せどりをやってみたいけど、失敗が怖くてチャレンジできない…と悩んでいませんか?
失敗やリスクを必要以上に避けていては、何も始められません。
それでも「できるだけ失敗したくない!」「損失は最小限に抑えたい…」と思うのは当たり前ですよね。
そこで今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、せどりで失敗するケースや対策を徹底的に解説していきます。
この記事を読むことで得られるメリットは、以下の3つです。
メリット一覧
- せどりでよくある失敗がわかる
- 失敗する人の特徴がわかる
- 成功するコツがわかる
ぼくがこれまでにやらかした失敗談も紹介するので、参考にしてみてください。
ぜひ最後まで読んで、せどりで稼げる人を目指しましょう!
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。
クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画100本以上の攻略ノウハウ、さらには売上管理&利益計算シートまで提供していますので、ぜひご登録ください。
手法問わずせどりでよくある失敗8つ【失敗談も紹介】
長くせどりをやっていると、失敗の1つや2つは誰もが経験します。
せどりでよくある失敗は、次の8つです。
- 商品が見つからない
- 不良在庫が溜まる
- アカウントが閉鎖される
- 販売できない商品を仕入れてしまう
- 資金繰りができなくなる
- 赤字になってしまう
- 詐欺商材を買ってしまう
- 借金を作ってしまう
詳しく見ていきましょう。
1. 商品が見つからない
せどり初心者によくある失敗が、商品が見つからなくて出品できないケースです。
せどりを始めたばかりの頃は誰もがつまずくポイントで、最初の壁とも言えます。
商品が見つからない原因は、正しいリサーチ方法を知らないから。
利益を上げるためにはリサーチ力が欠かせないため、正しいリサーチ方法を初期のうちにしっかり学ぶことが大切です。
リサーチ方法や商品が見つからないときの対処法は「【2022年版】eBay輸出のリサーチ方法と商品が見つからない時の対処法4選」にて詳しく解説しています。不安な人は確認しておきましょう。
2. 不良在庫が溜まる
「たくさん仕入れたのに全然売れなかった」「思った価格で転売できず売れ残ってしまった」という失敗例も、せどりではよく聞く話です。
仕入れた商品が不良在庫となってします原因もリサーチや競合調査が甘かったり、詳細まで検討できていなかったりすることが挙げられます。
在庫が溜まると資金繰りが苦しくなるため、少ない資金でやりくりしている場合、撤退を迫られることもあります。
不良在庫は返品や価格競争などでも起こるため、ある程度は仕方のないことです。
キャッシュフローを圧迫する場合は、損切りするなどして早めに対処しましょう。
3. アカウントが閉鎖される
規約違反などを疑われ、アカウントが閉鎖・凍結されることもよくある失敗例です。
失敗談その1
アカウントを始めたばかりのタイミングでシャネルのハイブランドバッグを出品し、偽物の疑いをかけられて一発停止をもらいました。
その後書類の提出で無事に復活はできたのですが、ハイブランド系の商品は規制が厳しいので、初期アカウントは特に注意が必要です。
閉鎖や凍結など、何らかの処分をされてしまうと利益も保留されるため、資金繰りが厳しくなる場合もあります。
アカウントを健全に保つために、以下の3つに注意しましょう。
- 規約違反は絶対にしない
- プラットフォームからのメールはこまめにチェックする
- トラブルはすぐに対応する
決められたルールを守り真摯に対応するだけで、アカウントのトラブルを未然に防げます。
特に規約違反は間違いなくアカウントを危険にさらす行為なので、絶対にやめましょう。
4. 販売できない商品を仕入れてしまう
販売できない商品を仕入れてしまうことも、初期によくある失敗です。
販売できない主な理由は、次の3つです。
- 取り扱い禁止商品
- 出品許可が必要
- 偽物
販売にあたって注意すべき商品は複数あるため、仕入れる前に規約や取扱い禁止商品リストを読み込み、理解しておく必要があります。
また、海外に輸出する場合は、その国の法律にも目を通しておきましょう。
初めて利用する仕入れサイトは慎重に検討し、信頼されているサイト以外で仕入れしないことを徹底してください。
意外と多い失敗なので、念には念を入れてチェックしていくといいでしょう。
5. 資金繰りができなくなる
資金が少ない時やクレジットカードなどで仕入れをしている場合に、特に気を付けるべきことが資金繰りです。
資金繰りができなくなる主な原因は、以下の3つです。
- 商品を仕入れすぎた
- 不良在庫になった
- お金の計算がきちんとできていない
特に初めのうちは仕入れ判断が甘くなりやすく「思ったより売れなかった」というケースが良くあります。
経験不足のうちはリサーチにしっかり時間をかけ、丁寧な判断を行うように心がけましょう。
また、お金のやりくりが苦手な人は現金やデビットカードで仕入れるなど、資金がショートしないための工夫を積極的に取り入れるといいでしょう。
6. 赤字になってしまう
せどりにトラブルはつきものですが、予想していないことで赤字になるケースもあります。
失敗談その2
発送後した商品がバイヤー宅に到着後に、品物が入っていなかったと連絡がありました。
ダンボールの中身は空っぽでバイヤー は激怒しておりeBayでケースをオープン。
その後、こちらも発送した証拠などを提出して戦いましたが、結果はバイヤー有利で全額返金&商品も没収という20万円ほどの大赤字です。
調査の結果は輸送中にUSの職員が盗んだかもしれないということで意味も分からず、保証も数万円しかされませんでした。
特に海外への発送はトラブルが起こりやすく、上記以外にもたくさん対応してきました。
発送する前の準備を徹底しておけば、大きな損失を出すことは少なくなります。
また、こんな失敗談もあります。
失敗談その3
スニーカー販売後の仕入れの段階で、販売したスニーカーがラクマに定価よりも安く出品されていることに歓喜し購入。
その後バイヤー宅に到着後に偽物ということでのリターンリクエストが来ました。
よくよく調べてみるとラクマの出品者は中国の詐欺セラーで、商品自体も完全なパチモノという結果に。
ネガティブ評価ももらい、返品も受け入れることしかできずに損失になりました。
フリマアプリで偽物を仕入れてしまい、損失が出たケースです。
ネットでは本物確認や状態チェックを完璧に行うのは難しく、偽物や粗悪品を掴まされるケースは少なくありません。
仕入れサイトを厳選するなど、ブランド品を取り扱うときは特に注意しましょう。
7. 詐欺商材を買ってしまう
あおりや偽広告に乗せられて詐欺商材を買ってしまい、お金も時間も無駄にしてしまうケースです。
残念なことに詐欺商材は巷にあふれており、何も知らないで購入するとカモられて大金を無駄にしてしまいます。
教材や情報商材を購入するときは衝動で買わず、事前に販売者の情報や口コミをチェックしましょう。
また、本当に自分に必要なものか、きちんと精査してから購入することも大切です。
8. 借金を作ってしまう
稼ぐために始めたせどりなのに、逆に借金が増えてしまうケースもよくあります。
身の丈に合わないペースで事業規模を拡大させたり、闇雲に投資したりするのは危険です。
ある程度のビジネスへの投資は確かに大切ですが、過剰になると自分の首を絞める結果になりかねません。
また、小さなミスや少額の損失も、重なれば資金を圧迫するため、借金で穴埋めせざるを得ないケースもたくさんあります。
少しだからと軽く見るのではなく、繰り返して損失を大きくしないように注意しましょう。
せどりで失敗する人の特徴3選!こんな取り組み方は要注意
せどりで失敗する人には共通の特徴があります。
- 自己流でやりたがる
- 計算が大雑把
- 他人の手を借りるのが苦手
思い当たる点はありませんか?1つずつ確認していきましょう。
1. 自己流でやりたがる
数ある失敗する人の特徴の中でも代表的なのが、詳しい知識もないのに自己流でやりたがることです。
「自己流は事故る」という言葉からもわかるように、基礎も分かっていない段階から自己流でやると、ほぼ間違いなく失敗します。
自己流を取り入れるのは、ある程度の実績を積んでからと心得ましょう。
基礎のリサーチ力や稼ぐ力をしっかりつけてから、自己流を少しずつ取り入れると大きく成果を出せますよ!
2. 計算が大雑把
計算が大雑把な人も、無駄な失敗が多くなります。
送料や手数料など、せどりでは計算が必要な場面が多いため、適当に進めていては正しい利益計算ができません。
実際に取引が完了した後に「気が付いたら赤字だった」なんてことは、よくある話です。
せどりで稼ぐためには丁寧に送料や手数料を計算し、1円でも確実に利益を上げていくことが大切です。
計算が苦手な人は、自動計算ソフトなどを使って効率化すると楽になりますよ!
3. 他人の手を借りるのが苦手
他人のアドバイスを受けたり、人を雇うのが苦手だったりする人も、失敗する可能性が高くなります。
稼いでいくためには、必要な場面で有識者のアドバイスを受けたり、外注を雇って業務を効率化させたりすることが大切です。
すべて1人でやっていくには限界があります。効率良く稼ぐためには、他力を上手に使って業務の効率化を図りましょう。
特に外注やツールなど、業務の効率化を助けるものは積極的に導入すると、順調に売上を伸ばしていけますよ!
【手法別】せどりでよくある失敗
せどりにはどのような失敗例があるのか、具体的に気になる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、よくある失敗をせどりの手法別に3つ紹介します。
- Amazonせどりの失敗例
- 中国せどりの失敗例
- 楽天せどりの失敗例
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. Amazonせどりの失敗例
Amazonせどりでは、FBAに関することや仕入れミスが多いです。
例えば、FBAは納品ラベルを貼り付けてAmazonの倉庫へ商品を配送中にバーコードに傷や汚れが付いてしまい、読み取れず返送されることがあります。
仕入れに関する失敗で多いのは、Amazonで販売できない物を仕入れてしまうことです。
Amazonせどりの仕入れの失敗例
- 出品申請が必要な物を仕入れてしまい手間が増えた
- 出品申請をしたけど承認されず販売できない
- 販売禁止商品を仕入れてしまった など
仕入れ前にはAmazonのセラーセントラル内で商品登録をして、出品できるか確認しましょう。
Amazonせどりの失敗については「Amazonせどりの失敗例7選!失敗しないための注意点や稼ぐためのポイントも詳しく解説」の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
2. 中国せどりの失敗例
中国輸入せどりは、商品の品質に関する失敗が目立ちます。
中国輸入の特徴は商品を安く仕入れられることですが、品質にばらつきがあり、低クオリティな物が送られてくるのはよくある話です。
商品が安いからと大量に仕入れてしまい、不良在庫を抱えてしまう人もいます。
大量仕入れ前にはサンプルを仕入れて品質チェックをしたり、代行業者へ検品を依頼したりして、不良品を仕入れるリスクを減らしましょう。
中国輸入ビジネスについては「【もう悩まない】中国輸入ビジネスが儲からないは嘘!原因と稼ぐためのコツを解説」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
3. 楽天せどりの失敗例
楽天せどりは計算ミスにより、獲得できる利益が減るミスをする人が目立ちます。
楽天せどりを通して獲得できる楽天ポイントには上限が設けられています。
仕入れ額が超過してしまうとポイントが付与されず、利益率が大きく下落、最悪の場合は赤字になるでしょう…。
得られる楽天ポイントの計算は複雑なので、計算ミスをする人は少なくありません。
キャンペーンやSPUなどで獲得できるポイントの獲得上限を把握したうえで、仕入れ計画を立てることが大切です。
計算ミス以外にも楽天せどりが儲からない原因はあります。詳しくは「【まるわかり】楽天せどりが儲からない原因6選!稼ぐためのコツや注意点を解説」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
せどりで失敗しない!成功するためのコツ7選
最後に、せどりで成功するためのコツを7つ紹介します。
- リサーチや競合調査は丁寧に行う
- 一度に大量仕入れをしない
- プラットフォームの規約を遵守する
- 送料や手数料を考えて価格を決める
- 必要な投資をしっかり行う
- クレームには冷静に対処する
- 常に最新情報をチェックする
詳しく解説していきます。
1. リサーチや競合調査は丁寧に行う
リサーチや競合調査は時間をかけて、丁寧に行いましょう。
特に初期のうちはしっかり時間を確保し、検証も行うことをおすすめします。
せどりでの失敗は、ほとんどがリサーチや競合調査が不足しているケースです。
経験を積むことで失敗は少なくなりますが、過信しないことが大切です。
仕入れがうまくいかないときは、リサーチや競合調査が正しい方法で行えていることを、有識者にチェックしてもらうと軌道修正できますよ!
2. 一度に大量仕入れをしない
一度に大量仕入れをすると不良在庫になりやすく、失敗につながりやすいです。
利益の出る商品を見つけても、それだけを大量に仕入れるのはおすすめしません。
利益額や利益率だけで判断するのではなく、資金との兼ね合いや全体のバランス、在庫の回転率を見て仕入れる量を決めましょう。
3. プラットフォームの規約を遵守する
プラットフォームの規約や出品禁止リストは、事前にチェックしておきましょう。
特に海外へ商品を発送する場合は、輸出先と輸入元どちらの国の法律も守らなくてはいけません。
「知らなかった」「読んでなかった」は通用しません。不明点は必ず問い合わせるなど、うっかり違反しないように気を付けましょう。
もし規約違反を疑われたり、アカウントが凍結されたりした場合は、冷静かつ早急に対応することが大切です。
4. 送料や手数料を考えて価格を決める
出品価格を決めるときは、送料や手数料を考えて価格を決めましょう。
同じ商品だからといっていつも同じ価格で出品したり、どんぶり勘定で決定したりしてはいけません。
価格は需要と供給のバランスで決まるため、常に変動しています。
特に海外へ輸出する場合は為替の影響を受けるため、こまめに価格を見直すことが大切です。
5. 必要な投資をしっかり行う
各種ツールや外注費など、必要な投資はしっかり行いましょう。
初期で資金が厳しい時に無理してツールを導入する必要はないですが、余裕ができたら業務の効率化に資金を投入していくことをおすすめします。
目先の利益ばかりを追っていては、いつまでもビジネスを大きくできませんよ!
6. クレームには冷静に対処する
せどりを続けていると、お客様からクレームが来る場合があります。
問い合わせやクレームが来たときは、冷静に対応するように心がけましょう。
破損や未着を理由に、値引きや返金を強要する詐欺も横行しています。
すぐに相手の要望通りに対応するのではなく、おかしいと感じたときこそ慎重に対応していきましょう。
7. 常に最新情報をチェックする
せどりを取り巻く状況は、日々変化しています。常に最新情報をチェックし、変化を敏感に感じ取れるようにしておきましょう。
情報収集におすすめな方法は、以下の3つです。
- 同業者と定期的に情報交換する
- プラットフォームからのメールをチェックする
- 日本や世界のニュースに目を通す
特にeBayなどで海外へ輸出している場合は、為替や輸送状況など影響を受ける部分が大きいため、世界情勢もチェックすることが大切です。
プラットフォームのお知らせなども、欠かさず目を通しておいてくださいね!
初心者でも失敗しにくいせどりの方法3選
せどりにはいろいろな種類があります。ここでは、初心者でも失敗しにくい方法を3つ紹介します。
- 0円仕入れ転売
- 無在庫転売
- eBay輸出
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 0円仕入れ転売
赤字リスクを防げる転売手法が0円仕入れ転売です。
0円仕入れ転売とは、タダで仕入れられるものだけを扱う転売手法のことです。
費用は梱包費や送料だけで済むので、商品が売れなくても赤字になることはありません。
0円仕入れ転売では、主に以下の商品を販売します。
- 無料配布品
- 自然にあるもの
- 不用品 など
利益は低くなりがちですがリサーチや出品など、せどりの基礎知識やスキルを身につけられます。
0円仕入れで商品が売れるようになれば、他のせどり手法でも利益を出せるでしょう。
0円仕入れについては「【初心者必見】0円仕入れは誰でも利益化できる!メリットデメリットやおすすめ商品7選」にて詳しく解説しています。
具体的なおすすめ商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
2. 無在庫転売
在庫を抱えるリスクがない転売手法として、無在庫転売が挙げられます。
無在庫転売では商品が売れてから仕入れるため、売れ残りの心配をせずに済みます。
手元にお金がなくても出品数を増やせたり、商品を保管するスペースを確保する必要がなかったりと、多くのメリットがあります。
反対に商品を仕入れられなかったり、発送が遅れてしまったりとトラブルになりやすいリスクもある点には、注意が必要です。
仕入れ先の候補をいくつか見つけたり、少しは在庫を確保したりしてトラブルを避けましょう。
無在庫転売については「【必見】在庫なしでせどりできる!無在庫転売のメリット・デメリットや稼ぐコツ3つを徹底解説」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3. eBay輸出
海外の販売プラットフォーム「eBay」も初心者におすすめの転売手法です。
eBayとは190以上の国に販売できる世界最大規模のECサイト。日本の製品は海外で人気が高い上にライバルセラーも少ないため、利益を出しやすい傾向にあります。
海外へ商品を発送するため、送料が国内よりも高くなる点はネックですが、事前に利益計算をしっかり行えば大損することはありません。
eBay輸出の始め方については「【初心者必見】eBay輸出の始め方5ステップ!継続的に稼ぐコツについても4つ解説」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
せどり初心者が失敗しないための始め方4ステップ
せどりで失敗してしまうのではないかと、不安を感じて行動できない人は多い傾向にあります。
失敗しないためには、以下4つの作業をしっかりこなしましょう。
- リサーチ
- 仕入れ
- 出品
- 梱包発送
1つずつ解説します。
1. リサーチ
リサーチはせどりで最も大切なので、時間をかけて取り組みましょう。
需要のない商品を仕入れた時点で売れ残りや赤字のリスクが高まります。そのため、リサーチで需要の有無や販売価格を事前にチェックしましょう。
売れそうな商品を見つけたら送料や仕入れ費用も考慮して、利益が出るのか計算してみてください。
2. 仕入れ
リサーチで仕入れる商品を決めたら、商品を購入しましょう。
仕入れのコツは、なるべく安くすることです。仕入れ費用を下げた分だけ、利益が増えます。
フリマアプリや家電量販店などは、値下げ交渉をしてみてください。Amazonや楽天市場などの場合は、プライムセールや楽天スーパーセールなどで大量に仕入れるのもおすすめです。
利益を増やすために、少しでも安く仕入れましょう。
商品を安く仕入れる方法については「安く仕入れる方法やコツ・注意点を徹底解説!おすすめの仕入れ先12選も公開」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3. 出品
商品を仕入れたら、プラットフォームへ出品します。
プラットフォームに関係なく、以下のポイントを押さえて出品しましょう。
- 写真はたくさん載せる
- 説明文は充実させる
- 魅力的なタイトルをつける
特にネット販売では実物を見られない仕様上、写真を上限まで載せておくとバイヤーは安心して、商品を購入してくれます。
また、プラットフォームごとに禁止事項があるので、出品する前に必ずチェックしておきましょう。
4. 梱包発送
商品が売れたら梱包して発送します。
梱包方法は緩衝材を入れたり、ビニールで養生したりすれば大丈夫です。サイズが大きくなると送料が高くなってしまうので、過度な梱包は避けましょう。
また、バイヤーの元へ早めに届けられるように工夫してみてください。早めに届けられればバイヤーからのクレームを未然に防げるだけでなく、高い評価をもらえる可能性があります。
商品破損や遅延でクレームやトラブルが起きないようにしましょう。
せどりの失敗に関するよくあるQ&A3選
ここではせどりの失敗に関するよくあるQ&Aを3つ紹介します。
- せどりで失敗をしたら借金をしますか?
- せどりは法律違反?
- せどりで脱サラしたら失敗しますか?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. せどりで失敗をしたら借金をしますか?
仕入れ方法次第では、借金を背負う可能性は十分にあります。
クレジットカードや銀行からお金を借りての資金調達は、仕入れた商品が売れ残り、返済できない事態が考えられます。
そのため、始めたてで売れ筋商品などがわかっていない状況の場合は、手持ち資金の範囲で仕入れて出品しましょう。
手持ち資金の範囲で取り組む分には損をすることはあっても、借金をする心配はありません。
とはいえ、借金は決して悪ではなく、むしろ手元にお金がなくても大きく稼げるチャンスです。リサーチ力や販売力があれば、リスクを取ってでも借金をしたほうがいい場面もあります。
借金以外にも、せどりにはさまざまなリスクがあります。
詳しくは「転売をする7つのリスクを解説!確実に利益を上げるための4つの方法も紹介」の記事にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
2. せどりは法律違反?
利用するプラットフォームの規約や法律を守れば、違法ではありません。
例えば、以下のような行動は法律違反となります。
NG行動 | 関係法令 |
---|---|
古物商許可なしでの中古品販売 | 古物営業法 |
チケットの高額転売 | 不正転売禁止法 |
無許可で酒を販売 | 酒税法 |
無許可で薬の販売 | 薬機法 |
偽ブランド品の販売 | 商標法 |
中古品を仕入れて転売する場合は、古物商許可が必要です。誰でも取得できるので、警察署へ行き申請をしましょう。
他にもプラットフォームごとに規約があり、販売できる物や出品方法などに制限があります。利用規約は必ず一読してから利用しましょう。
3. せどりで脱サラしたら失敗しますか?
取り組み方次第ですが、残念ながら失敗事例があることは否めません…。
脱サラが失敗した人のよくある例は、以下のとおりです。
- 手元の資金が尽きて仕入れや生活ができなくなった
- 経費を考慮しなかったために赤字になった
- アカウントの信用を失い商品が売れなくなった など
脱サラする際に資金が乏しかったり、勉強せずに自己流で取り組み続けたりする人は失敗しやすいです。
正しい知識をつけ入念に準備をすれば、せどりで脱サラしても失敗する確率は低いでしょう。
脱サラはリスクのある取り組み方なので、まずは副業でも構わないので少額でも稼げるようになってから検討することをおすすめします。
せどり独立の失敗については「せどりの独立で失敗した事例3選!原因と対策も解説」の記事にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
せどりで多少の失敗は許容範囲!リカバリーしてステップアップしていこう
ビジネスをしていれば、誰でも失敗することはあります。もちろんせどりでも同じです。
せどり歴が長くなっても失敗することはあるため、必要以上に気にすることはありません。
多少の失敗は許容範囲だと受け止め、その後の取引でリカバリーするぐらいの気持ちで、余裕を持って取り組みましょう。
失敗も貴重な経験となります。経験を重ねて精度を上げ、稼げる力を地道につけていきましょう!