
海外転売とは商品の輸出入により販売し、利益を出すビジネスモデルです。
海外と取引するために国内の転売より難易度が高く感じてしまい、なかなか一歩を踏み出せない人も多いです。
そこで今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、海外転売について解説していきます。
この記事を読むと下記のようなメリットがあります。
メリット一覧
- 海外転売について理解できる
- 海外輸出転売の4つの方法が分かる
- 海外輸出転売のメリットや注意点を理解できる
- 海外輸出転売の始め方が分かる
海外転売と国内転売では注意すべき点が変わってきます。国内転売で実績を上げたからと言って、海外転売で利益を出せるとは限りません。
ぜひ最後まで読んで、海外転売について理解を深めましょう!
なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。 クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画50本以上の攻略ノウハウ、さらには有料級リサーチツールまで提供していますので、ぜひご登録ください。
海外転売は儲かるのかサクッと解説
海外転売には大きく2種類あります。
- 海外輸入転売
⇒ 海外から商品を仕入れて国内で売る方法 - 海外輸出転売
⇒ 国内の商品を仕入れて海外へ販売する方法
個人で稼ぐなら海外輸出転売がおすすめです。
輸入転売は国内バイヤーのライバルが多いため、商品が売れにくい特徴があります。なかなか商品が売れずに挫折してしまう人も多いです。
輸出転売なら世界中の人を対象に商売ができるため、広いマーケットにチャンスが沢山あります。
海外へ輸出するためにハードルが高いように思えますが、正しい方法で実践すれば、誰でも利益を出せるでしょう。



海外輸出転売の4つの種類について解説
海外輸出転売にも複数の種類があり、個人でも稼げる4つの方法について解説していきます。
- eBay輸出
- Amazon輸出
- 中国輸出
- 自社ECサイトから輸出
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.eBay輸出
eBayは190カ国以上で利用されている、世界最大のオークションサイトです。
オークション形式も利用できますが、即決価格でも十分に売れやすいのが特徴です。
そのため、高額商品でもすぐに売れる可能性は十分にあります。
また、eBayは自身のショップを開けるため、ブランド化も可能です。特定のジャンルに特化して世界中にファンを作ることで、安定して利益を出し続けられます。
eBay輸出の始め方については関連記事「【初心者必見】eBay輸出の始め方5ステップ!継続的に稼ぐコツについても4つ解説」にて詳しく解説しています。


稼ぐコツについてもわかるようになっているので、ぜひ参考にしてみてください!
2.Amazon輸出
Amazon輸出とは日本のAmazon.co.jpではなく、海外のAmazon.comに商品を出品する方法です。
海外では入手困難な日本製品を出品して利益を得ます。
稼ぐには主な販売先になるアメリカのトレンドや需要のリサーチがとても重要です。リサーチに慣れれば、急成長しているAmazonとともに利益を上げていけるでしょう。



3.中国輸出
ECサイトの「天猫」や「タオバオ」に商品を出品することで、中国への輸出ビジネスを行えます。
日本のユニクロや無印良品なども中国に進出し、高い人気を誇っています。
14億人の中国人を相手に商売を進められれば、よりたくさんのチャンスに巡り合えるはずです。
また、中国輸出を始める際は、タオバオがおすすめです。タオバオはCtoC(個人から個人に販売)のため、手数料も安く登録が簡単です。
タオバオと並んで中国ECサイトで有名な天猫はBtoC(企業から個人に販売)のため、個人転売には不向きな特徴があります。
副業やフリーランスなど個人規模で中国輸出を始める方は、タオバオがおすすめです。
4.自社ECサイトから輸出する
自社ECサイトを立ち上げて、海外へ商品を販売する方法があります。
個人規模では難しく感じる方も多いですが、ネットショップ作成サービスを利用すれば簡単にサイトの作成が可能です。
プログラミングやWebデザインの知識がなくても、自分好みにサイトをアレンジできます。
しかし、自社ECサイトは集客が難しいため、個人でマーケティング戦略などを考える必要があります。
お客さんに認知され、商品が購入されるまでの間は、辛抱強く継続しなければなりません。
商品が売れたときのみ手数料が発生するサービスもあるので、自身のリスク許容度に合わせて利用するサービスを選びましょう。



海外輸出転売をするメリット3選
海外へ商品を輸出することは難しく感じる方も多いでが、実はメリットが多数あるビジネスです。
- ライバルが少ない
- 日本製品の人気が高い
- 在宅で稼げる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.ライバルが少ない
参入障壁が高いため、海外輸出転売はバイヤーのライバルが少ないです。
- 輸出へのハードルが高い
- 商品リサーチが難しい
- 外国語の対応をしなければならない など
多くの人は上記のような不安要素を抱えているため、なかなか輸出転売を始められません。
特に外国語に不安を感じる方が多いですが、翻訳アプリを利用すれば十分に対応可能です。
お客さんや仕入れ先とはチャットやメールなどでやり取りをするため、翻訳アプリで調べながら会話ができます。
なお、おすすめの翻訳ツールについては「【時短】eBay輸出は翻訳サイトを活用しよう!導入方法や利用するときのコツも紹介」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。


また、輸出についても代行業者を利用すれば、ルールを破ることなく安心して発送が可能です。
リサーチについても継続して利益商品を探していけば、誰でも見つけられるようになります。
便利なリサーチツールも複数あるので、利益アップに貢献してくれます。
まずはリスクを抑えて小さく始めつつ、わからないことを調べながらスタートしましょう。
2.日本製品の人気が高い
日本製品は海外から非常に人気が高いです。
商品の品質の高さから「Made in Japan」は一つのブランドとなっています。海外では日本製の食品や化粧品など、健康に関わるものも安心して利用しているようです。
そのため、海外では入手困難な日本製品は値段が多少高くても売れやすくなっています。
海外で売れやすい商品については関連記事「【高利益も狙える】eBay輸出で売れるもの10選!出品禁止商品についても併せて解説」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
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3.在宅で稼げる
パソコンとネット環境があれば、輸出転売はすべて在宅で稼げます。
- リサーチ
⇒ ネットで検索 - 仕入れ
⇒ ネットから購入 - 販売
⇒ サイトへ出品 - 発送
⇒ 自宅に商品を取りに来てもらう宅配サービスを利用
仕入れや発送をする際に外出する場合もありますが、完全在宅でも利益を得られます。
時間や場所に制限がないため、海外輸出転売は副業や主婦の方にもおすすめです。
海外輸出転売の始め方4ステップ
海外輸出転売は4つの手順で行われます。
- リサーチをする
- 仕入れを行う
- 出品する
- 発送する
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.リサーチをする
輸出転売は仕入れる商品を決めるリサーチが最も重要です。売れる商品を安く仕入れられれば、利益を出すことは難しくありません。
売れる商品をリサーチする方法はさまざまです。
- 過去に売れた商品を探す
- ライバルセラーの出品物を参考にする
- SNSからトレンドを知る など
初めて転売をする場合は、商品が売れるか不安になることもあるでしょう。しかし、仕入れて販売してみることもリサーチ方法の1つです。
売れた商品の特徴を把握して売れなかった原因を考え、次のリサーチに活かしていけば、利益を増やしていけるでしょう。
リサーチの方法については関連記事「【2022年版】eBay輸出のリサーチ方法と商品が見つからない時の対処法4選」にて詳しく解説しています。


リサーチ力を上げるコツがわかるようになっているので、参考にしてみてください!
2.仕入れを行う
リサーチをしたら、実際に販売する商品を仕入れます。
実店舗やネットショップなどさまざまな仕入れ先があります。
実店舗から仕入れる | ・家電量販店 ・中古品販売店 ・100均ショップ など |
ネットショップから仕入れる | ・国内のネットショップ ・フリマアプリ ・オークションサイト ・海外モール など |
仕入れの基本は、できるだけ安く仕入れることです。
輸出転売にかかるすべての手数料や送料なども考慮して、利益が出る商品を仕入れましょう。
仕入れについては関連記事「【徹底解説】せどりで安く仕入れる方法や仕入れ前に知っておきたい注意点5選!おすすめの仕入先も公開」にて詳しく解説しています。


また、仕入れた商品が売れるか不安な方には、0円仕入れから始めてみるのもいいでしょう。
0円仕入れについては関連記事「【徹底解説】0円仕入れは可能?メリットやデメリットとおすすめ入手方法6選」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


3.出品する
商品を購入して仕入れたら、サイトに出品します。
出品する方法はサイトによって異なるため、自身で調べながら販売してみてください。
どのサイトでも販売する際の重要なことは共通しています。
- 商品画像を鮮明に
- 商品説明を詳細に
お客さんが必要としている情報の記載は忘れないようにしましょう。



記載する情報が少なかったり、間違いがあったりするとトラブルが起きてしまい、商品を返品されるリスクもあります。
お客さんが求めている情報を正確に載せ、商品についての悩みを取り除いてあげましょう。
4.発送する
出品していた商品が売れたら、発送しましょう。
自身で輸出を行うことは大変なので、発送代行業者の利用がおすすめです。
国内の業者のもとへ商品を発送すれば、難しい輸出業務を代行してお客さんへ発送してくれます。
発送代行業者は輸出のプロのため、関税や輸出禁止物のミスが減り、余計なペナルティ手数料もかかりにくいです。
発送代行業者のおすすめについては関連記事「【メリット多数】海外発送代行のおすすめ会社7選!自分にあった業者の選び方についても解説」にて詳しく解説しています。


代行業者の選び方に迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。



海外輸出転売をする際の注意点3つ
海外へ輸出転売する際に気をつけるべき点は以下の3つです。
- 販売できない商品がある
- 送料が高い
- 為替や国の情勢に左右される
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.販売できない商品がある
販売する国やサイトによって、取り扱いが禁止されている商品があります。
日本では以下のような物が輸出禁止です。
- 麻薬や覚醒剤など
- 児童ポルノ
- 特許権などを侵害するもの など
また、eBayで商品を販売する場合には、国の輸出入のルールとは別に以下のような取扱禁止商品があります。
- 下着・靴下や汚れた衣類
- 偽ブランド品
- 著作権を侵害するもの など
商品を仕入れる前には必ず、税関や販売するプラットフォームのルールを確認しましょう。



2.送料が高い
海外転売は商品を輸出することになるため、国内転売に比べると送料が高くなります。
販売する商品の特徴や発送する国に合わせて、配送方法を使い分けると送料を下げられます。
参考までに、送料が高くなりやすい状況の特徴について、以下の表にてピックアップしてみました。
比較的安い状況 | 高くなりやすい状況 |
・アジアなどの近場 ・サイズが小さい ・壊れにくい | ・日本から遠い国 ・サイズが大きい ・壊れやすい |
初心者のうちは送料が比較的安い商品を取り扱いながら、最適な配送手段を考えるようにしましょう。
3.為替や国の情勢に左右される
海外転売ビジネスは為替の影響によって、利益が大きく増減します。
円安の際に商品を輸出して販売すれば、円高のときよりも利益は高いです。
- 円高の場合(1ドル100円)
⇒ 10ドルで商品を売れば、売り上げは1,000円 - 円安の場合(1ドル130円)
⇒ 10ドルで商品を売れば、売り上げは1,300円
また、パンデミックや国の情勢によって商品が発送できないリスクもあります。



自身のターゲットとする国の情勢が不安定になって商品が売れなくなれば、利益も大幅に減少します。
為替や各国の情報をしっかりと入手し、対策を考えながら転売をしていきましょう。
海外転売を正しく理解して、利益を目指そう!
海外転売には大きく2種類があります。
- 海外輸入転売
- 海外輸出転売
おすすめは日本から海外へ商品を売る輸出転売です。
- ライバルが少ない
- 日本製品の人気が高い
- 在宅で稼げる
上記のように輸出転売にはメリットが多数ある一方で、取引の際には以下の注意が必要です。
- 販売できない商品がある
- 送料が高い
- 為替や国の情勢に左右される
メリットや注意点をしっかり理解した上で行動に移すことで、リスクを抑えて輸出転売を始められます。
初めて輸出転売を行う方には、eBay輸出が最もおすすめです。
eBayは自身のショップを開いて商品を販売するため、ブランド化が可能です。世界中にショップのファンを作ることで安定して販売していけます。
また、オークション形式のため希少な商品は値段が吊り上がり、利益が倍増する可能性もあります。
eBay輸出はプランによっては無料で始められるので、興味がある方はぜひ始めてみてください!