
薄利多売の転売をしていては利益が出にくいだけでなくリスクが高いため、継続が難しいです。
そこで今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、海外で高く売れるものについて解説していきます。
この記事を読むと下記のようなメリットがあります。
メリット一覧
- 海外で高く売れるものがわかる
- 海外輸出ビジネスの稼ぐコツがわかる
- 海外へ発送するときの注意点がわかる
日本と海外ではニーズが違うため、高く売れるものにも違いがあります。
国内ではあまり価値がないものでも、海外では想像できないほど高値で売れる商品は一定数あります。
しかし、日本国内にいては海外ニーズの把握はとても難しいため、高く売れる商品がわかりにくいものです。
この記事を読み終わった頃には、海外で高く売れるものについてマスターできる内容になっているため、ぜひ参考にしてみてください!
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。 クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画50本以上の攻略ノウハウ、さらには有料級リサーチツールまで提供していますので、ぜひご登録ください。
海外で高く売れるものの特徴3選
海外と日本ではニーズに違いがあります。そのため、海外のニーズを理解することで、高単価商品を販売できるようになります。
そこで、海外で高く売れる商品の特徴を3つピックアップしました。
- 希少価値が高い
- 日本製品
- ライバルが少ない
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.希少価値が高い
需要がある希少価値が高いものは高額になります。希少価値が高いものほど入手が困難なため、利益率も高くなる傾向にあります。
希少価値が高い商品の例は、日本限定グッズなどです。海外では日本限定グッズが手に入りにくいことから希少価値が上がり、高単価での販売が可能です。
数百円で手に入るオリジナルデザインの空き缶なども、海外では高値で販売されています。
国内では当たり前に手に入れられるものでも、海外でのニーズを理解すれば利益を拡大できるでしょう。
2.日本製品
日本製品は海外で高品質と評価されていることから、高値で取引されやすいです。
実際に日本のダイソーで売っている100円の商品(日本製)は、品質の高さから海外では高く売れます。
他にも肌に塗る化粧品も日本製なら安心して使用できることから、品質の高さを信頼されているようです。
日頃から何気なく使っている日本製の商品は、実は世界に誇れるブランドとなっています。
3.ライバルが少ない
取り扱う商品にライバル出品者が少ないことも重要です。商品を取り扱う人が多いほど供給量が増えてしまい、値段が下がってしまいます。
高い専門性が必要な商品を取り扱うと、参入障壁が上がってライバルが少なくなります。
専門性が必要な商品の例として、自動車パーツや楽器などが挙げられます。



一方で、アニメやゲームなどの商品は参入障壁が低いため、ライバルが増えやすい傾向にあります。ライバルが多い商品を扱うと価格競争に巻き込まれるため、高利益率は見込めなくなってしまいます。
これまでの知識と経験を活かして、自分だからこそ取り扱える商品を探してみてください。
海外で高く売れるもの8選
実際に海外で高く売れる商品にはいくつかありますが、ここでは8つ紹介します。
- アニメグッズ
- レトロゲーム
- 日本文化・伝統工芸品
- 化粧品
- 自動車・バイクパーツ
- レコード
- 楽器
- ブランド品
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.アニメグッズ
日本アニメのおもちゃやフィギュアなどのグッズは海外で人気が高いです。
熱狂的なコレクターも世界中に多いため、高値で取引されやすい傾向にあります。
- ナルト
- ドラゴンボール
- 新世紀エヴァンゲリオン
上記のような日本人なら誰でも知っているアニメは、放送が終了した現在でも根強い人気があります。
しかし、日本人の認知度が高く参入障壁が低いため、高い利益を出し続けるには工夫が必要です。
アニメグッズは初心者に取り扱いやすいジャンルのため、おすすめ商品と言えるでしょう。
2.レトロゲーム
日本のレトロゲームは海外の1部ファンに根強いニーズがあります。
レトロゲームを求めて海外から来日する熱狂的なバイヤーもいるほどです。
- ファミコン
- ゲームボーイ
- スーバーファミコン
- ネオジオ
上記は海外で高額販売できるレトロゲームの一例です。
しかし「コンバート品」と呼ばれる偽物のコピー商品も数多く出回っているので、取り扱う際は注意しましょう。販売する前にはコンバート品でないか、正常に動作するかなどを確認しましょう。
3.日本文化・伝統工芸品
日本文化の象徴である伝統工芸品は、独自のデザイン性や高い精密さから、海外でも人気があります。
日本文化が好きな親日家の方がコレクションとして集めています。
伝統工芸品は日本以外では手に入らず希少性が高いため、高額で取引されやすいです。
また、折り紙のような和を感じるものにも需要があります。身近にあるものでも海外のニーズによっては売れるので、リサーチは特に重要ですね。
日本の文化は海外から見ると独特に感じられるため、特に人気が高いことを覚えておきましょう。
4.化粧品
日本の化粧品は品質の高さから、海外で人気が高いです。米ぬかなど日本特有のものを使用した商品も売れています。
化粧品は消耗品のため、1度顧客を獲得すれば安定的に販売できる可能性が高いです。
日本の高品質な化粧品を安定的に高利益で販売できるのは嬉しいですね。
注意点として、化粧品に含まれる成分によっては、国や販売サイトの規約によって輸出入ができない場合があります。
代表例として、アルコール成分が入っている化粧品は出品できないケースが多いため、取扱いには注意が必要です。
仕入れの段階で利益ばかりではなく、バイヤーの国に出品や発送ができることも確認しましょう。
5.自動車・バイクパーツ
日本の自動車パーツも海外で人気のある商品です。海外では日本車のパーツを手に入れるのが難しいためです。
特に車高を調整するサスペンションは海外から高い評価を得ています。
サスペンションは海外でコイルオーバーと呼ばれることもあるため、販売時には注意が必要です。
自動車以外にもバイクや自転車のパーツなども人気を集めています。
また、日本車のパーツを販売する場合、同じ車でも年式や呼び名が違う場合があるため注意が必要です。
車に取り付けられない部品を販売してしまうと、クレームや返品に繋がってしまうので、正しい情報の入手を心がけましょう。
6.レコード
現在ではあまり馴染みのないアナログレコードも、高値で販売可能です。
レコードはコレクターが多いため、貴重なものにはお金を惜しみなく使う方が多数います。
レコードには独特の音の深みや厚みがあるため、音質にこだわるオーディオファンからの人気が高いです。
日本独自の帯がついているレコードでは、10万円程度で取引されていることもあります。
注意点として、アナログレコードを取り扱う際には、必ず音質のチェックをしましょう。
特にジャズやクラシックの購入者は品質に厳しいため、初心者が安易に取り扱わないほうが無難です。
7.楽器
日本のヤマハやローランド製の楽器は海外でも人気が高いです。
楽器は世界中で使われているため、高い需要を誇ります。特に人気があるのが、シンセサイザー。
シンセサイザーとは、色々な音を出せる鍵盤型の電子楽器です。日本製の品質の高さも評価され、海外では高値で取引されます。
楽器を取り扱う場合には、正常に音が出るか判断する知識や取り扱い方法などの高い専門性が必要です。
逆に言うと楽器に関するある程度の知識がないと参入できないため、ライバルが比較的少ないジャンルの1つです。楽器の知識がある方は、挑戦してみてください。
8.ブランド品
日本のブランド中古品は商品状態や品質の高さから、海外からの需要があります。
日本人と外国人では価値観が違うこともあり、日本ではあまり人気の出なかった色や形の商品も、海外では人気が出て高く売れることはよくある話です。



日本のブランド品については、アメリカやヨーロッパ以外にも東南アジアなどからも注目されています。
ブランド品も含め、日本製品の品質の高さは世界中に認知されているため、今後も需要は高まるでしょう。
海外輸出ビジネスで稼ぐコツ
海外輸出をするにあたって高単価で商品を売ることも大切です。しかし、単価以外にも輸出ビジネスで稼ぐコツはあります。
こちらでは、海外輸出ビジネスで利益を増やすための稼ぐコツについて、3つ解説します。
- リサーチを徹底する
- ツールを活用する
- 外注化する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.リサーチを徹底する
海外輸出ビジネスをするにあたってリサーチは命です。
日本で生活していると海外の需要やニーズも把握しにくいため、売れる商品の特徴はわからないものです。
リサーチをする上で最も大切なことは、とりあえず出品することです。出品してみてバイヤーの反応を確認しながら、試行錯誤を繰り返しましょう。
気になる商品はどんどん出品して、仮説検証を繰り返しながら売れるものを探しましょう。



リサーチ方法については、以下の記事で詳しく解説しています。リサーチを通して稼げる思考法もわかるようになっているため、気になる方はぜひご一読ください。


2.ツールを活用する
ツールの活用は売上アップ、時間短縮に必要不可欠です。
自分が商品を販売する方法によって、利用するツールは異なります。
- eBay
- amazon
- Esty
- 自社ショップ
それぞれ専用のツールがあるため、自分にあったものを使用しましょう。
また、ツールは必ず使えば売り上げがアップするものではないので注意が必要。あくまで出品者を助けるツールに過ぎないので、自身のスキルアップは必須です。
なお、eBayで販売する際におすすめのツールは、以下の記事で解説しています。出品から在庫管理まで、各フェーズごとにおすすめツールをピックアップしているため、ぜひご一読ください。


3.外注化する
外注化することで時間に余裕が生まれるため、他の作業にも着手できるようになります。
空いた時間でリサーチを増やし、売上や利益の拡大に繋がります。
特に発送作業の外注化がおすすめです。発送作業は単純作業が多く、誰がやっても結果が大きく変わることはありません。
それどころか、外注化をするメリットは、作業の際に生じるミスが減って余計なコストがかからないことです。
例えば発送作業の場合は専門業者に依頼することになるため、あらゆるバイヤーの状況に対応してくれます。
副業でせどりに取り組まれている方こそ、自分の時間を確保するために検討してみてください。
発送作業の外注化については、以下の記事で詳しく解説しています。おすすめの発送代行会社についても解説しているため、気になる方はぜひご一読してみてください。


海外へ発送するときの注意点3つ
高く売れる商品を仕入れて海外へ発送する際に、気をつけるべき点はいくつもあります。
こちらでは海外へ発送するときの注意点について、3つ解説します。
- 仕入れた商品の状態を確認する
- 為替を意識する
- 発送できないものを理解する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.仕入れた商品の状態を確認する
商品状態を確認せずに発送した場合、返品される場合があります。海外からの返品は金額も高く、余計なコストがかかります。
- 洋服のサイズ表記が日本と違い勘違いをする
- 中古品の傷や汚れ
- 精密機器が正常に動作しない
- 偽物を仕入れてしまう
必ずバイヤーに発送する前に、上記の内容を確認しましょう。
特にアナログレコードや精密機器などの動作チェックは必ず行うようにしてください。少しの音の違いや動作しない箇所などがあれば、すぐに返品されてしまいます。
ビジネスを続けていくためにも、お客さんが満足のいく商品を提供し続けましょう。
2.為替を意識する
海外への輸出ビジネスは為替も利益に影響します。
為替について以下の表にまとめてみました。
円安 | 円高 | |
円の価値 | 円の価値が低い | 円の価値が高い |
例 | 1ドル100円から110円になる | 1ドル100円から90円になる |
輸出入への影響 | 輸出:〇 輸入:△ | 輸出:△ 輸入:〇 |
ECサイトでの表記が円なら出品者側の為替リスクはありませんが、円高になればバイヤーの購入意欲が低下します。
販売価格を外貨表記にした場合は出品者側が為替リスクを抱えるため、バイヤーへの影響は少ないです。
為替の変動によって利益が大きく変わってしまうため、これを機にぜひ意識してみてください。
3.発送できないものを理解する
輸出ビジネスをしていく上で、商品によっては日本から発送できなかったり、承認が必要になったりします。
国ごとに輸入が禁止されているものが決められているので、必ず確認が必要です。仕入れた商品も販売できなければ、損失に繋がるだけになります。
また、販売するサイトによっても細かい発送ルールが設定されており、注意が必要です。ちなみにeBayの場合は以下のようなルールがあります。
- 下着や靴下の汚れた衣類はNG
- 偽ブランド品はNG(著作権侵害)
必ず販売サイトのルールを確認してから、海外輸出ビジネスを始めましょう。
eBay輸出で売れる商品については、以下の記事で詳しく解説しています。出品のルールについても紹介しているため、気になる方はぜひご一読ください。


海外で高く売れるものを販売するときはeBayを活用しよう!
海外輸出ビジネスで高く売れる商品の特徴は以下の3つです。
- 希少価値が高い
- 日本製品
- ライバルが少ない
リサーチで高く売れる商品を見つけたら、販売する方法が特に重要になります。おすすめの販売先はeBayです。
eBayは世界190カ国で利用されており、バイヤー数も1.47億人と世界最大規模のオークションサイト。
中古の希少価値が高いものについては、値段が跳ね上がる場合があります。
出品制限や英語でのやり取りが必要などデメリットもありますが、やり方次第では月に数百万円の利益も十分に可能です。
日本からの輸出ビジネスをする上でeBayはまだまだ稼げます。
なお、eBayで高利益商品を販売して利益を上げる方法については、以下の記事で解説しています。月100万円稼げる可能性もあるため、ぜひご一読ください。

