eBay無在庫販売で稼ぐなら、商品をどこから仕入れるかが重要です。
仕入れ先は複数あったほうが良いのですが、商品の取り扱い数が増えると、管理が複雑になってきます。
そこで今回は、eBayにおすすめの仕入れ先や仕入れ元の管理を簡単にする方法を、現役輸出プレイヤーであるゆうきが丁寧に解説していきます。
この記事を読むことで得られるメリットは以下の通りです。
メリット一覧
- eBay無在庫転売の流れやおすすめの仕入れ先がわかる
- eBay無在庫転売の仕入れ元を管理する方法がわかる
- eBayを仕入れ先にするときのポイントがわかる
eBayは輸出先にするだけでなく、仕入れ先として転売で稼ぐのもおすすめです。
ぜひこの記事を参考に、eBay転売で稼いでみてください。
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画100本以上の攻略ノウハウ、さらには売上管理&利益計算シートまで提供していますので、ぜひご登録ください。
eBay輸出で利益を上げるまでの一連の流れ
eBay輸出で利益を上げるまでの流れは、以下の通りです。
- リサーチする
- 商品を仕入れる
- 商品を出品する
- 商品が売れる
- 入金を確認する
- 発送する
eBayで稼ぐには、適切にリサーチをして売れる商品を販売するのが重要です。
また、売上を伸ばすには出品数を増やす必要があります。
「eBayで稼ぐ手順を4ステップで解説!稼ぐために必須の行動5選や継続的に収入を得る秘訣を6つ紹介」の記事では、初心者がeBayで稼ぐために必須の行動を紹介しているので、収入を増やしていきたい方は必読です。

ちなみに、eBayでは商品が売れてから仕入れを行う「無在庫販売」という方法で稼ぐこともできます。
ただし無在庫販売には「売れてから仕入れ先を確認したら在庫切れを起こしていた」というリスクがあります。
仕入れられない場合はキャンセルすることになってしまうため、在庫管理をしっかり行わなければなりません。
在庫切れキャンセルに対する正しい対処法は「eBayで在庫切れになったときの対処法を解説!ネガティブ評価を受けないキャンセル文も公開」の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

なお、初心者さんに僕ゆうきが仕入れについて指導している有料級の動画【超有料級】ebay初心者のリサーチ~仕入れまでをプロが徹底指導【ebay海外輸出】も参考にして、ぜひ仕入れの極意を学んでください!
eBay輸出におすすめの仕入れ先5選
eBay輸出を行うなら、商品を確実に確保できるように、複数の仕入れ先を持っておくと安心です。
eBay輸出をする際におすすめの仕入れ先は、以下の5つです。
- メルカリ・ラクマ
- 楽天市場・Amazon
- ヤフオク
- eBay
- 実店舗
eBayで商品の仕入れ先に迷う方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. メルカリ・ラクマ
メルカリやラクマといった、いわゆる「フリマアプリ」の特徴は、レアな商品が見つかりやすいことです。
狙っている商品があれば、新規出品がないか随時チェックしておくと、お宝商品が手に入る可能性が高くなります。
メルカリ・ラクマそれぞれ特徴があり、メリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット | |
メルカリ |
・出品数が多い ・ジャンルや商品カテゴリが幅広い ・トレンド商品の流通が早い |
・価格がやや高い傾向がある ・即購入歓迎の商品が多く、交渉しにくい |
ラクマ |
・メルカリより価格が安い傾向がある ・楽天ポイントで仕入れができる/貯まる(楽天ユーザーに有利) |
・出品数が少なく、探しにくい ・商品回転が遅く、トレンド商品を見つけにくい |
なおフリマアプリは素人が出品しており、傷や汚れの状態は本人の主観で判断されているため、詳しく記載していないケースもあります。
商品の状態に疑問があれば、購入前に出品者に質問しておくとよいでしょう。
2. 楽天市場・Amazon
楽天市場やAmazonといった大手ネット通販は、新品を仕入れるのにおすすめです。
新品は商品の状態が良いので、クレームになりにくいメリットがあります。eBay初心者は、新品から始めるとよいでしょう。
しかし、新品はほぼ定価に近い価格で販売されているので、多くの利益を得るのにはあまり向いていません。
また、新品を扱う販売サイトは商品管理が楽なので、ライバルが増えて価格競争に陥りやすい点に注意が必要です。
3. ヤフオク
eBayは中古品の需要が高いため、ヤフオクがおすすめです。
ヤフオクは定期的にクーポンを配布しているので、商品を安く手に入れやすいのも嬉しいポイントです。
しかしメルカリと同様に、個人で出品している人が多いので、商品の状態が分かりにくいことがリスクとなります。
商品の状態が不明なときは、落札前に出品者に確認しておくと安心です。
eBayで稼ぐならライバルと差別化できる商品の出品を意識したほうがいいので、中古品が手に入るヤフオクはかなりよい仕入れ先です。
「eBay無在庫輸出で新品はNG!ヤフオク・メルカリから中古出品が儲かる理由を解説」の記事ではeBay無在庫輸出に中古品がおすすめな理由について解説しているので、ぜひご覧ください。
4. eBay
eBayを仕入れ先とする方法もあります。
海外出品者の中には値付けが甘い人がいるので、実は仕入れ先としてもeBayはおすすめです。
海外のセラーから仕入れて国内で転売するだけで、利益を得られる可能性もあります。
eBayで安く仕入れて、高く出品して稼ぐことを意識してみましょう。
5. 実店舗
実店舗も仕入れ先として優秀な場所です。
実店舗は家電量販店など新品を扱っている店舗が真っ先に挙げられますが、ハードオフやセカンドストリートなどのリサイクルショップもおすすめです。

また、個人経営のおもちゃショップなども仕入れ値が安い商品が多く、高利益を狙えます。
お住まいの近くにリサイクルショップなどの実店舗がある場合は、試しに訪れてみてはいかがでしょうか。
eBay輸出で仕入れをするときの3つのポイント
eBayで仕入れをするときのポイントは、以下の3つです。
- リサーチや利益計算を丁寧に行う
- リサーチツールを活用する
- 複数の仕入れ先を使う
順番に見ていきましょう。
1. リサーチや利益計算を丁寧に行う
仕入れをするときは、リサーチや利益計算を丁寧に行いましょう。
eBay輸出は国内せどりと違って海外へ発送するため、送料が高額になったり、為替変動の影響を受けたり、などのリスクがあります。
そのため、リサーチや利益計算を適当にしていると、想定した利益が確保できず赤字に陥りやすくなります。
赤字での販売を避けるために送料や手数料を正確に計算し、利益が出ることを確認してから仕入れるようにしましょう。
2. リサーチツールを活用する
リサーチにかかる時間を短縮するためにリサーチツールを活用し、効率よく利益が出る商品を探してみましょう。
eBay輸出においてリサーチは非常に重要な工程ですが、こだわりすぎるとキリがない作業です。
そのため、リサーチツールを活用して時間を短縮することが求められます。
リサーチツールは無料のものでも十分な効果が期待できるので、ぜひ取り入れましょう。



おすすめのリサーチツールは「【2023年版】eBayリサーチツールのおすすめ5選!リサーチがうまくなるコツも解説」の記事で詳しく解説しています。


3. 複数の仕入れ先を使う
仕入れ先は複数のサービスを併用しましょう。
安く仕入れるためには複数のジャンルを増やしたり、支払い方法を駆使したりと、工夫が欠かせません。
仕入れ先を固定するよりも、さまざまな仕入れ先を開拓した方が利益の出る商品を見つけやすく、安く仕入れられる可能性が高まるからです。
仕入れ先は実店舗やネットショップやフリマアプリなどが挙げられ、それぞれ特徴が異なります。
少しでも安く仕入れるために複数の仕入れ先で価格を比較して、利益を確保するようにしましょう。
eBay輸出の仕入れで起こりやすいトラブル
eBay輸出の仕入れで起こりやすいトラブルは以下の3つです。
- 商品説明と異なる商品が届いた
- 在庫切れで注文キャンセルになった
- 仕入れ先と連絡が取れなくなった
なるべくトラブルに巻き込まれないよう、事前にどのようなケースがあるのか把握しておきましょう。
商品説明と異なる商品が届いた
仕入れた商品が、商品ページの説明と異なっていたというケースは珍しくありません。
たとえば「新品」と表記されていても、実際には開封済みだったり、外箱に破損があったりすることもあります。
万が一届いた商品に問題があった場合は、仕入れ先のセラーと丁寧にやりとりすることで、返金や返品に対応してもらうことも可能です。
ただし、場合によっては問い合わせに応じてもらえなかったり、返品・交換してもらえたとしても返品送料がかかったりと、必ずしも納得のいく解決ができるとは限りません。
そのため、仕入れ前に商品説明やセラーの評価を慎重に確認し、リスクを最小限に抑えることが重要です。
在庫切れで注文キャンセルになった
注文後に仕入れ先から「在庫なしのためキャンセル」と連絡が来ることがあります。
特にセール品や限定商品、仕入れ先の在庫管理が甘い場合に多いです。
無在庫販売だと購入者への影響が大きく、キャンセル連絡・返金対応・低評価のリスクが発生します。
複数の仕入れルートを確保したり、在庫確認後すぐに発注するなどの対策が必要です。
仕入れ先と連絡が取れなくなった
商品を仕入れた後、仕入れ先と突然連絡が取れなくなるというトラブルが発生することもあります。
特に発送が遅れている場合や、商品に不備があったときに連絡がつかなくなると、解決までに時間がかかってしまいます。
万が一連絡が取れなくなった場合は、仕入れたサイトの運営元に相談するのも一つの手です。
メルカリやヤフオクなどの国内プラットフォームであれば、運営側が介入してくれるケースもあります。
トラブルに備え、事前にセラーの評価や過去の取引実績をしっかり確認することがリスク回避につながります。
eBay輸出で仕入れを行うときの3つの注意点
仕入れを行うときは、以下の3つに注意することが大切です。
- 中古品を扱うときは古物許可証を取得する
- 商品の状態をよく確認してから仕入れる
- 偽物・偽ブランド品を仕入れないようにする
詳しく解説していきます。
1. 中古品を扱うときは古物商許可証を取得する
中古品を仕入れるときは、古物商許可証を取得しましょう。
古物商許可証とは古物を売買または交換するときに必要になる許可証で、未取得のまま扱うと罰せられる恐れがあります。
古物とは、以下の3つに該当するものを指します。
- 一度使用されたもの
- 使用するために取引された未使用のもの
- 上記2つのものに手入れを加えたもの
また、古物商許可を取得する方法は「eBayで中古品を販売するなら古物商許可が必須!取得するメリット・稼ぐコツを解説」の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
2. 商品の状態をよく確認してから仕入れる
日本では輸入可能な商品でも、仕入れ先の国の輸出規制により輸出できない場合があるため注意が必要です。
税関で引っかかると、没収されるだけでなく罰金のリスクも発生します。
また、禁止ではないが特別な許可が必要な規制商品だった場合も、書類に不備があるとなかなか商品が届きません。
原因が仕入れ側にあると気付きにくく、同じようなトラブルを繰り返す恐れもあります。



対策として、輸出先国の規制リストを事前に確認し、輸入実績のある商品を選定することが重要です。
3. 偽物・偽ブランド品を仕入れないようにする
偽物を仕入れてeBayで販売すると、アカウント停止や法的リスクが発生します。
特にブランド品は本物に見えても偽物の可能性があります。
ノーブランドでも、人気ブランド風のコピー品は危険です。



メーカーや正規代理店からの仕入れなら、購入履歴(納品書・インボイス)を保管することで証明対策もできて安心です。
eBay輸出で仕入れる際のチェックリスト
eBayで仕入れを行う際に確認しておきたいチェックポイントをまとめてリストにしました。
チェック項目 | チェック基準 |
仕入れ先の信頼性確認 | 信頼できる実績がある |
商品説明・写真の確認 |
商品状態や付属品など商品の情報に関して不明点がない |
偽物の確認 |
模倣品や偽物ではない |
販売価格の確認 |
eBay内での平均価格を確認し、納得できる利益率を期待できる |
検品の必要性の確認 |
検品済みである(検品されていない場合は、自分で検品できるだけの知識・経験がある) |
仕入れ後のトラブルを防ぎ、安定して利益を出すためにも、上記のチェック項目を一つひとつ丁寧に確認しておくことが大切です。
特にセラーの信頼性や偽物やコピー商品でないかの確認は慎重に行いましょう。
eBay輸出の仕入れ元を管理する方法
eBayで取り扱う商品が増えていくと、仕入れ先の管理が煩雑になってくるため、すぐに確認したいですよね。
仕入れ元を瞬時に確認するには「Custom label」欄に商品の管理番号を入力する方法があります。
以前は仕入れ先のURLを入力するのが主流でしたが、現在はeBay側の監視が厳しくなっているためおすすめできません。
管理番号だけでは仕入れ先が特定できないので、別シートで情報を管理しましょう。
なお、出品した商品管理を効率化できるツールとして「Pasty」というGoogle Chromeの拡張機能があります。
Pastyについては以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はこちらも参考にしてください。


eBay輸出で仕入れがうまくいけば稼げる確率は高い!
eBay輸出で利益を出すためには、商品リサーチや販売方法だけでなく、仕入れについてしっかり押さえておくことが大切です。
この記事では仕入れについて、おもに以下の内容を解説しました。
- eBay輸出の一連の流れ
- おすすめの仕入れ先とその特徴
- 仕入れるときのポイントや注意点
- よくある仕入れトラブルとその対策法
仕入れは「安く仕入れて高く売る」という単純な作業ではありません。
良い仕入先を見極める知識やトラブルへの備え、継続的な仕入れ管理が重要です。
この記事を参考に仕入れ力を磨いて、eBay輸出でしっかり稼げるビジネスを築いていきましょう!