かくチェックしてみましょう。
特に以下の2つは多くの人に当てはまるので、要チェックです。
- 出品数に応じたストア契約をする
- ストア費用を年払いにする
手数料の節約方法については「【2026年版】eBayでかかる出品手数料を徹底解説!節約ポイントや気になる疑問も紹介」の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。


2. 外注を使う
ある程度の作業量になってくると、自分だけで作業するよりも外注を使ったほうが利益に繋がりやすくなります。
1人では時間も作業量もすぐに限界が来てしまうため、積極的に作業を外注し、仕組化しながら事業を大きくしていきましょう。
発送作業は外注しやすい作業の1つです。月30万以上稼ぎたいなら、外注化は必須とも言えます。
外注を検討すべきタイミングや詳しいやり方については「eBay無在庫輸出は外注化無しには稼げない!タイミングや募集方法・注意点を解説」の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にして、どんどん自動化を進めていきましょう!


3. ツールを活用する
必要なツールを導入すれば作業を自動化・簡素化でき、結果的に節約につながります。
ツール導入に多少の費用がかかることはあります。しかし、作業の効率化ができるので、かかった費用以上の時間や労力の節約が可能です。
eBayでは多くの作業でツールを導入でき、自動化することでミスも防げ、作業時間も短縮できます。
優秀なツールがたくさん開発されているので、気になるものがあればぜひ導入してみてください。
僕のおすすめのツールや導入するメリットについては「【リサーチ〜在庫管理まで】eBay輸出で使えるツール15選!料金や選び方も解説」の記事で詳しく紹介しています。





eBayの送料が高いのには理由がある!工夫してできるだけ安く抑えよう


eBayの送料は海外への発送が主となるため、ある程度高いのは当たり前です。
破損しないように厳重に梱包したり、補償をかけたりする必要があるため、国内発送に比べるとどうしても割高になります。
しかし、工夫次第で安く抑えられるので経費の節約になり、利益率の向上に繋がります。
今すぐできることから始めて、しっかり利益に繋げていきましょう!




